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犬アレルギーが家族にいる中、プードルを迎えられた理由


チリと対面したのは、2021年12月、コロナ禍でした。
犬を飼う人が大勢いた時期。それはドイツも同じ状況。ロックダウン期間でやれることが限られていた中、私たちは犬と一緒に過ごしたい、という思いが募っていき、それも飼うきっかけになったのは確かです。ただ、その前も含め、ここ7,8年ずっと考えてきました。結果、熟考に熟考を重ねつつ、勢いも後押しして、犬探しを始めました。
まず初めに、ドイツで犬を探す方法は一般的に2種類です。1つ目は、Tierheim(ティアハイム)と呼ばれる動物保護収容施設から。2つ目は、ブリーダーから。私たちも、この2つから探す作業を始めました。探して会いに行くうちに、長女に犬アレルギーがあることが発覚。そこで泣く泣く一旦諦めました。ですが、少し時間がたってもやっぱり諦めきれず、犬アレルギーが出にくい犬なら、と思い再度探し始めました。ただ、そういった犬種はTierheimで探すのはなかなか難しいため、ブリーダーに絞って探し始めました。まずは、ラブラドゥードル、ゴールデンドゥードルなどのプードルとのミックス犬に会いにいきました。残念ながら、長女はそれらの犬に対しても、なんとなく痒みを感じるかもしれないという不安要素があったので、プードルを試してみよう。これでダメなら犬を飼うのはとりあえず諦める。と決めてプードル限定で探しました。そこでチリに出会いました。
実際にチリを迎えてからの長女は、必要以上に触らないようにと意識して接していました。そうはいっても、長女はチリを可愛がっていたので、舐められ時はその部分をすぐに水で洗い流し、長女の部屋はチリは入れず、他の部屋はこまめに掃除機をかけ、できるだけ換気をしていました。そうやって、最初の1年ぐらいは直接舐められたところがうっすら赤くなったり、微妙に痒みが出たりしつつ、不便はないものの、気をつけながら生活していました。そうしているうちに、いつしか、そういった症状がなくなり、今はチリに対してのアレルギーは出なくなっています。

ブリーダーの家にいたとき
左は兄弟、右がチリ

写真は、まだお迎えする前のブリーダーの家でのチリです。mp4の動画からのキャプチャー画像で、残念ながらクオリティが良くありません。。
私の記憶が定かではありませんが、確か6匹兄弟中、最後の2匹だけ残っていました。そして体が大きめで、好奇心旺盛の子犬だったチリを、ドイツ中部、テューリンゲン州にある小さな村からお迎えしました。

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