年齢はいいわけにも理由にもできない

私は現在、
関節リウマチという聞きなれない病気と診断され病院で薬で治療する方法ではなく

治療院での治療を選んで始めたのだけど

そこで気づくことはやっぱり
自分と他者の違いだったりする。


私は昔から年齢というものに縛られたり、

○○歳だから〜だ。とか、
○○歳なのに〜だ。とか、
○○歳には〜するべき。とか、

そうやって年齢を理由に縛りをつけてしまうことがすごく嫌い。
そしてその年齢を理由にする言葉を浴びて苦しんできた経緯があるからこそ、

年齢は関係ない。

全ての物事において、理由にはならない。

と、言えるし、言う。


以前、仕事の関係でブレイクダンサーと出会ったの。

そのダンサーはこう言ってた。

breakin'は、技の世界だからかなり身体を酷使する。
だから30歳を境に引退するダンサーがほとんどなんだ。
だから俺も30歳になったら引退するもんなんだと思ってた。
でも筋トレとかストレッチとか身体のメンテナンスとケアに力を入れていったら
どんどんパフォーマンスが上がって、正直20代の頃より技も何もかも上がってるんだよ。
だから引退なんて考えなくなったし、このまま身体がどこまで行けるか知りたいしやってみたいと思うんだよね。




その話を聞いた時に私はやっぱり、
年齢は理由にならないと思って勇気を持てたの。

私も昔ダンスをしていたし、
この先の将来もやっていきたいと思っている。


だけど、元々体力のない私は年齢が上がるにつれ回復力や体力にどんどん自身がなくなっていって、それを防ごうと体力作りをめちゃめちゃ頑張ったの。

それでも変わらなくて

その当時
やっぱり年齢には勝てないのか…

と思っていたんだ。

だけど、治療院で先生に言われた言葉で
年齢は理由にはならないということを
改めてはっきりと自信をもって言えるようになった。

それはね、

人には
元々体力のたくさんある人、
体力のない人、
筋肉がつきやすい人、
つきにくい人、

そんな、身体の機能だけでの生まれた時から持ってるものがそれぞれ違う。

ってこと。


私の場合は、
体力や筋肉の前に

ふにゃっふにゃなんだって笑

いわば、芯がない状態。


だからどんなに体力つけようと筋肉つけようと努力したって、

付けるための芯がない。土台がない。

だから、つきようがないの。

そんな状態だから。
それが、私の体力や回復力が徐々になくなっていくように感じた理由だった。

歳は関係なかったんだ。

元々、持ってるものが
そのbreakin'ダンサーやその他の人たちとは
違った。

それだけ。

なんだろう…遺伝子レベルのお話だったってこと笑


だから、例えば40歳で白髪が増える人もいればいない人もいる。
これは年齢のせいではないのかもしれないってこと。




体質、性質、持って生まれたもの。

だからこそそんな自分を知ること。
そして、目指す方向へ持っていくこと。

私はきっと、

この先の将来も踊ったりしたい。
表現をもってして想いを伝えたい。

そう思わなかったら
普通に病院へ通い薬を飲んで痛みを抑える治療を選んでいただろうと思う。

だけど私が目指すのは、
以前のように、もしくはそれ以上
身体を使って音に乗せて表現をすること。

だから、
他者と自分の違いを感じて
自分をもっと受け入れて
必要な努力をする。

それが結局、
夢や目標への最短距離なような気がするんだ。


人と比べて、自分に無いものに落ち込むんじゃなくて
人と比べて、自分の持ってるものをどう活かしてどう変化させればいいかを考えていく方が

うんと幸せにもなれると思う。

そんな風に思う。

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