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シュフ、、、チチの感涙

チコパン×クゲヌマ(@chikopankugenuma)の広報が成人しました。
まずはおめでとう!

改めて思い返すと、パン焼き人の妊娠が分かったのが2001年の新春でした。
当時まだリーマンだったオイラは最貧国の一つだったバングラデシュ駐在中で、日本食材(米、醤油から肉魚などなど)の買い出しや健康診断はオアシスのバンコクへ。
そのバンコクで受診した健康診断で発覚!
年に1回取れる長期休暇、その名も健康管理休暇!で長年パン焼き人の希望だったパリ旅行の前だったのです。
ちなみに、この健康管理休暇というのは、「特定不健康地域」というその名のとおり日本人が普通の生活をするのにサバイブが必要な国の駐在員に認められる制度で、大使館や大手企業などが制度化しています。

バンコク駐在日本人の多くがお世話になっているサミディベート病院にパリ旅行の件を相談したところ、普段の生活に多くのストレスがあるためリラックスするには是非!と背中を推してくれました。
ニチワット先生コップンクラップ!!
このフランス旅行についてはまたいつか🇫🇷

それから毎月の定期診断はニチワット先生に診てもらい(日本語通訳付き!)、パン焼き人もすっかり気に入ってバンコクで出産したいと言い始め。。。
ただ、出産にはいろんな予測できない事もあり、バンコク駐在でもないので、なくなくパン焼き人実家の福島に8ヶ月目で単身帰国したのです。

当初予定は9月中旬だったのが、全くボンジュールする気配なく延び延びに。
更に9.11があり、オイラの会社は全海外駐在員に暫くは出国禁止とし、バングラデシュに居残り。。。
ちなみに、コロナですっかり常用語となった「不用不急」はオイラの中ではこの時に定着したのです。

そんな時、バングラデシュは10月1日に総選挙を控えていたのですが、騒乱を避けるために現地政府は携帯電話など通信をシャットダウン、祝日としました。駐在員は国外退避(バンコクかシンガポール)する人が増え、当時仲良くしてくださっていた某銀行所長のタカハシさんとその仲良しのニシムラさんが「アライさん、バンコクに退避してゴルフしようよ!」と誘ってくれたのです。
オイラは「いや、妻がウンウン苦しん出る時にゴルフはちょっと・・・」と断ると、、、
断ったんですよ!
「こんな所に1人で残って何の奥さんの助けになるの?そして、後から思い返してもなーーんにも思い出せないよ。それより、あの時バンコクでゴルフしてた!って方が思い出深いでしょ!」と妙に説得力ある魔の言葉を。。。
パン焼き人に電話でお伺いを立てると(当時はまだLINEとかなく・・・)、
「行っておいで!」と快諾!ありがとう~~~!

バングラデシュの首都ダッカからバンコクまで1500キロ、東京-沖縄とほぼ同じ距離で、2時間ちょっとのフライトなんです。
2時間ちょっとで※※から天国へ!
ゴルフ終わって、夜飯どうしようか、という時にタカハシさんとニシムラさんが「今晩はアライさんの前祝だからアライさんの好きなものを食べようよ!」と言ってくださり、北京ダックの店へ!
バンコクは実は北京ダックが異常に安く、当時1羽頼んでも2500円もしなかったんです。しかも、皮だけでなく、肉も好きなように調理してくれるんですね。
そして、1羽を3人で平らげたのち、
「もう1羽頼もうか!」ということになり。。。
北京ダックの皮って結構脂っこいんですよね。
2羽目になったら、急にこの脂が気になり始め、さらに口に入れる瞬間に視線を落とすと毛穴まで気になり始め。。。
もっともまだ若かった(サーティー!)オイラはせっかくの北京ダックならぬバンコクダックを平らげたのでした~。
で、ホテル、というか今でも覚えています、「チン・ハウス」というサービスアパート、帰って出産翌日に控えたパン焼き人に電話。
北京ダックのことを話したんですよね。
「私が大変な時に優雅ね!」と・・・
深く反省しました、ハイ!
そして今でも言われます。そして何も反論できません。

そして、翌日、出産当日、午後にダッカに戻り電話が通じないので何もせずに過ごしていたんですね。
電話回線シャットダウンが終わる18時頃になってスコールが。
あっちのスコールや雷ってそれはそれはすごいんですよ。
で、道路は品質悪いレンガをベースにしたコンクリートだったため、雨が降るとすぐに道路に穴が開くんですね。
電話回線の同線は地中に埋まってるから、すぐにダメージ受けて、案の定、復活した回線はすぐにダウン。。。
で、その日は奇跡的に1時間程度で復旧したんです。
パン焼き人が気になって気になって仕方ないので、復旧した瞬間に電話しようと思ったら、福島の義父から電話が!
「何やってるんだ!全然通じじゃないじゃないか!」と叱られたのですが、
「選挙が~。雨降ると~」なんて事情話してもややこしいので、
「すいませんでした。で、どうですか?」と聞くと、
「生まれたぞ~~!母子ともに健康!」
あとはもう覚えていません。
そして、バンコクに一緒した、というより拉致したタカハシさんに電話で報告すると、
「おお!おめでとう!うちに来て食事しようよ!(バンコクで)ウナギ買ったから!」

あれから20年。
大きな病気もなく、健やかに育ってくれた広報。
そして、成長する過程、さらに成人式を迎えるにあたって、
本当に多くの方々にサポートいただきました。
着付けとヘアーセットは藤沢本町(南仲町交差点)の広報が通う美容室のN+さん(https://instagram.com/nplus____?utm_medium=copy_link)、
ダリアの髪飾りはチコパン×クゲヌマもパンを卸している超オサレなカフェ「inacujira」さん(https://instagram.com/inacujira_labo?utm_medium=copy_link)入口の
花屋さんリッピアさん(https://instagram.com/lippia_atelier?utm_medium=copy_link)にお願いしました。

とても丁寧に着付けてくれました!

着物はオイラの祖母がオイラの姉が成人する時に作ってくれた振袖を
オイラの母たっての希望で着ることに。

最近ではオイラを叱るようになってきていちいち図星な広報。
たくさんの人と出会って、たくさんいろんな経験してとんがって欲しいね。


鵠沼海岸商店街をジャック!?

そして、パン焼き人も20年お疲れさん!!

では、皆さん良い一日を!

追)3年後を追うお悩みシード君の出産のときは愛知・安城にイチジクを買いに出かけてました・・・

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