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8cmシングル(短冊CD)

8cmシングルが復活の兆しを見せている。今年7月7日は短冊の日なるものが制定され"短冊CD"という呼び名とともに平成レトロカルチャーとしてブーム化されつつある。また8cm仕様の新譜が再発される動きが見られた。これが若い世代に波及する起爆剤になったのは2019年にリリースされたサカナクションの「忘れられないの/モス」だろう。そもそも8cmシングルは80年代後半から90年代後半にかけて普及された規格だが2000年代以降は生産数も減少。海外準拠に合わせて12cmマキシシングルへと切り替わった。8cmシングルは車載式プレーヤーのようなスロット式向けに適合しないため別途アダプタが用意されていた。このアダプタも現在はディスクユニオンで売られている。また初期の8cmシングルはトレイの半分を折ることでさらにコンパクトになりジャケット下部の切れ込みで止めるといった仕様だがこのタイプは徐々に姿を消した。ブームの行方はどうなるのだろう?


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