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オールはたくさんあるといい

2年前旅する学校おおいたに入学し晴れて役員会にまでなったあのころの私とは全く違う景色を見ていた「漕ぎ出す学校おおいた」
何もわからないどうしたらいいかわからないというモヤモヤを抱えていた2年前とは違い、こうなりたいああしたいという希望を持った悩みに対する解決のヒントになるかもしれないと入学した。

「強制コミュニケーション」

わたしはおもしろいことが好き。
「いい天気ですね」と話しかけて会話を広げていくよりも
「この本に出てくる登場人物があのおじさんに似ているんです」とか言ったりして反応を楽しんだりしている。
なんでこんなことしていまうのかなあとある人に相談したら
『強制的にコミュニケーションをしたいんだと思うよ』とのこと。
普通よりも少しヘンなコミュニケーション。
そこから生まれたものによってこの人は仲間になれるのか違う世界の人なのか判断しているところもある。

”いまは”たこ焼き屋さん

2年前と大きく変わったところ、それは会社員から個人事業主になったこと。
習得していたたこ焼きを焼く技術を生かし週に3日だけオープンするたこ焼き屋さんをしている。
3日だけというのは、たこ焼きの本場大阪と人口や文化の違いかあえてそうにているということもあるが他にやりたいことがあるからという理由も大きい。現在進行形で勉強中のものもあり、周りからは「ぶれてんじゃない?ちゃんとしろ」と言われることもある。たしかにちゃんとしてないところもある笑
だけどわたしは前項でも述べたとおり、やっていきたいことは”強制コミュニケーション”なのだ。
その媒体がたこ焼き屋であり勉強中のものだったりする。
(だからといって手は抜いてません!ほんまか?と思ったらたこ焼き食べに来てw)

「いつでも寄れる、誰かがいる、あしたもいる」

いま・これからどうしていきたいかを話したい方が集まってみんなの話を聞くという会に参加させてもらった。
「いいとこどりの家族みたいなのが作りたくってシェアハウスとかいいなと思ってるんですけど~人と一緒に住むのはなんか無理で~」と伝えると
『シェアハウス合わないと思うよ。全部を共有するんじゃなくて縁側だけとかリビングだけをシェアしている場所とか人もいるんだよ」と言われ、
"うわそれ。想像してたのってまさにリビングに人が集まっていろんなことしているんです!”と世界が開けた瞬間だった。
リビングにいてだれかしらがやってきて楽しいもうれしいも怒りも共有し各々が自分の暮らしに返る。そんな「いつでも寄れる、誰かがいる、あしたもいる」という空間を生み出せたらいいな。

なぜそんな場所をつくりたいのか。
「もしかしたらこのひとは自分の人生に関わるひとなのかもしれない」
漕ぎ学の講師である勝股淳さんがおっしゃっていた言葉がやたら頭のなかをぐるぐるする。
もしかしたらわたしは人生に関わるかもしれない瞬間に立ち会うのが好きなのかも。
リビングでわたしの強制コミュニケーションにより人生に関わる人になったらわくわくしてしょうがない。


じゃあこの景色を見るためにどうしたらいいのか。
やっと船を出す時が来たのかもしれない。

オールはたくさんあるといい。場面や環境によって使い分けできるから。
ええやん、おもろいやんと思ってくれた方はぜひこの船のオールとなって漕ぐお手伝いをしてほしいと思います。


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