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宝塚記念2024考察

6/22午後予想印(13:15)

雨が強くなり、馬場がどんどん荒れてきましたね。上がりもかかっておりパンパン組がつらいかもしれません。外目の前にいることがウイニングポジションで、後ろすぎると追いつかない。インは死んでるという雰囲気を感じています。

◎④ドウデュース(変わらず)
能力◉ 展開:▲ 馬場適正:不明
一頭軸は客観的には危険だと思います。
少しずつギアを上げて外から直線に向いた時には5番手くらいにいて欲しい(願望)

◯②ジャスティンパレス(上げ)
能力◎ 展開:自在◯ 馬場適正:不明〜△
ズブく加速開始は遅くなっている印象だが今日好調のクリストフ。どういう位置どりをするか最後までわからないけどベストの騎乗をするなら前外目にスッとつけているか。そういうのが怖いのよほんと。タフな上がりタイムになるのはこっちも歓迎じゃ。

▲⑩ローシャムパーク
能力◯ 展開◎ 馬場適正:◯
位置については先述したとおり良さそう。馬場については稍重の函館記念を強い競馬で勝っており対応可能。タイトルホルダー勝った実績も大きく、気性さえ大丈夫なら期待できる一頭。
鞍上の関西成績があまりにも気になるが…師範代やれんのかおい

△⑫ブローザホーン
能力◯ 展開▲ 馬場◎
能力についてはローシャムパークとタイかやや下と思っていますが、雨の重馬場に関しては実績もあり、かつ馬体が軽いこの馬が露骨に他の馬よりも能力減少が低いのではと思います。(欧州が向きそうというかねそういう印象)

⭐︎⑤ディープボンド
能力▲(中距離) 展開◯ 馬場◯
こんな上で評価するつもりなかったけど、あらゆる面で向く状態と見えました。軽い追走から瞬発によりもタフな消耗線になり得ます。隊列的にも常に逃げ馬にプレッシャーをかける位置から良い位置を走れますねこりゃ。

抑⑦プラダリア
ディープボンド買うなら同格に買わなければいけない一頭かと。苦い顔して買います。

買い目
◎ 単勝
◎-◯ 馬連(5倍もつくならこれはすごい) 厚め
◎◯-印-印 三連複 豆

あまり大きな勝負には向かない雰囲気になってしまいましたね💦

全馬無事を祈って、ついでに馬券も当たれば!
それでは楽しみましょう!

6/20枠順発表後隊列と仮予想印

①隊列分析


序盤道中隊列想定:Xにあげたもの


このメンバーで素直にテンの早さから考えるとベラジオオペラがハナを切る形になると思います。次いで、内で貯めたいディープボンド、その後ろから横にプラダリア、ヒート、ローシャムがつけてくる。ローシャムは気性面の問題もあり、外目を走りたいと思うので外に馬が来ないポジションを確保しに来ると思います。
パレスがテンがズブく、どうしても真ん中以下になってしまうかなと。どれくらいの位置から、仕掛け出すかによっては動けなくなる位置に入ってしまったかもしれません。
シュトルーヴェはインでパワーを貯めることができる事になりました。レーンも捌いてくるでしょうから侮れない。
ルージュやドウはやることはどんな枠でもさして変わらないのでこの位置から。川田さんがドウをフタしに来なければというのが懸念。
展開はスローよりのミドルだとは思いますが、

が、

向正面あたりから仕掛けが始まって大きく隊列が変わって最終コーナー〜直線を迎えそうな。
そうなってくると前で戦ってる馬が一気にしんどくなるか…?

②暫定印(6/20)

◎④ドウデュース
奇数枠に入れた事、早めにインを確保できそうなのは朗報。仕掛けのタイミングさえ違わなければ勝ち負け。
◯⑩ローシャムパーク
▲②ジャスティンパレス
△①シュトルーヴェ
⭐︎⑬ルージュエヴァイユ
抑⑫ブローザホーン
抑2?⑤ディープボンド

割と後か外からの決め打ち。
あとは土日のバイアス見て考えます。


週中の傾向と全頭診断

こんにちわちくわぶです。
怒涛の春のG1ラッシュも終わり、締めくくりのグランプリ宝塚記念がやってまいります。どうしてもこの季節のG1はなかなか集まらないと言うところもありますが、注意深く全頭見ていければと思います。

基本は能力評価>適正(展開、TB)>その他となります。

舞台:京都2200m(外回り)について

基本はスローペースになりがちで、内側有利だけども、包まれない8枠だと加速して伸びてくる可能性はあるっぽい。
重賞としては京都記念、京都新聞杯、エリザベス女王杯が挙げられるが、傾向としては京都記念が一番近くなるのか?ハイペースにはなりづらく脚質的には先行有利。

ちょっとここでプレイバック

宝塚記念2006年
この時の勝ち馬はディープインパクト。雨の京都競馬場馬場は稍重。
後方2番手に下げたディープが向正面残り800m前暗いから位置を少しづつあげくだりに差し掛かるときにはギアを上げている。直線を向く段階ですでに4番手くらいの位置に取り付き内側を走る逃げ馬バランスオブゲームを差し切り4馬身差の圧勝。2番手にナリタセンチュリーが入り2、3着が荒れた結果となった。
この時の隊列と結果を見るとディープはともかく逃げることになった馬にはチャンスがありそうであり、反対に期待されていた先行馬が潰れる状態になっており、この再現はありそうだなぁと思いました。

ここでやっとこさ全頭診断

カラテ 岩田望
前走鳴尾記念8番人6着。脚質としては先行か。
メンバーの中では3Fのテンは早い方でありある程度位置は取れる。
前走は57だが新人の高杉騎手が乗っていたことを考えるとやや強化。
内枠を引いたときに爆穴として考えられるかどうか。基本的には厳しい。

シュトルーヴェ Dレーン
前走ダービーデイの目黒記念を勝利。セン馬5歳だが、今年に入って三勝クラスから日経賞・目黒記念とG2を連勝してこの舞台にエントリー。後方からほぼ常に上がり最速となる足で結果を出しており、ここもモレイラからレーンなので鞍上は安定。前走は2〜4着は先行内目に位置していたがこの馬だけ後方から飛んできた。そういう意味でも強い勝ち方をしていると評価できる。
上記と勢いという意味を加味してこのメンバーでは能力も実力上位と判定、しかしながら2トップと似た脚質のこの馬ががっぷり勝負できるかというと懐疑的。頭のイメージはないが、流れ込みの2着3着はあると考えるのが妥当か。
当日の京都の上がりタイムが早い(33前半、32とか)だと一気に風向きが良くなる。

ジャスティンパレス ルメール
前走ドバイシーマクラシック4着。荒れたレースであり評価判定には強く加味する必要はないと考える。前前走有馬記念はなんやかんやで1番人気になり、最高方待機からの一気を狙ったがハナ差で4着馬券外に。
その前の天皇賞・宝塚記念も追い込みに近い差し位置からの勝負で展開はかなりハマっている。ただ今回ルメールに戻る。ルメール騎乗時は(長距離限定だが)先行もしくは中団で競馬ができておりその中でも上がりは最速で必ず1着となっている。今回、それを踏まえること、京都2200の特性を理解していることを考えるとある程度位置は取ってくるのではと考える。そうなれば京都実績もあることも大きく、ドウデュースの末脚如何では圧勝の可能性も出てくるのでは。
感情抜きに考えると軸には一番最適。

ソールオリエンス 横山武
前走大阪杯7着。基本的には後方からの上がり最速グランプリを挑んで勝てるかどうかずっと行なっている。気になるレース後コメント

「ブリンカーをつけたことで、いつもよりもだいぶピリピリしているように感じました。競馬にはいいスパイスになって、ブリンカーを装着したことは良かったと思います。
 序盤からポジションを取りたかったのですが、ゲートが得意ではないですし、途中からまくっていくことは頭にありました。先生(手塚調教師)と話していた、やりたかった競馬はできました」

・・・・うーん。大阪杯でまくってアレならこのメンバーだと。なんか腹立つな。
私としてはかなり厳しいのかな思います。

ディープボンド 幸
みんな大好き魅惑のこしあんボディ。ぷぼくん。前走天皇賞2着。騎手によって手が合うか合わないかで大幅に成績が変わる馬と私は考えていて、和田さんはともかく幸さんも合う側ということは証明されたかなと思います。京都外回りでの800メートルあたりからの下り坂での加速は歓迎できるタイプであとは2200がこの馬にとって短すぎるのか問題ないのかがが問題になるかと。頭のイメージはないが「残るんかい!」となる可能性はある。展開も馬場も合う故に消さないのが賢明か。いっそ逃げてくれないかプボ。

俺たちのドウデュース 武
前走ドバイターフは大きく出遅れた上、馬群に包まれる位置から伸びきれず馬券外に。パドックの状態としても馬っ気が出てしまうなどアクシデントもあり参考外判定。
前前走有馬記念は言わずもがな。序盤ゆっくりと出し折り合いに専念し1000-800くらいから少しずつギアを上げて中山の短い直線を向いた時には既に3番手に。その後タイトルホルダーを捉えてかわして優勝。千両役者ぶりを見せつけた。
しかしながら多くのファンに「こいつ結局どこが適正やねん」と同時に混乱を与える結果にもなったと思う。
距離云々というよりもドウの場合は小回り適正が走法上高く、大阪で開催された京都記念や今回の有馬が最も得意な形なのかなと思います。
反面、ダービーで勝っているので東京のような大箱最終直線が長い所はむしろ他の一流馬の方が優れていると思われます。
現に、ドウの上り3F(国内)は最近から並べると34.3(有馬)、33.7(JC)、35.3(天皇賞)、34.0(京都記念)、33.7(ダービー)と、どんなに早くても33秒後半しか出さない(出していない)ことが見えます。
なので注意してみなければいけないこととしてはこの週の芝レースの上りタイムかと思います。
下位レースでも早い上がりが出ているような馬場だと不向きになり、むしろ少しタフな、それこそ稍重くらいの方がこの馬にとってはベストになりそうかと思います。
展開、動き方としては2006のディープの再現が1番ベストか。
能力比較としては全員が実力を出し切れるようなレースの場合であればトップなのは間違い無いと思います。ただし、後ろから差す事が前提ゆえ展開のアヤで取りこぼすことはあり得ます。
オッズがあまりにも過剰であれば、特段のファンでなければ頭に固定するのは危険かと思います。
僕は頭で買います。

ヒートオンビート 鞍上不明(坂井?)
前走目黒記念7着、位置取りの差もあるが前で競馬したり後ろでしたりとある種自在性の高い馬。
距離を2400以上で使い込まれており2200が向くのかは最近の経過で考えると未知。ただ近走レースレベルが高い重賞だったかというとそうでもないので厳しいと考えるのが妥当か。

ブローザホーン 菅原
天皇賞春2着。昨年から覚醒を始め、2400以上の重賞では無視できない存在になった。一気の1000m距離短縮の懸念としては最後方ゆったり追走の天皇賞とはペースが露骨に変わるので追走に苦労しないかと言うところだが、ハイペースになるメンバーではないので位置を取れれば。ただ距離が短くても鋭い足を出せる訳ではないのでドウに向く稍重馬場から、もっと酷いタフ馬場になれば評価を上げたい一頭。

プラダリア
大阪杯6着。先行争いを敢行するも、恵まれた位置が取れず伸びあぐね敗戦。騎手コメントからも距離があった方が良いと言うこともあり200m伸びた程度ではこのメンバーでは厳しいか。とはいえ京都2200.2400勝ち実績あり、京都は庭と言えるほど適正は高い。小頭数ならば位置も取りやすそうで、京都で買うならばベラジオオペラとは能力的には同格の評価をするくらいか?どっちも買うか、どっちも切るか。

ベラジオオペラ 横山和
大阪杯1着。結果的には4歳世代唯一の生き残り。ローシャムパークと前で競り合い、番手確保して凌いだ。おそらく今回もかなり前で競馬をすることになる、ハナの可能性もあり。そうなってくるとTBは元より展開上非常に恵まれやすいのかなと思う。鞍上も中途半端な位置よりは後方ぶっ刺しか逃げが得意でありこうなってくると加点せざるを得ないのか…アタマは相手強化でかなり厳しいと思うが馬券内となると悩ましい一頭。

ヤマニンサンパ 団野
鳴尾記念4着。リステッド馬券内レベル。
レンジが2000-1800の馬でここにきて2200初挑戦。なかなかレベル的には大変か。

ルージュエヴァイユ 川田
大阪杯3着。ベラジオが前で、ローシャムパークがまくりで最終直線の際に前にいたメンバーだったが一頭後方待機から内を選択して伸びてきた。菅原の好騎乗好判断だったなぁという印象はあるが末脚は確かであり、もしも今回後方刺しが効くような展開になった際にはスルーセブンシーズ枠になり得る一頭かもしれない。ただ、京都で馬券内実績はあるものの、エリ女はレースレベルが疑問符。京都記念は後方から捕まえきれずと考えると基本的には難しいと思う。内枠とるなら少し考えるが枠によって取捨を判断したい。

ローシャムパーク 戸崎
大阪杯2着。包まれるのがダメなタイプで内枠だったため、下げた上で捲りという手段を敢行。その結果もあり2着だったのかなという評価。本来実力ならオールカマーでタイトルホルダーを捻るくらいなので大阪杯組では一枚上手。問題はその実力がルメ、レーンによるものだったのかどうかの資金石になりそうな一線。素直に外枠先行が取れたら相当強いと思うのだが…条件付きでアタマも考えたい一頭。

まとめ
◎候補
ジャスティンパレス 展開◯ 能力◎
ドウデュース 能力◉
ローシャムパーク(条件付き)展開◯ 能力◯

△候補
シュトルーヴェ 能力◯
ディープボンド 展開◯ 適正◎
(ルージュエヴァイユ)
(ベラジオオペラ) 展開◎
(プラダリア)

推奨軸はジャスティンパレス
推しはドウデュースです
あとは枠と馬場でかなり変わるかと思います。





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