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2022.06.26 福岡よしもと劇場 夜公演にて

とーっても楽しい90分でした! 福岡よしもと所属芸人さんもすごく面白くてレベル高いなーと思いました!侮れない!

ゲストさん中心に感想を


サカイスト

5年ほど前から福岡所属になったサカイスト。地元にいた頃ラジオでよく漫才やトークを聞いていたが、生の漫才は初めて。この日はMCもされていました。
自己紹介から、福岡ローカルCMネタ。面白さと同時に懐かしさとエモさも感じて、とにかく楽しくて仕方なかった。その後ネタは宗像ドライブデートへ。ラジオではトークで笑いをガンガンとっていたので動きのある漫才が私としては新鮮に感じた。もちろん超おもしろかった! この日は前のコンビも宗像出身ということで、ネタをかぶせていたのかな?と思った。さすがベテラン!


アインシュタイン

ゲストさんのトップバッターはテレビに引っ張りだこのアインシュタイン。ライブは初。まず2人が出てきて思ったのは(本当に変かもしれないが)稲ちゃんは本当に実在したんやな、めっちゃしゃくれとったんやな、ということ。そしてゆず兄が死ぬほどイケメンだったこと。吉本ブサイクランキングイジりから始まり、稲田さん扮するロックスターのコンサートのネタ。優しすぎる観客が仇となってしまう、ライブらしい展開。稲田さんの機転の利き方が素晴らしくて、絶好調だった。ゆずるさんはいつもよりツッコミのトーンが抑えめで、稲田さんが「セクシーにツッコミやがって」みたいなことを言っていたが正直私も同じことを思った笑 喉潰しちゃったのか、お疲れなのか、、、でも終始苦しいぐらいに笑い続けた最高の時間だった!


空気階段

友達の影響で人生初のお笑いライブが電気だったり、単独にも行ったりとなんだかんだ1番多くライブに参戦させていただいている空気階段。なんと今日披露したネタが新しめのやつらしく、初めてのネタが見れた満足感でいっぱいだった。中身はかたまりさんがもぐらさん扮するドライバーのタクシーに乗り込む場面から始まったので「あれ?KOCのか?」とも思ったが思わぬ方向に展開していった。と同時にとんでもなく頭がおかしくなりそうだった。とにかく耳がバグりそう。頭はおかしくなりそうだけれど超面白かった。個人的には空気階段のコントの中でも五本の指に入る面白さだなあと思った。もちろん全部が面白い前提で!


金属バット

こちらも初めてライブで見る金属バット。さっそく空気階段のトラウマ級のあのネタを回収してくる。ライブの漫才ならではの掴みだなあと改めて思いつつ、占い師のネタへ。あの指でやる占い、ノスタルジーに溢れてたな、、、実はあんまり金属バットのネタ見たことがなくて今日のライブに来たのだが、ずっとM-1準決勝まで確実に進んでくる実力を肌で感じた。2人の空気感としてちょっぴり治安が悪い感じが本当にフィットしているというか、かなり濃いコントの後でも金属バットのキャラクターの世界に誘ってくれるというか、自分の性格やキャラを全て生かすこれぞ漫才!というか、、、なんと言葉にすればいいのか分からなくなってしまったが、とにかく金属バットの世界にたっぷりと浸ることが出来た。


おいでやすこが

こちらも初のコンビ、おいでやすこが。ピン芸人とピン芸人のユニット、個性と個性のぶつかり合いが繰り広げられる。2人の声質もメリハリがあるので、「目の前でテレビで聞くあの声がしてる、、、!」とうれしくなった。福岡出身のこがけんさんを福岡の劇場で見られたのも感慨深かった。小島よしおの有名なあの持ちギャグを堂々とネタの題材にする強さには感服。でもあんまり歌がなかったな、、と思っていると、後半にたくさん歌ってくれました! ラヴィットのヘビーウォッチャーなので、毎朝テレビで見ているあのキッチンスタジオの光景も浮かんできた笑 2人の芸歴は長くてもコンビ歴としてはかなり浅いのだが、長年組んでいるかのような安定感とテンポ感が心地よくて、M-1ファイナリストも納得の面白さだった!


アキナ

アキナもライブで初めて見させていただいた。私はアキナといえばコントのイメージが強いのだが、今日は漫才。出てきてひとボケ目に心の中で思ったのが「山名くん雰囲気強いねん!」 クセスゴの秋山くんのツッコミがまんま頭の中をよぎった。山名さん改めて雰囲気強めのええ声。ネタは山名さんのお芝居に秋山さんが「あいよ」だけで加わるというものだった。これが普段コントをやっているアキナらしくて、魅力に溢れたネタだと思った。ボケがまず本当に面白くて、一気にアキナのワールドに吸い込まれる。そして秋山さんのスキルが光るネタでもあった。七色の「あいよ」を使いこなす秋山さんのコントスキルの高さがあるからこそ成り立つネタだと思う。


トークは福岡若手からおいこがへ質問タイム。どんぎつねの知られざる秘密に一同驚愕。どんぎつねのストーリーはみんなの心の中にあるByこがけんさん。その後おふたりのお家事情。こがけんさんの現在の家賃がモロバレ。小田さんは夢が無さすぎてイジられる。MCサカイストとの関係性が2人ともできていたので、とても見やすくて楽しい掛け合いに終始笑いっぱなしだった。やっぱり若手の多い福岡劇場には経験豊富なサカイストが必要だ。

いつもだとエンディング前にトークをして終わっているが、恐らくスケジュールの都合で中盤の換気タイム中にトークが入った。そのためエンディングがなくあっさりと終わってしまった感は否めないが、それでも全国区の超豪華ゲストによるネタが存分に味わえた。せっかく九州にいるので、福岡所属の若手ももっと知りたいなあ

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