マガジンのカバー画像

オタク女子マーケティング研究所

13
腐女子・夢女子・2.5次元沼・声優沼...あらゆるオタク女性の消費行動やBL業界に関する記事を掲載します。
運営しているクリエイター

#購買行動

2.5次元には興味ナシ!?オタクマーケの常識を覆すBLファンの実態とは

皆様はBLを愛好する方に対し、どのようなイメージをお持ちでしょうか。 メディアでの取り上げられ方などにより、BL好き=女性向けソーシャルゲームやアイドル、2.5次元ミュージカルなどが好きな「オタク女子」だというイメージが根付いていると思われます。 しかし、弊社が「ちるちる」のユーザーを対象にアンケートを行ったところ、驚きの結果となりました。なんと、それらのジャンルに対し「興味がない」という回答が最も多く寄せられたのです。 その他、『鬼滅の刃』をはじめとした人気アニメや、

腐女子「私が書店員なら…」"共感"でバズる本屋のBL棚×SNSマーケ

以前バズった、こちらのツイートをご覧になったことはありますか? こちらは「ちるちる棚」。今回は、話題の種となったこちらの企画の裏方を解説していきます! 起点は「B+LIBRARY(ビープラスライブラリー)」 こちらは、ちるちると日販さんと行ったコラボ企画!BL初心者から玄人まで、自分にあったBL作品を探せる小冊子「B+LIBRARY」を無料で配布しました。 毎号、表紙をヨネダコウ先生、紗久楽さわ先生、ナツメカズキ先生、桜日梯子先生、キヅナツキ先生等、人気BL作家さんが

【withコロナ時代】購買行動が変化。デジタル書籍が売れる"BL消費"アンケート調査

2020年3月から叫ばれている外出や大規模イベントの自粛。消費者の行動が制限され変化したことにより、消費行動が様変わりすることとなりました。 ウイルスと人類の戦いは根深く長期間に渡り、新型コロナウイルスの混乱が収まる「アフターコロナ」ではなく、ウイルスを避けつつ共存していく「withコロナ」の時代が続くと一説には言われています。フェス等人が集まるイベント、映画など密閉空間での娯楽等、"コロナ前"と"コロナ後"でエンタメの楽しみ方が変化し遷移していく…そんな過渡期に私たちは今

【沼が深い】BL漫画レーベルポジショニングマップ2020

今や日本のみならず、世界にもBL愛好者・腐女子が多く存在する。年々上昇する消費者のニーズの高度化・多様化はBL作品も同様に現れており、毎年新たなBLレーベルが誕生していることをご存知でしょうか。 今回は、BL雑誌(紙・WEB媒体含む)やレーベル、出版社の作品傾向をマッピング! ちるちる編集部のBLソムリエたちと共に「あーでもないこーでもない」と議論を交わし、「BLポジショニングマップ」を作成しました。 ▼レーベルの好みや傾向の診断はこちら▼ クセのある味わい「パクチー系