6. エフェクトの使い方:音色の変更や加工をしよう
エフェクトの概要
GarageBandのエフェクトには、リバーブやディレイなどの空間系エフェクト、コーラスやフランジャーなどのモジュレーション系エフェクト、イコライザーやコンプレッサーなどのダイナミック系エフェクトなどがあります。
それらを使うことで、音色を変えたり、音の質を向上させたりすることができます。
エフェクトの種類と使い方
GarageBandには、数多くのエフェクトが収録されています。それらを使うことで、音色を変えたり、音の質を向上させたりすることができます。
エフェクトを適用するには、トラックを選択し、画面下部の「エフェクト」ボタンをタップしてエフェクトリストを表示します。
それから、使用したいエフェクトを選択して適用します。エフェクトを適用したトラックは、右上の「オン」ボタンでオン・オフを切り替えることができます。
エフェクトのオンオフと適用範囲
エフェクトを適用する場合、トラックの上部にある「E」のアイコンをタップすることで、エフェクトを適用するトラックを選択できます。
また、エフェクトを適用したい部分を選択した後、エフェクトを適用したい箇所をドラッグすることで、適用範囲を調整することができます。
エフェクトの編集方法
適用したエフェクトには、それぞれパラメーターがあります。
パラメーターは、エフェクトリスト内でエフェクトを選択した後、画面上部の「編集」ボタンをタップすることで表示されます。
例えば、リバーブの場合、エフェクトの大きさやトーン、残響時間などが調整できます。
エフェクトを使った曲作りの例
エフェクトを使った曲作りの手順を紹介します。
1.トラックを準備する
まず、新しいプロジェクトを作成し、トラックを追加します。例えば、ドラムトラック、ベーストラック、キーボードトラック、ギタートラックなど、自分が作りたい楽器のトラックを追加します。
2.エフェクトの適用
各トラックにエフェクトを適用します。例えば、ドラムトラックにはリバーブエフェクトを適用して、空間感を出したり、キーボードトラックにはディレイエフェクトを適用して、音を重ねて深みを出したりすることができます。
3.エフェクトの調整
各トラックに適用したエフェクトのパラメータを調整します。例えば、リバーブエフェクトの"ミックス"パラメータを調整することで、リバーブの強さを調整したり、ディレイエフェクトの"タイム"パラメータを調整することで、反復する音の速度を調整することができます。
4.曲の構成
トラックに適用したエフェクトや音色を活かして、曲の構成を考えます。
例えば、間奏部分でドラムトラックのエフェクトを強調する、サビ部分でキーボードトラックにディレイエフェクトをかけるなど、エフェクトを活用したアレンジを加えることができます。
オーディオユニットプラグインの使用方法
GarageBandは、オーディオユニットプラグインと呼ばれるサードパーティのエフェクトやシンセサイザーを使用できます。
オーディオユニットプラグインは、GarageBandに組み込まれているエフェクトよりも多彩な音色や機能を提供します。
以下では、オーディオユニットプラグインの使用方法を解説します。
1.オーディオユニットプラグインの追加
まず、オーディオユニットプラグインをGarageBandに追加する必要があります。GarageBandを起動し、トラックを作成します。トラックの右上にある「スマートリファレンス」というアイコンをタップし、次に「オーディオユニットプラグインを追加」を選択します。使用したいオーディオユニットプラグインを選択し、追加します。
2.オーディオユニットプラグインの設定
トラックに追加したオーディオユニットプラグインをタップして、設定画面を開きます。オーディオユニットプラグインによっては、機能やパラメーターの設定方法が異なるため、取扱説明書を参照することをおすすめします。
3.オーディオユニットプラグインを使用する
オーディオユニットプラグインが設定されたトラックに音源を録音するか、MIDIを使用して音を鳴らします。
オーディオユニットプラグインの音色やエフェクトを調整しながら、曲を制作します。
まとめ
GarageBandには、豊富なエフェクトが搭載されていますが、オーディオユニットプラグインを使用することで、さらに多彩な音色や機能を使うことができます。
オーディオユニットプラグインの使用方法をマスターすることで、より自由な音楽制作ができるようになります。
次回は、GarageBandのドラムトラックの使い方について解説します。
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