心配かけたくないって思うけど、 嘘はつきたくなかったり。 甘えてばかりじゃダメだけど、 寄りかからせてほしかったり。 平静装って強がってるけど、 不安だし、嫉妬もするし、 自分の内側に気持ちを押し込めてる感じ。 うまく本音が言えたらいいのに。 文字にするのは好きなのに、 どうして言葉にできないんだろう。 感情振り回して生きるより、 言葉に気持ちをのせて話した方が、 きちんと相手に伝えられるのに。
結局、 自分の言動にブレーキをかけるのも、 加速させるのも、自分自身。 一番そばにいてくれる人でさえ、 きっかけにすぎない。 だけど、 その存在が心強くてあったかい。 いてくれるだけで、 見ててくれるだけでありがたい。 わたしも、 そういう人でありたい。
2ヶ月に一度、わたしは地元に帰る。 もちろん、家族と顔を合わせるためでもあるけど、一番の理由はヘアサロンに行くこと。 スタイリストさんとは出会って8年。 担当してもらってからは4年になる。 学生時代、居心地のよいヘアサロンをなかなか見つけられずやっと出会った、とあるサロン。 店長である彼のつくる雰囲気がよくて、スタッフのみなさんの気遣いもとても心地よくて。 仲良しのスタイリストさんがいなくなった後も、店長の人柄とお客さんに向き合う真摯な姿勢に惹かれ、通い続けた。
学生時代に心の奥にしまった夢のかけらを 引っ張り出してくることができたから、 挑戦できた。 それまでのわたしは、 ずっとずっと、 自分の頭の中で描いた”いい子”であろうとして、 自分の思う”普通の人生”に自分をはめこんで 生きてきた。 そうすれば、幸せで、まっとうな人生を進んでいけると思っていたから。 あるはずのない正解を、自分なりに組み立ててその通りに進められた時にやっと、自分を認められるんだと思ってた。 でも いい子でいる必要なんて微塵もなくて、 生きてるだけで、人
声に出して、文字にしてみたら、少しすーんとした。 心につっかえていたものが、流れていくような。 立ち止まったままではなく、少し、前へ進めるような。
