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LiVE is Smile Always 〜LADYBUG〜

こんばんは。ちきゅーです。

意図せずお久しぶりになってしまった。最近は大体オリンピック見てます。なんだかんだでスポーツ観戦好き。

昨日行ったLiSAのライブ、LiVE is Smile Always 〜LADYBUG〜@ぴあアリーナMM について書こうと思う。(ネタバレあるので、見たくない方は回れ右推奨)

正直言うと、前日から不安な気持ちでいっぱいだった。もうわざわざ隠すこともないと思うけど、前日に旦那さんの不倫がすっぱ抜かれたのだ。きっと精神的に辛いだろうし、眠れないんじゃないか。体調を崩して歌えないんじゃないか。

けど、ライブをやるならやるで、私たちファンがいるよと応援したい気持ちもあった。それで少しでも救われるなら、できる限りの拍手を送りたいと。中止のアナウンスもなかったので、当日私は会場へ向かった。

開演予定時間を過ぎた頃、会場の照明が落ちて始まる。

スクリーンにはLiSAの言葉が次々映し出される。その中の一つに「昨日は人に優しくできなかった」という言葉。あまりにもドキッとしすぎて他の言葉が思い出せなくなった。わたしには想像もつかないような想いを抱えてステージに立ってくれるんだとそう思った。

ライブの幕開けに相応しい『dawn』から始まる。私の考えていたことは杞憂に過ぎなかったと思い知らされた。力強い歌声でぴあアリーナMMに来た私たちを迎えに来てくれる。

続いて『oath sign』が披露される。5周年のときは、ようやく披露する自信がついたと言っていた曲を当たり前のように披露してくれる。

「こんにちは。LiSAでーす!」といつものLiSAの声が響く。そのあと、「世界も、世間も、私も、みんなも、”いろいろ”あるよねぇ」と含みのある言葉を続ける。それに対して、LiSAには私たちがいるよ、と言わんばかりの大きな拍手が送られる。「ここは私とみんなだけものです、世界一楽しい場所にしていきましょう!」と締める。

重めのサウンドからLiSAのGO!という掛け声で『ADAMAS』が始まる。改めてステージとファンの一体感をひしひしと感じられる曲だと思う。ついつい腕を掲げたくなる曲。

その勢いのまま、『ViVA LA MiDARA』に。前日のこともあったからか、歌声になんとも言えない力強さを感じた。MAHさんのエッジのあるサウンドと相まって、LiSAのかっこよさが前面に出る。

アジアンな雰囲気に変わり、衣装もチェンジして『GL』が始まる。LADYMENとしなやかなダンスとともに

アジアンな衣装から黒い衣装に変わり、『わがままケット・シー』に。今までのLiSAの曲で一番歌詞エロくないってめちゃくちゃ思ってる。ファンが声を出せない静かな空間に響くLiSAの歌声と動きはよりエロさが増して釘付けになってしまう。

オレンジと黄色が基調のポップな衣装を身に纏い、『ノンノン』をファンと一緒に踊る。個人的には、このノンノンダンス難しくない?笑

ハンマーでサンプラーで拍手やジャンプ!などの掛け声を繰り出したり、ファンとウェーブを作り出したりしながら盛り上げていく。その流れのまま『妄想コントローラー』が始まる。サンプラーとハンマーを使って会場の全員で遊び倒す。

「私が何も持たないまま東京に出てきた時の気持ちを書いた歌」だと『無色透明』を披露する。『紅蓮華』や『ハウル』を作詞した今のLiSAに比べたら少し拙い歌詞に、当時のがむしゃらで必死な様子が滲む。

そしてライブアンセム『best day, best way』で、会場のボルテージは一気に高まる。ラスサビ前のワンツー思わず叫びそうになった人は私だけじゃないはず。ずっと止まらず走り続けた、そして文字通り世界中を巻き込んだLiSAのパワフルさを感じた。

LiSAがお着替え中ということで、スクリーンには拳を突き上げる動作と、拍手と、足踏みと、ワイパーで遊べるリズムゲーム画面が映し出される。

その流れから『play the world! (feat. PABLO)』が始まる。最初曲調が好きとか特になかったけど、いつの間にか口ずさむようになった曲。音に対する言葉のハマりが絶妙。

そして『RUNAWAY』に。LiSAがポールに寄りかかりながら凄い勢いで回るのに最初驚いた笑サビのしゃくりがやっぱり好き。

空気は一変静まり返り『炎』が披露される。周りで炎が揺れるステージで、圧倒的歌唱力で歌いのける。あんなにテレビでは観たのに、やっぱり生の迫力は違うなと思い知らされた。LiSAの表現力を感じられる。

続けて『紅蓮華』が披露される。LiSAの名前をいわゆる世間に知らしめた曲ということもあり、会場の熱気がより一層高まる。

高まった会場の熱はそのままに『ROCK-mode'18』へ。正直この辺りから高まりすぎて記憶ないです。久しぶりのロクモ最高だった。

高まりは留まることを知らず『Rising Hope』が続く。ここの曲間最高すぎた。拳を突き出すよね。LiSAに向けて拳突き出したの何年振りだろう。今思えばそんなことも考えるけど、このときはもうただただ大好きな曲に溺れていた気がする。

そして『ハウル』に繋がる。「楽しくないけど 笑い飛ばせるんだ」という歌詞の部分で思わず涙するLiSAに胸が締め付けられた。ここまで涙を必死に堪えてきたんだろう。ふと歌うこのフレーズが胸に刺さるのは容易に想像がついた。これからもずっとずっと赤い髪を振り乱して吠え続けてほしいと思う。

一度LiSAが裏に戻った後、LiSAのインタビューとBelieve in myselfに合わせて10年間を振り返る映像が流れる。それだけでも感慨深いのに、アンサーソングである『Letters to ME』が披露される。この曲を聴くたびに、私も10年後ではないかもしれないけどいつか、この先もずっと私のことを愛せたらいいと言えるようになりたいなと思う。

そして新曲『HADASHi NO STEP』が披露される。会場全員でその場でダンス練習をして、LiSAがいいね!という感じ。なんか懐かしいなと思っちゃったなぁ。

「もしかしたらいやもしかしなくても暗い夜が来るかもしれない、みんなも来るかもしれない、でもそんなときはとにかく出て歌うしかないってがむしゃらに戦っていた私を思い出してね。(うろ覚え)」と言っていて、いつまでもどこまでいってもファン想いなLiSAであることに感動したし、こんなLiSAが大好きだなぁと心から思った。

最後は「本気で生きてる私は、本気美しい」と言って最後の『Another Great Day!!』が披露される。本気で生きてるLiSAは本気美しいよ、以外の感情が本当になかった。

最後の最後に「みんながいてくれるから大丈夫。みんなには私がいるから大丈夫。」と声高らかに言う。私は、この日少しでもLiSAの心の支えになれたかと思うととても嬉しかったし、この今日、7月31日に、ライブに参加できたことが本当に良かったなと思えた。そして、LiSAの曲、ライブ、存在がこれからも私の心の支えになっていくんだなあと感じた。そして、ファンである私たちに「大丈夫だよ」と伝えに来てくれたんだろうなと思ったら、なんだかグッときてしまった。

ライブを通して本当にLiSAは強くてかっこいい女だなと感じた。そして、逆境という言葉があっているかわからないけど、この状況で自分の感情すらバネにして最高のパフォーマンスをするLiSAに惚れ直してしまった。

最後「家はヤダなぁ」なんて自虐混じりに笑いをとって帰っていくところも好きだなぁと。

今なら心からLiSAが大好きだって言える。そんなLiSAの素晴らしさを改めて感じられる、思い出させてもらえるライブだった。

長くなっちゃったし、もう月曜日だ。だけど、まあ昨日ってことでいいよね。

おわり


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