田植えまでのあゆみ ~前編~

田植えまでの全体の流れと工程はざっとこんな感じに!
田植えをするまでの期間は約二ヶ月弱という、ながーい準備期間。
おこめ育ての七割くらいは育苗期間で決まると言われるくらい大事な作業になります!

田植えまでの工程表!かわいく仕上げました笑

1   土づくり
    三月某日
    山から土を持ってきて、田んぼの土と1:1で混ぜ土を乾燥させ育苗用の土を作る。
   ※本来は秋に落ち葉と一緒に土をしっかり乾かしてから使うのがいいのだが、
  すっかり土づくりすることを忘れていた笑  

2   種籾の塩選別
    本来は塩選別するのだが、今年は種を購入し選別済みだったため、工程を省いた!
     塩濃度1.13-1.17の塩水に種籾をつけ、
     沈んだ種のみを使用する。

3   温湯消毒
    4月13日
    ここから今年の作業スタート!
    使用する種籾をネットに小分けして、60℃のお湯に
    7分種をつける。お湯の温度が冷えてきたら湯を足し
    60℃をキープさせる。

ネットに小分けする。満タンに種籾を入れないこと!


お湯を60℃にして種籾を入れる


種籾を混ぜながら温度が下がり次第、熱湯を足し60℃キープ

4   低温浸種
    4月13日-4月18日
    ネットに入れたまま、すぐに冷水に入れる。
    積算温度120℃になるまで流水に浸けて放置。
    一粒でも発芽したら、流水を止め日当たりの良いところに移す。
    家に流れている水の水温は約14℃だったが一粒発芽 したため、
    予定より早く4月18日に引き上げる。
    浸水期間が長いほど、病気になりづらい米が育つといわれてる。
    ※積算温度とは、、、
       冷水10℃未満➝浸水日数20日以上
       冷水12℃➝浸水日数10日くらい
       冷水15℃➝浸水8日くらい

自宅にある舟という山から水が流れる場所で種籾を浸水


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