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ザ・ビートルズ『プリーズ・プリーズ・ミー』

3月22日、ザ・ビートルズのデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』が1963年にリリースされて61年経ったという。2月11日、シングルの4曲を除く10曲を僅か1日でレコーディングしたというエピソードは有名だ。なかでも「Twist and Shout」はたったの2テイクでキメるなどライブ感溢れるサウンドをパッケージングしたアルバムは後世に残る名作となっている。トータル32分ちょいと長すぎず短すぎず集中して聴きやすい。魅力はそれだけではなかった。モノラル盤とステレオ盤で内容が違うのだ。

現在サブスクで聴けるのは2009年リマスターのステレオ盤でこれが公式音源とされているが、1987年に東芝EMIから初CD化されたのはモノラル盤だった。長らく後者が公式音源と思っていたが、この聴き比べがたまらなく愉しかった。個人的にはモノラル推しだ。アナログ盤を収集するようになって収録曲の違いある米国盤などさらに深堀りできるようになった。オリジナル盤は手の届かないレベルまで高騰している。

(ゴールデンパーフォロンではないが)モノラル盤


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