なにかを飾り付ける

この間、久し振りに一人暮らしの友人の家に遊びに行った。

で、玄関に小物が飾ってあった。オシャレ。

それは旅行先で買った雑貨なのか、誰かにもらったものなのか、よく分からないけども、「飾る」以外に用途がないものだったのは確か。(もうちょっとマシな言い方ないのか?)

そういえば、その前に遊びに行った別の友人の家にも、そういう雑貨があちこちに飾られていて、案外みんな身の回りを飾り付けるの好きなんだなーと思った覚えがある。

私の家の玄関はどうかと言えば、職場に持っていくためにまとめ買いした野菜生活(緑)200ml紙パックとファイア挽きたて微糖とお茶500mlペットが積まれている。さらに悪いと仕事用のカバンが放置されている場合もある。

いや、客観的に見てひどい。

こんな私だけど、雑貨店を見て回るのは好きだし、ガチャガチャでちっちゃくて可愛いフィギュア見かけると欲しくなる。内装の凝った喫茶店は好きだ。

ただ、日常の生活空間って「見ない」じゃん、って思ってしまう。

帰宅するたび、寸分変わらない状態でそこにある小物に、私は注意を向けられないと思う。

初めて出会った瞬間の「可愛い!」「綺麗だ~」っていう気持ちの昂ぶりは、おそらく家に持って帰った瞬間に半分になり、2~3日すればもう半分になる。1週間したら視界に入っても「あるな」としか思わなくなる。それで、掃除のときに邪魔だなって思いながら雑にどかす。

私の中ではそういう前提があるので、冒頭の「案外みんな身の回りを飾り付けるの好きなんだなー」という感想に至った。

ちょっと前からあつ森が流行ってるけど、あれも同じだよね。

過去作よりも飾り付けの自由度が高くなって、「理想の箱庭」をつくることが大きな目的になるゲームになってて……。(私はそのことに買ってから気が付き、「いや、なにもしたいことがない」「飾り付けに対する私のモチベ、低すぎ……?」となって、島の評価を☆5にしないまま放置している)(なんで買ったの?)

おそらく、私の暮らしぶりは総じて「素っ気ない」。

全く興味がないんだったらしょうがないけど、そういうわけじゃないんだから、もうちょっと身の回りを「飾る」ことを覚えた方がいいなと思った。

話がやや飛躍するけど、そういう生活や精神性が見た目にも表れる気がするし。

素っ気ない暮らしをしていたら素っ気ない容姿になるんだろう。

日ごろから細部に気を遣わなければ、雑な雰囲気が滲み出るんだろう。

なんか話がでっかくなっちゃったけど、まとめると「もうちょっと身の回りに気を遣おうと思った」という話。

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