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迷いながら進むことの意味

先日、5.31に行われた日比谷のデモに行ってきました。
私は午後4時くらいからの参加でしたが様子を見ていて様々なことに気付きました。

まず大前提として、「大規模なデモには一定の動員がかかる」ということです。もちろんすべてではありません。
それは当然のことでして、それがどのような団体、組織が関わっているのかは、推して知るか、後からわかったりします。
主催者の背景から推測できる場合もありますが、確信までのことは言えるものでもなく、こちらとしては悩みつつも参加する、利用するという態度にならざるを得ません。

私が見たデモの違和感はいくつかありました。
講演中に歌を歌ってみたり、地方自治法改正のことを言わない、パンデミック条約に反対なのにマスク着用についてのことを言わない、新型インフルエンザ等対策政府行動計画反対について弱め、改憲反対について弱めとか色々ありました。

Tシャツやタオル、やけに着飾った女性(いわゆるインフルエンサー的な顔の女性)、やたらとカネのかかっている団体もいたので間違いなく一定の動員は掛かっているでしょう。

デモを主催する立場としては、恐らくテーマを限定する必要もあるのでしょうから、そのテーマ以外が弱めなのも理解はできます。
今後、同じ主催者からより重要な「改憲反対」について同規模のデモが主催されるかを見ておく必要があります。
私の予想としてはないと思いますが。あったら嬉しいですね。

政治のことですから様々な思惑が絡んでいます。
当然に誤誘導もあるでしょう。しかし、一般庶民の立場としてはカネもない、組織もない、仲間もいない、時間もないというリソースなしの状態で活動しなくてはなりませんから、使えそうなものは使うしかありません。

何度も言っていますし、繰り返しになりますが主催者や主張に多少気に食わないところがあっても利用するしかないのです。
その利用したデモが悪影響の可能性もありますが、それがわかるのは先の未来です。

つまり、誤誘導に留意しつつ何でも利用しなければ、リソースのない庶民はジリ貧なのです。居ても立ってもいられない人も多いでしょう。

仮に人工芝運動だとしたら、集まった人数は今後の暴力的な立法の過程のさじ加減に影響するはずなので、参加しないよりマシとも言えます。
一方でプロパガンダは強化されるでしょうが…

このデモに参加した者の責任としては主催した人間の主張に注視し、問題があれば批判することです。

参政党の人たちもいましたし、日本会議、統一教会関係者、自民党関連団体も間違いなくいたでしょう。


私はここに顔が写っている8人のことや主催者など、信用などしていません。会ったことも話したこともありません。
これまで言ってきた通り政治の事柄については徹頭徹尾性悪説で見ています。
過去には改憲に賛成していた者もいれば、安倍晋三を擁護し続けた者もいます。

信用などできるかという話ですが、そんなのでも利用しなくてはならないほど日本という国は切羽詰まっている状況です。

そんなのが主催するデモに参加しなくてはならないという葛藤や悩み、迷いなどのストレスはなかなかのものですが、そのような迷いを背負い、覚悟をして事に当たるというのは、知行合一の考え方に通づるところがあります。

正解かどうかなど、それがわかるのは未来ですからできることはしなければ後悔だけがその人に残ります。

以下は厚生労働省公表した人口動態統計ですが、読者の方でこのヤバさがわからないことはないかと思います。

【調査結果のポイント】(令和5年1月~12月速報の累計)
 
・出生数は、758,631人で過去最少(8年連続減少)  (対前年41,097人減少 △5.1%) 

 ・死亡数は、1,590,503人で過去最多(3年連続増加) (同8,470人増加 0.5%) 

・自然増減数は、△831,872人で過去最大の減少(17年連続減少)(同49,567人減少) 
 ・死産数は、16,153胎で増加 (同439胎増加 2.8%)

 ・婚姻件数は、489,281組で減少              (同30,542組減少 △5.9%)  

・離婚件数は、187,798組で増加             (同4,695組増加 2.6%)   

昨年の超過死亡数は80万人を超えていると聞きますが、現実として、日本は「戦争している国」以上に人が死んでいるということを糾弾するには今回のデモは重要なのです。

もちろん、改憲、SNSの規制法案、地方自治法改正案、新型インフルエンザ等対策政府行動計画についても声を上げなくてはなりません。

地方自治法改正案や新型インフルエンザ等対策政府行動計画なども、ワクチン接種の義務化に向けた措置であることは言うまでもなく、今回のデモの主催者が同規模のデモを計画することは考えにくいので、しっかりと声を上げていければと思います。

仮に「誤誘導の無いデモ」も今回のデモも、「マスメディアがそのデモを報道することは無い」のですから。

所詮、奴らは両建てで動かしています。
奴らから見ればこのデモに参加した人間も、参加しなかった人間も同じ、「愚か者」です。
その視点を持てなければ分断しか生み出せません。

奴らは地方自治法改正、新型インフルエンザ等対策政府行動計画も改憲をせずとも改憲と同等の効果を期待して制定しています。
間違いなく違憲立法ですが、違憲立法と訴える政治家がいない以上、事実上、法律として運用されます。
政治に無関心なニホンジンの多くはただ付き従います。

仮に日本国憲法を死守したとしてもこの現実は訪れます。
「守るため」という大義名分があれば大衆は獣人のごとく少数派を弾圧します。必ずします。現憲法のままで。

忘れたわけではないはずです。
当時マスク着用はほぼ法律化していました。差別もさんざん受けました。救急隊員に怒鳴られることもありました。着用していないことで蔑まされることさえされました。

さらにコロナワクチンを接種しない者は批判されたのですよ。

「なんで接種しないんですか?」

「接種しないなんて大人としてどうなの?」

「接種しないなんて思いやりがない」

こんなことを言われて、生活を人質に取られて半ば強制的に接種した人もいるのです。

あの当時、憲法はどれほど機能していたでしょうか。
結局、国民に憲法を守る気概がなければ憲法は蹂躙されます。この家畜のごときニホンジンばかりの国で憲法を死守すると言うのなら、使えるものは何でも使うということこそ、一貫性のある態度というものです。

一方、前日の5.30の改憲集会では暴力事件もあったようです。戦争で儲かる日本製鉄名誉会長ニューレジリエンスフォーラム主催の戦争屋集会です。

改憲を行おうとしている人たちは暴力も辞さないということのようです。
演説の邪魔をしたんだから仕方ないという愚か者も散見されますが、暴力は許されるものではありません。

本来、岸田も聞かれたことに言論で対峙するべきですし、せめて「今は演説中だから最後にあなたの質問を聞くから待っててくれ」くらいのことを言えそうなものですが、暴力を用いて有無も言わさず排除ということですから、民主主義もへったくれもありません。

これが私達の未来の姿と言ってもいいでしょう。
政府があらゆることを国民に義務付け、組織暴力を背景に強力な監視を敷き、従わなければ社会生活も営めないようにされるのです。

また、この最中に「土地基本方針の改正」が閣議決定されるようです。

例のごとく「外資規制」はありません。
中国人が静岡県と同面積の北海道の土地や水源を買い漁っていますがこの法案はそれを加速させます。

河野太郎の日本端子と中国共産党の関係はズブズブということが暴露されていますが、所詮スパイですし今だけカネだけ自分だけを地で行く男ですから言及に値しませんが、マシと言われる山本太郎ですら外国人参政権推進する旨の言説を中国大使館で行っています。

河野太郎も山本太郎も中国とか米国とかそういった「国」という単位で行動しないグローバリストです。あえて言えば、どちらも米国のスパイですし、中国のスパイでもあるのです。

国家単位での言及は時代遅れとなります。
また、トランプがどうとか岸田がどうとか政治家個人について言及してもほとんど無意味となってしまいます。

企業で言えば、大統領、総理大臣など課長クラスですから、課長が会社を動かすことなどあり得ないように総理大臣や大統領が国を動かすことなどあり得ないことなのです。
彼らは、正しく企業の課長クラスのように上からの指示とノルマを達成するために奔走しているに過ぎないのです。

憲法が与えてくれるのは幸福を追求する権利だけだ。幸福は自分の力で掴まなくてはならない。

ベンジャミン・フランクリン

ところで紅麹の件は私の下衆の勘繰り、邪推で終わったようで良かったと思っています。
小林製薬さんには大変申し訳ないので一生懸命、商品と株式を買おうと思います。

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