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ミシェル・ゴンドリーと私へ

自分でいることの難しさ。周りでいる事のもどかしさ。

グッバイ、サマーと言う映画を見た。ミッシェル・ゴンドリーと言うフランスの監督、脚本らしい。

ストーリーは白青と冒険と恋愛と勇気と反骨と思春期とポップとカラフルと家族と愛と羨ましいといろんな心が見える作品だった。

心が躍ることを素直に受け止めることは難しい。
心に従えない臆病も誰かの影響で、心に従う勇気も誰かの影響だ。
一人で生きているようで自分では何も生み出していないみたい。

友達は自分を見失わせる、でもそれが良かったりして。
恋人も自分を見失わせる、でも別の大切なものを見せてくれたりする。
恐怖心は社会で生きていく上で自分を助ける。
それに反抗すると新しい何かが見えるかも。

テオの秘密で涙目になった。あのシーンの音楽がよかった。ちょっとOasisのThe Masterplanを思わせた。音楽は前半柔らかくて迷った感じの響きだった。たまにロックが好きだった。
音は音の事実以上にある時の風景や感情を閉じ込める力を持っている。

主演の男の子達、ダニエルを好きな女の子はほぼ今回が初出演らしい。
なんとも言えない素敵だった。走り方や笑い方、腕の動かす感じからなんか綺麗だった。

最後のシーン
無限と言う言葉が怖い。いつか、の言葉の保険みが有難い。
無限に続くすれ違いや、無限に続く憤り、無限の忘れんぼう。
無限の幸せも怖い。贅沢よりもある程度のストレスを求める。
無限も自分事なら変えれるかも。
逆に、相手に無限を委ねたらいつまで経っても無限かも。


最後に、ミシェル・ゴンドリーはザ・ホワイト・ストライプス、ケミカル・ブラザーズ、レディオヘッド、ベックのMVを制作してたらしい。

The White Stripes 「Hardest Button To Button」


Radiohead 「Knives Out」


Beck 「Deadweight」


ミッシェル・ゴンドリーをもっと知りたくなりました。


今日の音楽
The Masterplan		5:23	オアシス	The Masterplan	Rock	0	11

交差するドラマチックな展開が素敵。

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