広告を見るストレス VS サブスク課金

YouTubeとSpotify、君たちのことですよ。

YouTubeくんさ、最近2連広告とか平気でやってくるじゃん。
開始の広告・途中割り込み広告・終了の広告で、運悪いと全部2連広告じゃん。
スキップするために画面タップ・マウスクリック待機しなきゃいけないじゃん。洗い物しながらAGA対策の広告フルで視聴させられた人の気持ち分かる?
蛇足だけど、ヒゲ脱毛とか出会い系とかの広告もよく出してくるので、多分私の性別を勘違いしてるよね。まさかアルゴリズムにまで「男女(おとこおんな)」と揶揄されるとは……あとでYouTubeくんは屋上に来て。

Spotifyくんはね、最近どんどん広告の頻度高めてきてる。
広告時間を最大化しつつ、自サービスに繋ぎ止めるという至上命題を背負ったアルゴリズムが、私の忍耐力を測りつつ、じわじわと広告を増やしている。私には分かるぞ。
使い始めは「曲の間に音声広告が挟まるとか有り得んでしょ」と思っていたのに、今ではすっかり慣らされちまって……。見てください、これが巨大ITの養分にされている大衆の1サンプルです。特に珍しいものでもないですね。

そんなにストレスならサブスクに加入しろという話になるのは当然。
でもそれはそれで嫌なんだよなあ……。

嫌ポイント①料金設定が高い
YouTube Premiam ¥1,180/月
Spotify Premiam Standard ¥980/月
個人的に¥500/月がサービスに対して妥当と思える値段。倍は高い。
どっちもファミリープランに類いする料金設定があって、そっちだと大体¥600/月くらい。
一人暮らしってサブスクまでコスパ悪いの? はー泣いちゃう。

嫌ポイント②自動更新
特にSpotifyはそうなんだけど、毎日使うってわけじゃないのよ。
なんならほとんど使わない月もあるんだけど、自動更新だと勝手に支払いが済んじゃうじゃん。
支出した感覚がないのもBADだよな……。それが狙いなのは重々承知ですけど。
使いたい月だけ買い切りが良いよ~~でもコンビニやATMで支払いするのはダルいよ~~!!エーーーンドラえも~~~~~ん!!!

嫌ポイント③金を払って時間を潰している事実に耐えられない
特にYouTubeね。もちろん使い方次第だと思います。
昨今いろんなYouTuberがいて、料理やメイクやプログラミングやダンスやエトセトラエトセトラ、ノウハウを得られないジャンルなんてないんじゃないかというレベルだし。
ただまあ私が何を視聴しているかって、ゲーム実況か犬猫動画かバラエティ系の配信かで、もう娯楽の中でも受動の極みなわけ。
サブスク加入によって、私はより快適に暇つぶしできるようになる。なにそれ? 仕事して給料もらってストレス解消のために金を使う人生って、なに?

以上をもって、私は広告のストレスを甘受しているわけです。
それはそれで非合理的だってことは分かってるんだけどね。
広告を視聴し続けるというのは、おサイフからお金が出て行っていないだけで、それ以上のコスト(広告を視聴する時間、購買行動の被コントロール)を支払っていると思うし。
大体、広告か月額料金かを迫られた上に、その2択から降りられない時点で「負け」だよね。
動画投稿配信サイトなしでは流行りのVTuberも新しいゲームの発表配信も見られない。サブスク音楽配信からCDレンタルやiTunesの買い切りには今更戻れない。
付き合い方をちゃんと考えないと、知らない間に人生が巨大IT屋さんの養分になっちゃいそう。あるいはもうなっている。

みんなもご利用は計画的にね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?