CRCになって半年。今の気持ち。

こんにちは。
治験のおねいさん(@chiken_no_lady)です🥺

CRCになって半年が無事経過しました…
早かったような長かったような…

今日は看護師からCRCになって半年経って思ってることを自分のためにもブログに書いてみます。
自分の記録みたいなもんなので、どうぞお読み捨てください。


まず、CRCへの転職満足度…
100点満点中60点くらいかなって思います。正直。

あれ、低いじゃんって感じですよねー。
そうですよねー。

意外と低い理由は
私の覚悟の無さと明確な将来像がないこと。
かな。自分的に。

覚悟の無さ。
色々辛いことや前職と違うことあるのも理解して、覚悟してたつもりだった。
つらいことがあっても、看護師の時よりは大丈夫だろう。乗り越えられるって甘く考えてた。

でも実際は予想を遥かに超えてきてる。

前職では、
病棟リーダーとして先輩も含めスタッフに指示出ししたりと病棟業務を回す立場だった。
プリセプターもやって、新人や後輩の指導もやってきた。
委員会活動もやって、看護師だけじゃなく医者にも手指衛生とか急変対応とか指導したり、勉強会開いたりしてた。
病気の知識もある程度付いてたから、研修医の指示間違いにもすぐ気付けたし、急変の予兆も早期に察知して医者につなげられたりしてた。

でも今は違う。そもそも私は看護師ではなくなった。

治験の知識は全くない。
なんなら畑が違う。医療業界ではなく製薬業界。
医療知識はあっても私が持ってる知識って本当にちっぽけだったんだって気付かされた。
そして患者に触れることは許されない。
直接何人もの患者を救ってきたけど、それはもうできない。
さらにビジネススキルもわからない。電話やメールも満足にできない。
言葉遣いや立ち居振る舞いを何度も注意された。恥ずかしかった。
そう、立ち位置も違う。院内の人間ではない、外部の人間ということ。それは予想以上に肩身が狭かった。

働き方、患者・医療従事者・依頼者との関わり方、治療に対する考え方などなど
本当にすべてが違う。

私の今までの常識が何も通用しない。
あれ、私って無能…?って何度も何度も思った。
大学病院でバリバリ看護師してたつもりだったけど、
私ってまだまだで、看護師としても大したことなくて、
社会人としても無能で、
本当ね、実は毎日苦しかった。

辛い看護学生時代から看護師時代までの間、
あんなに頑張ってきたことは何だったんだろう。
辛くても耐えて頑張ってきた時間は無駄だったのかな。
そして、臨床から離れたことで、
私が得意としてた採血やルートキープの技術、処置介助とかどんどん失われていくようで怖い。

そんなことを考えたりもした。

なんでCRCを選んだんだっけ。
そもそも看護師になった理由はなんだっけ。
看護師の時に楽しかったことはなんだったっけ。
看護師辞めたのは正解だったのかな。

とか、
毎日答えの出ない自問自答を繰り返して

看護師辞めなきゃ良かった
やっぱ看護師辞めて良かった
こういうCRCを目指したい
私にCRCは向いてない…

ぐるぐるぐるぐるこんなことを考えてる。


でも、ね。

CRCになってみて、
最先端の治療を勉強出来ること
医者と治療についての話が出来ること
ビジネスマナーを学べてること
PDCAサイクルとか社会人としての考え方?を学べてること
不規則でない働き方が出来ていること
などなど、看護師では知らなかったことが知れて、
ぐんと視野が広がって楽しいと思えているのも確かで。

そして
TwitterでCRCやCRAさんなど製薬系の大変な毎日を楽しんで働いてる先輩方や
看護師から企業やクリニックなどなどに転職して、新しいことに挑戦してる看護師さんと
たくさん繋がって、

仕事に対してこんな考え方があるのか!
悩んでるのは私だけじゃないんだ!
転職ってみんな大変なんだなぁ

って知れたのも大きいかな。


看護師を辞めてよかったのか
CRCという道を選んで良かったのか

たった半年じゃまだ答えなんか出ないけど、
いつか胸張って"良かった"と思えたらいいなって、思います。


まずはね。
CRCとしての自分を受け入れていきたい。

その次に看護師としての自分、元々の自分とか自分のキャラを活かしたCRCになっていければいいかな。そこまでたどり着けるか謎だけど。笑

もしかしたらCRCをやっているうちに、別の道や夢が出てくるかもしれない。その時はその時だよね。


で、何が言いたかったのかはよく分からないけど、
これがおねいさんの今の気持ち。

まずは半年コロナ渦にも負けず、頑張った自分をたくさん褒めてあげることにする。
本当におつかれ、自分。

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