いつまで"A5"に踊らされるのか―牛肉の新しい評価基準を考える
今週の「ガイアの夜明け」は牛肉の特集だったのだが、番組内で触れられていることで、驚くべきことがあった。「ランクはA5ではないが、むしろ美味しい」牛肉があるというのだ。我々は普段、「A5は、A4よりも、オイシイお肉である」と思っているが、我々の認知はゆがんでいるのではないか―。そこで今週は、牛肉の歴史から、A5が良しとされた背景と、どうすれば「美味しさ」のランク付けを根付かせることができるのか、という戦略を考察してみる。
渡来人・戦争・農業発展-牛肉食文化の浸透- 元々牛は、