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シンデレラになりたい症候群

美しい娘が、義理の母と姉たちにいじめられる日々。

ある日お城の王子様が婚約者を探す為の舞踏会を開いたが、義理の母と姉たちに邪魔をされ、舞踏会には行けそうにない。もちろん。パーティードレスも、靴も持っていない。

がしかし、そこに日々、辛い試練に耐えている美しい娘に妖精たちが現れ、力を貸し、ドレスと靴と馬車を用意し、舞踏会に参加。

舞踏会に無事に参加し、王子様と盛り上がったが、魔法が切れる0時と共に、慌てて帰った為、ガラスの靴を片方落としてしまった。

王子様は 落としていったガラスの靴を見つけ、もう一度あの美しい娘に会いたい一心で、街中を探し、ピッタリとガラスの靴が入る シンデレラと再び巡り会う。

プリンセス サクセスストーリー。女子なら一度は憧れる「玉の輿」だ。

子どもの頃の私は、義母でもないし、ねぇーちゃんはいて、意地悪だったけど、イジメられた事もないし、へえ〜とその童話はただの「お話」として聞いていた記憶がある。別に「夢の国」に夏休みやデートに行きたい!と思う事もない。

改めて、このシンデレラの物語を読むと、シンデレラストーリーは、王子様が現れる事ではなく、妖精たちが現れる事がシンデレラストーリーなんじゃないかな?と思って来ました。

 この物語は、王子様なんて、ただ、権力を駆使して、街中の女性を集め、舞踏会という名の婚活イベントを開催しただけ。

日々、イジメられ、辛い日々を送っていたシンデレラは、その辛さは魔法によって数時間だけのバカンスを味わい。魔法が切れるとまた現実に戻る。

その辛い日々を、今度は王子様が 見つけてくれる!という、スペシャルサプライズ企画<またしても、権力と財力を駆使する>により、「お嫁に行く」事で、打ち切りになる。

 昨今のスピリチュアルブーム。私も普通に好きで、YouTubeでみてる。様々な視点のスピリチュアルリーダーと呼ばれる方々の発信は、面白かったりする。

ただ、思考は現実化されるから、望むものを願うだけ。って思想が苦手である。

いやいや、望むものを手にするには、努力も必要だろ?痩せたい!って常に思っていても、食欲は湧いてくる。痩せたければ、食うな!動け!でしょ?

と、何ともひねくれながら、YouTubeをみて楽しんでいる。

ただ、この物語に出てくる「妖精」は本当にいると思う。

日々、一生懸命生きて、あわあわしながら前進していると、「妖精」は現れる。

その「妖精」は時には厳しく、時には優しく。風貌は全く妖精というより、怪獣だったり、その道の猛者だったりする。

あなたは、妖精に出会いたいですか? 王子様に出会いたいですか?

私は、未だに王子様には出会ってませんが、妖精たちには出会っています。

そう。すでに私はシンデレラストーリーの中盤なのである。

だが、その妖精たちといる方が、楽しいので舞踏会には行かないので、王子様が迎えに来てくれないのかも知れません。

そして、ビルマ占いで「あなたは結婚には向いていないかも知れません」と言われ、毎日、白い布を纏いなさい。と言われた側から、白いショールや白シャツに着替え、後日、無印良品に大量の白シャツを買いに行き、個性的で好きだった服は断捨離したのであります<まぁちょーど年齢的にもキツかったし>

たくましいとか、猛者とか呼ばれても、ちゃっかり占いを信じ、権力と財力を振りかざすような王子様じゃない 王子様を ひたすら待っているのです。

昼間はテントで移動販売をし、午後からセラピーをし、夜には「集中力がUPする音楽」を聴きながら、資料作りをしているわけです。時々、友達とバカ騒ぎで夜更かしをして、次の日何事もなかった様に、早朝から散歩に出かけるのです。猛者でも、待て。は得意なので

王子様 こんな猛者シンデレラ 早く何とかしてください 笑

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