childdust

気まぐれに詩や短文を書いています。偶に内容が過激かも知れません。すみません。

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記事一覧

赤ちゃん返り みっともない
赤ちゃん返り してもいいよ
飲み込んだ分 たくさん泣いていいんだよ

childdust
3か月前

願い

かつて、死ぬことが凄く怖かった幼い僕は 遠い昔に死んでしまった。  だから僕は幽霊みたいに此処に残るしかなくなってしまった。  冷たいフローリングの上で空を恋し…

childdust
9か月前

希望

 あれが欲しいこれが欲しい、ああしてほしいこうしてほしいと望むより先に「ただ傍にいて欲しかった」という気持ちにもっと早く向き合えていたらどれ程変われただろう。け…

childdust
1年前

眠ることが怖くなる夜も
目を覚ますことが怖くなる夜も
それでもどうせ朝は来る。

childdust
1年前
1

日記 鬱の先に

 鬱の先に何があるのだろう。望むべくは寛解である。それは明白だ。  だがそもそも何故鬱になるのだろう?遺伝的な要因もあれば環境的な要因もある。それは自然なことだ…

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1年前
2

小さな灯りとライターと

 幸せは蝋燭に灯る小さな火のようなもの。風が吹くたび揺れる火を見て一々怯えなければならないぐらいなら、私は自分で吹き消してしまう。  たとえ自分の手にライターが…

childdust
1年前
2

日記 やりきれない日々に/思い出したこと

 今年に入ってもう三月も半ばを過ぎた。明明後日は誕生日。漸くだかあっという間だか25歳になる。我ながらよく生きてきたような気もする。  近頃は宗教に関連した夢を見…

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1年前

何に対してもわかり易い物差しでしか物事を測れなくなることが怖い。

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1年前
1

日記 絶えない阿呆な願望

 私は毎日更新される自殺者数に加わっていないだけなのではないかと時々思う。  駅のホームに立てば眼前に死があり、ベランダに立てばそこにも死があり、高い建物を見て…

childdust
1年前

計算機

私はあなたの完全なチューリングマシン。 あなたの理想を 出力します 出力します 出力します   無理解と、不条理を愛情に掛けて、割り出します。 優しさと、憎しみを、期…

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1年前

日記 夢の話

 お父さんと打ち上げ花火を見てる夢を見た。高い丘の上に大勢の人が集まっていて、私達もそこに居た。長いベンチに座って闇夜の中で輝いては消えていく光の粒を眺めていた…

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1年前
4

好き

君が言った拙い「すき」が僕は大好きだった。

childdust
1年前
4

猜疑心で自分を殺し、好奇心で他人を殺す。そういう人生は本当に楽しいだろうか?

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1年前
1

やさしさ

ガラスケースの中に収まらない だけどもう、手からするする滑り落ちることもなくなった ふわふわと軽くあたたかく、時々胸にじんわり沁み渡る。ふしぎなもの。たぶんそれ…

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1年前
8

日々

誰かの穏やかな日常を 他愛のない会話を 何気ない瞬間を 尊く思う。 ぼくはそれを幸せだと思う。

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1年前
3

願望

好きなことから逃げても好きなことが追いついてくる。どうせ逃げられない、諦めろ。向き合え、そして愛せ。

childdust
1年前
2

赤ちゃん返り みっともない
赤ちゃん返り してもいいよ
飲み込んだ分 たくさん泣いていいんだよ

願い

かつて、死ぬことが凄く怖かった幼い僕は
遠い昔に死んでしまった。

 だから僕は幽霊みたいに此処に残るしかなくなってしまった。

 冷たいフローリングの上で空を恋しがって、僕は今日もアスファルトに踏み出す。

希望

 あれが欲しいこれが欲しい、ああしてほしいこうしてほしいと望むより先に「ただ傍にいて欲しかった」という気持ちにもっと早く向き合えていたらどれ程変われただろう。けれども、その気持ちに気がついている中で受ける仕打ちが辛ければ、苦しみは増すだけなんだということもよく知っている。
 代わりは無くて、巻き戻すのは地獄で、やり直すことはもうできない。
 ただ出来ることは今の自分を認めて前に進んでいくこと。

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眠ることが怖くなる夜も
目を覚ますことが怖くなる夜も
それでもどうせ朝は来る。

日記 鬱の先に

 鬱の先に何があるのだろう。望むべくは寛解である。それは明白だ。
 だがそもそも何故鬱になるのだろう?遺伝的な要因もあれば環境的な要因もある。それは自然なことだ。誰もがそうなる可能性がある、そんな病だ。
 「病は気から」と昔からいう。いつもの気分はどんなだろう?元気なふりをしても寧ろ虚しさに襲われるだけだ。それこそ経験から知っている。無様な道化になるのは心身共に良くない。結果的に自らを病ませること

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小さな灯りとライターと

 幸せは蝋燭に灯る小さな火のようなもの。風が吹くたび揺れる火を見て一々怯えなければならないぐらいなら、私は自分で吹き消してしまう。
 たとえ自分の手にライターがあっても、それがいつでも点くとは限らない不良品だとしたらどうだろう。その上、蝋燭があと何本残っているのかも分からないとしたら?心許なくて仕方がない。いつもそんな気分だ。
 眼が慣れるのを待って、障害物が無いか辺りを見回す。自分を脅かす存在が

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日記 やりきれない日々に/思い出したこと

 今年に入ってもう三月も半ばを過ぎた。明明後日は誕生日。漸くだかあっという間だか25歳になる。我ながらよく生きてきたような気もする。

 近頃は宗教に関連した夢を見ることが増えたように思う。目が覚めると大抵は忘れてしまうのだが、私にとっての非日常であり日常だった記憶が整理されているらしい。随分と閉ざされた世界で生きてきたんだなと実感した。
 宗教にはノルマが付き物だった。それこそ伝統仏教と根本的な

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何に対してもわかり易い物差しでしか物事を測れなくなることが怖い。

日記 絶えない阿呆な願望

 私は毎日更新される自殺者数に加わっていないだけなのではないかと時々思う。
 駅のホームに立てば眼前に死があり、ベランダに立てばそこにも死があり、高い建物を見てはそこにも死の可能性を感じる。それを危険性とはどうにも呼べなく感じることが間々ある。
 「あの高い梯子に登って行って、そのまま丁度良さそうな高さまで来たらパッと手を離してしまいたい。」
 偶々外を出歩いていた時に見かけた屋上に貯水タンクのあ

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計算機

私はあなたの完全なチューリングマシン。
あなたの理想を
出力します
出力します
出力します
 
無理解と、不条理を愛情に掛けて、割り出します。
優しさと、憎しみを、期待に掛けて、割り出します。
結果
エラー
エラー
エラー

あなたの理想へはまだまだ遠い。 

計算します
計算します
計算します

あなたに嫌われない為に
あなたに愛される為に
あなたに「使えない」と捨てられない為に

重過ぎる容量

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日記 夢の話

 お父さんと打ち上げ花火を見てる夢を見た。高い丘の上に大勢の人が集まっていて、私達もそこに居た。長いベンチに座って闇夜の中で輝いては消えていく光の粒を眺めていた。悲しくなったけど、綺麗だった。

 戻らない日常の中にも、沢山の素敵な思い出があったよね。
 込み上げて来たのは涙。よく考えなくとも、それ以外な筈はないけれど。
 いつかまた会おうね。お元気で。今の私には会う勇気がないから。何を話していい

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好き

君が言った拙い「すき」が僕は大好きだった。

猜疑心で自分を殺し、好奇心で他人を殺す。そういう人生は本当に楽しいだろうか?

やさしさ

ガラスケースの中に収まらない
だけどもう、手からするする滑り落ちることもなくなった

ふわふわと軽くあたたかく、時々胸にじんわり沁み渡る。ふしぎなもの。たぶんそれがずっと欲しかったもの。今は「ある」と思えるもの。

そしてなんだかあたたかくて、いい匂いがしそうなそれが、わたしはとても好きです。

日々

誰かの穏やかな日常を
他愛のない会話を
何気ない瞬間を
尊く思う。
ぼくはそれを幸せだと思う。

願望

好きなことから逃げても好きなことが追いついてくる。どうせ逃げられない、諦めろ。向き合え、そして愛せ。