世界の環境問題に目を向ける
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます
地震から19日目を迎えました。
災害が発生する度に発生する、「災害デマ」のニュースがありました。
災害からの時間の経過に伴い、デマの種類も変わってくるそうです。
災害の当事者にとっては、切実な情報なので、間違った情報は命取りになります。
その感情を利用して自分の利益のために発信をするのは許されないことです。
情報の送り手としても、受け手としても、情報の扱い方をよく考える力が必要だと感じました。
今この瞬間も、救援や復旧にあたっている方々への感謝の気持ちと、一刻も早く救援や復旧が進むことを願っています。
ブルーカーボンプロジェクト
今回は、商船三井グループによる、インドネシアのマングローブ林の再生・保全に関わる記事から考えてみたいと思います。
マングローブ林とは、河口などの潮の満ち引きに影響を受ける場所に生えている植物によってできる林です。
マングローブ林には、小さな生き物がたくさん生息していて、それを捕食する生き物もたくさん集まってきます。
マングローブをはじめとする、海洋生物によるCo2の吸収のことを、ブルーカーボンと言います。
全世界の森林の量に比べたらマングローブ林の面積は少ない量ですが、滞留できる炭素の量が陸上の植物に比べて多いということで、その重要性が叫ばれています。
エビなどの生き物を採るためにマングローブ林が伐採されてしまったので、それを再生するためのプロジェクトということです。
マングローブ林の再生には、長い時間がかかるので、今の世代だけでなく、将来の世代に向けても繰り返しその重要性を学んでいく必要があります。
社会科の学習において、世界の環境問題は切っても切れない問題です。
子どもたちの意識がそこに向くように、授業を計画したいですね。
今回は、ブルーカーボンについての記事から考えたことを書きました。
お読みいただき、ありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。
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