fun time ACCIDENT3

こんばんは。ちきゅーです。

学会が終わった〜!!!!!やった〜!!!!報告書は終わってないけど〜!!!!!

ということでご褒美に(ということにしてる)、『fun time ACCIDENT3』を観てきた。

行く前からこれが最後のZepp Tokyoかもなーなんて思うとちょっとしんみりした。

けど、やっぱ大好きなユニゾンと観たことないアーティストのライブを聴けるという期待感でいっぱいでもあった。

まず最初に黒子首さん。今回のライブに出演するということで初めて名前を拝見した。

サポートメンバーにキーボとギターを迎えて5人体制での演奏。アー写から少しダークなイメージなのかななんて思っていたけど、そんなことは全然なくてそれぞれ異なる表情をもつ曲たちを披露してくれた。Dr.の方はやる気満々です!なんてちょっとお茶目だったり。最後の曲はなんか壮大で飲み込まれてしまいそうだった。

次に、日食なつこさん。そこそこ広いZepp Tokyoのステージ上に、ピアノと水が置かれた小さなテーブル一つ。ゆっくりと一人で登場し、「今日が今年最後の夏日だ」なんて挨拶を済ませると、語りのように音楽が始まる。ピアノ一つと日食なつこさんの体一つだけで生み出されるとは思えない力強くそして繊細な音だった。ライブパフォーマンスを通じて何か物語を見ているような、聞いているようなそんな感じだった。初めての生「水流のロック」は、かっこよくて美しくてでもどこか儚げだった。

トリはもちろんUNISON SQUARE GARDEN(ここから長いです)。

今日のユニゾンのセトリは、リバイバルツアーより後の比較的最近の曲たちで攻めに攻めてきたセトリだった。

本編が「エアリアルエイリアン」で始まり「Cheap Cheap Endroll」で終わる、アンコールは「mix juiceのいうとおり」で締める、めちゃくちゃDr.lzzyじゃん。(私は)久しぶりにシュガソン聴いたし。

あの「エアリアルエイリアン」のちょっと不穏な打ち込みイントロで、まじか!?!?!?いつぶり!?!?!?!ってなった。溜まってた気持ちが解放されるような叫びに似た何かを感じる。

次に2018〜2019年にかけてめちゃくちゃ演奏されてたけど、コロナもあってだいぶご無沙汰だった「MIDNIGHT JUNGLE」が始まる。いやあのギターかき鳴らされるイントロで、自然と頭振り始めてしまったよね。斎藤さんのクソかっこいい「みっどぅないっ じゃんごー」と「てきーらっ(巻き舌)」と「どらんかぁー!」を久々聴けて沸きました。

流れそのままに「Phantom Joke」。最近セトリの序盤に置いてるけど、やっぱ体力的に後半キツイんだろうなこの曲。消費カロリー絶対えげつないもんね。

「今日は時間が許す限り曲をできるだけやります!」と言って、「サンポサキマイライフ」が始まる。ラスサビ入る前の貴雄のスネアのドゥルルルルルルルがめちゃくちゃテンション上がる。でタン!とキメが入って、ラスサビに向かう。もう気持ち良すぎる。

そして「シュガーソングとビターステップ」に続く。もう長らくご無沙汰しすぎてずっと待ってたよ。2年ぶりくらいな気がする。毎回シュガソン聴いてた時は、他の曲でもいいかなーなんて思ってたけど、会えなくなって大切さに気づくというかなんというか。あまりにも楽しすぎて両隣の人に迷惑かけてないか心配なまである(大丈夫だとは思っているけども)。あのドラムが聴こえた瞬間に頭のネジというものが吹っ飛んでしまった。Aメロで動き回る(メロディー的にも物理的にも)ベースとか、Bメロから入ってくるギターとか、なんども観たし聴いたはずなのに、ちょっと新鮮で、でも懐かしかった。蓋然性合理主義ポーズも久々だったなぁ。「鳴らし続けることだけが 僕たちを僕たちたらしめる証明になる QED!」が歌声が力強すぎてやばくなかったですか?!?!自分たちにできる限りのことはして、音楽を鳴らし続けることを選ぶというユニゾンのバンドとしての強い意志を改めて感じちゃった。かっこよかった。そんなユニゾンだから大好きだなって思った。

一度静かになった後、ギターの音とともに「静謐甘美秋暮抒情」が始まる。いや、ずっと聴きたいかった!!!!!!やっぱ1Aメロ入る前のベースソロ最高!!!!!になった。というか、プリアンプがDarkglassになってから初めての静謐甘美だよね!?一つ一つの音がサンズよりもブリブリでクリアに聞こえるから、前のももちろん好きだったけど、またちょっと雰囲気が変わってよかったなあ。斎藤さんの歌もやっぱ含みのある息混じりの歌い方でエロい。雰囲気があって最高だ。間奏のめちゃくちゃキメが多いところももうリズムが身体に染み付いてて勝手に動いちゃうんだよね。また近いうちに生静謐甘美に会えるといいな。

激早超絶ドラムソロから「サイレンインザスパイ」。静謐甘美とは打って変わって、ロックバンドフルスロットル。へい!ってやるのやっぱ楽しい。あと斎藤さんの「わからなぁいのデスッ!」やっぱかっこいい。この曲やると3人も観てるこっちもめちゃくちゃギア入るよね、分かる。

間髪入れず「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」またこれもめちゃくちゃお久しぶり。これ初めてベース弾いたユニゾンの曲ということもあり、めちゃくちゃ思い入れもある。その時のバンドメンバーとも死ぬほど練習したので、他のパートのメロもめちゃくちゃ耳に入ってくる。というか正直「サイレンインザスパイ」からぶち上がりすぎて細かい記憶ないんだよね()でも斎藤さんの高音「東の空から夜な夜なドライブ」を久々に聴けたのめちゃ嬉しい。あと田淵さんの足上げに懐かしさを感じた。笑

そして「桜のあと (all quartets lead to the?)」に続く。別にユニゾンのライブに一体感なんて求めてないけど、なんか楽しさの一体感を感じてしまう曲。ラスサビ前の「All quartets lead, lead to say〜」のところ、途中からベース入ってきて、こうラスサビに向かってボルテージ上がっていくのが何回聞いても好き。最後「どこまでも行くだろう」の後、自然と思いっきり拳を突き上げてしまった。もうただただライブ最高!ってなった。

本編最後は「Cheap Cheap Endroll」。いや、Dr.Izzyじゃん(2回目)。もう感情がウワアアアアって感じ(語彙力)。最後田淵さんぶっ飛んでったままハケてて笑っちゃった。

一度3人がハケた後、観客の拍手に迎えられながら戻ってくる。

アンコールは「mix juiceのいうとおり」。昨日の理想が簡単に砕けちゃうような日々だけど、そんなこれまでの日々も受け入れて、飛び出す勇気をくれるそんな曲。自分の将来に悩むわたしには、すごく刺さって涙腺に来た。「今日まで感情が明日を作るから イライラも後悔もまるごとミックスジュース」このフレーズだけで、たくさん回り道したけど、自分のやりたいことに飛び込んでもいいのかなって思える。ちゃちな理性に挟まれていないで、10年後20年後、なんだかんだ人生楽しいなって思えるような選択をしたいね。

久しぶりに生で聴けた曲が沢山あって本編終始攻め攻めセトリで本当に楽しすぎた。アンコールのミックスジュース刺さりすぎて感情が若干迷子になったけど、でも明日からまた頑張ろうって思えた。

なんだかんだでわたしの心を救ってくれちゃうライブ。もう次のライブが楽しみだな〜




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