平野裕二

子どもの権利や人権に関する国際的な動向についての情報を主に発信しています。自営業(翻訳)。 https://www.facebook.com/yujihirano.arc https://w.atwiki.jp/childrights/

平野裕二

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    • 子どもの意見表明・参加

    • ヨーロッパにおける子どもの権利関連の動向

    • 国内人権機関/オンブズパーソン等

      子どもオンブズパーソン/コミッショナーを含む国内人権機関(NHRI)関連の記事のまとめです。

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    アイルランド子どもオンブズマン事務所、国連・子どもの権利委員会に2つのレポートを提出

     アイルランドの子どもオンブズマン事務所(OCO)は、国連・子どもの権利委員会による同国の定期報告書審査に向け、政府から独立の立場で同委員会に提出した2つの報告書を公開しました(9月7日)。 ★ Ombudsman for Children's Office submits two major reports to UN Committee on the Rights of the Child https://www.oco.ie/news/ombudsman-for-ch

      • 子どもに対する暴力に関する国連事務総長特別代表、国連総会に提出した年次報告書のチャイルドフレンドリー版を発表

        〈国連システムにおける子ども参加の現状と課題〉で紹介しましたが、2019年7月から子どもに対する暴力に関する国連事務総長特別代表を務めているナジャート・マーラ・ムジード(Najat Maalla M'jid)さんは、10月1日(UTC/協定世界時)、同特別代表が国連総会第77会期に提出した年次報告書の概要について子どもたちに説明するオンラインイベントを開催します(ウェビナー登録はこちらから)。国連人権理事会第49会期での年次報告の発表に先立って行なわれた同様のイベントに続く取

        • 国連・自由権規約委員会、気候変動の悪影響から先住民族を保護するための十分な措置をとらなかったとしてオーストラリアの規約違反を認定

           国連・自由権規約委員会は、気候変動の悪影響から先住民族(トレス海峡諸島民)を保護するための措置が不十分であるとして、オーストラリアの規約違反を認定しました(7月21日「見解」採択/9月22日公表)。 1)UN News - Australia: Groundbreaking decision creates pathway for climate justice on Torres Strait Islands https://news.un.org/en/story/2

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          • 国連・子どもの権利委員会の第91会期が終了:一般的意見26号の草案は11月公開予定

             ジュネーブで開催されていた国連・子どもの権利委員会の第91会期が終了しました(9月23日)。  プレスリリースはまだ出ていませんが、閉会会合の動画アーカイブを確認し、いくつかの動きを紹介しておきます(9月26日追記:プレスリリースが出ました。23日付ですが、実際に掲載されたのは26日です)。 ■ 委員会は、今会期、一般的意見26号(とくに気候変動に焦点を当てた子どもの権利と環境)の第1次草案を採択しました。第1次草案は11月に公開され、意見募集が実施される予定です(一般

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            子どもの権利をめぐる国際動向(2022年4月~6月)

             この投稿は、私も代表委員のひとりである子どもの人権連の機関誌『いんふぉめーしょん 子どもの人権連』172号(2022年8月)に掲載された原稿です。関係者の了解を得て、有料記事としてアップします。私が Facebook および note で行なっている投稿のなかから、子どもの権利をめぐる国際的動向に関する主なニュースをピックアップして要約したものです(一部、日本国内の動きを取り上げることもあります)。該当する投稿にリンクしていますので、この間の国際的流れを概観し、関心のあるニ

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            国連・教育変革サミット閉幕――世界を変えるための教育に向けて

             9月16日・17日・19日の3日間にわたって開催された国連・教育変革サミット(TES)が閉幕しました(6月末に開催された「プレサミット」および9月16日に発表された「ユース宣言」に関する投稿参照)。日本での関心は高いとは言えないようですが、いくつかのニュースで取り上げられています。 1)NHK:「国連教育変革サミット」女子生徒の教育の権利や重要性訴える https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220920/k10013828331000.ht

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            国連システムにおける子ども参加の現状と課題

             国連で「子どもの権利の主流化に関するガイダンスノート」の作成が進められていることについては、前回の投稿でお知らせしたとおりです。  そのことにも関わる話ですが、セーブ・ザ・チルドレン国際連盟は、国連システムにおける子ども参加がどのぐらい進んでおり、今後さらに強化していくために何が必要かについての調査を実施し、2021年12月に『いっしょに決める!:国連プロセスへの子ども参加の強化』(Together We Decide!: Strengthening child part

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            国連「子どもの権利の主流化に関するガイダンスノート」作成に向けた動き

             Facebookでとりいそぎ報告しておきましたが、9月8日、国連総会(第76会期)本会議で「国連ユース事務所(UN Youth Office)の設置」に関する決議(A/RES/76/306)が無投票で採択されました。  新たな事務所は、既存のユース担当国連事務総長特使事務所を統合する形で、国連事務局内に設置されます。国連システムにおける若者関連の問題の主流化と若者参加の進展が期待されます(なお、国連では通常、15~24歳の年齢層を若者と位置づけています)。事務所代表等の選

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            国連・教育変革サミット:ユース宣言(9月16日)

             9月16日からニューヨークの国連本部で教育変革サミット(Transforming Education Summit: TES)が始まりました(6月末にパリのユネスコ本部で開催された「プレサミット」についての投稿も参照)。  プログラムはこちらのページに掲載されています。16日「動員デー」(Mobilization Day)、17日「解決策デー」(Solutions Day)、19日「指導者デー」(Leaders Day)の3日にわたる国際会議です(それぞれの日の趣旨につい

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            国連・子どもの権利委員会の一般的意見26号(子どもの権利と環境)に関する子ども・若者アンケートの結果が発表される

             国連・子どもの権利委員会が3月末から6月末にかけて実施した、一般的意見26号(とくに気候変動に焦点を当てた子どもの権利と環境)に関する子ども・若者(18歳未満)向けオンラインアンケートの結果が報告書として発表されました(9月14日)。  報告書はこちらのページからダウンロードできます。日本を含む103か国の子どもたち7,416人から回答がありました。  報告書では、次の5つの論点について、子どもたちから寄せられた回答がまとめてあります。 1)気候変動と環境危害の影響

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            国連・障害者権利委員会、脱施設化に関するガイドラインを発表

             国連・障害者権利委員会は、9月9日、「緊急事態下におけるものを含む脱施設化についてのガイドライン」(CRPD/C/27/3: Guidelines on deinstitutionalization, including in emergencies、先行未編集版)を発表しました。「第19条:自立した生活及び地域社会への包容」に関する委員会の一般的意見5号(2017年)や、障害者の自由および安全に対する権利(条約14条)についてのガイドライン(2015年、日本語仮訳PDF)

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            国連・障害者権利委員会による日本への勧告抄訳(子ども/教育関連)

            障害のある子ども(第7条) 17.委員会は、次のことを懸念とともに認める。  (a)母子保健法で規制された早期発見・療育制度が、医学的検査を通じて障害児を社会的隔離へと方向づけており、コミュニティにおけるインクルーシブな生活の展望を妨げていること。  (b)意見を聴かれ、かつ自己に影響を与えるすべての事柄について自由に自己の意見を表明する障害児の権利が、関連するすべての法律(児童福祉法を含む)において明確に承認されていないこと。  (c)家庭、代替的養護および保育の場面にお

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            国連・障害者権利委員会による日本の第1回報告書審査――障害のある子どもの権利に関わる質問

             8月22日から23日にかけて、ジュネーブ(スイス)で国連・障害者権利委員会による日本の第1回報告書審査が行なわれました。審査の様子は以下のアーカイブ動画で確認できます。日本語による通訳および回答は、ボリュームマークの右にある丸(Language)をクリックして Original を選択すると聞くことができます。 -22日:https://media.un.org/en/asset/k1k/k1k93alkiw -23日:https://media.un.org/en/a

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            子どもオンブズパーソン/コミッショナー設置国リスト(非公式)

            掲載国一覧 ※英語国名のアルファベット順。地域分類はOHCHR(国連人権高等弁務官事務所)の分類に依拠した。 【ヨーロッパ・中央アジア】(43か国) (ENOC加盟機関=34か国・43機関;準メンバー含む) アルバニア/アルメニア/アゼルバイジャン/ベルギー/ボスニアヘルツェゴビナ/ブルガリア/クロアチア/キプロス/デンマーク/エストニア/フィンランド/フランス/ジョージア/ギリシャ/ハンガリー/アイスランド/イタリア/アイルランド/ラトビア/リトアニア/ルクセンブルク/

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            フィリピン教育省、「権利を基盤とする教育」の推進を通達

             フィリピン教育省は、6月27日、基礎教育において「権利を基盤とする教育」(rights-based education: RBE)の枠組みを採用すると宣言する省令を発出しました。 ★ Pressenza: Philippines adopts rights-based education https://www.pressenza.com/2022/07/philippines-adopts-rights-based-education/ 「子どもの権利政策:フィリピン

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            武力紛争時の子どもの誘拐/気候変動を背景として移動する子どもの保護に関する新たな国際的指針

             危険な状況に置かれている子どもを保護するための新たな国際的指針がユニセフ(国連児童基金)などによって相次いで発表されたので、紹介します。 子どもと武力紛争に関する国連事務総長特別代表/ユニセフ:武力紛争時の子どもの誘拐に関するガイダンス  7月18日に発表されたこのガイダンス(Guidance Note on Abduction)については、UN Newsの記事の日本語訳がヒューライツ大阪のニュースに掲載されていますので、そちらをご参照ください。 ● ヒューライツ大阪

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