社会「ごみの処理と利用」①
今日から、ごみの単元に入りました。
今回、定番の「家庭でのごみ調べ」をやっていません。
様々な家庭環境がある中、学校をスタートラインにして授業を組み立てたいと考えたからです。
まずは、「ごみ」という言葉からイメージすることを話し合いました。
誰でも発表できそうな、そして共通の土台を作るために必要な問いです。
この単元を通して、ごみは捨てるもの、ではなく、ごみは宝物、というような子どもたちに育てたいと考えています。
もちろん、これは裏テーマなので、子どもたちに話すことはありません。
ただ、このように思えるように単元は構成したいと思います。
誘導にはならないようにはしたいと思いますが、、、。
話はそれましたが、予想通り、子どもたちのごみに対するイメージはマイナスのイメージでした。
その後、教室のごみ箱の中身に関心が移ったので、ごみ箱の中身をみんなで検討しながら、具体的な「ごみ」に迫っていきました。
勤務校では、かなり厳しく分別が言われているので、子どもたちには当たり前ですが、中を見てみると色々なことがわかります。
このごみはどこへ行くのか?という話に移り、毎週2回、掃除の時間に用務員さんが回収してくれている、というところまでは、子どもたちが共通経験としてわかるところです。
その後ごみはどうなるの?という問いになり、クリーンセンター(清掃工場)の存在を知っている子が、「用務員さんがクリーンセンターに持って行く」という発言をしたところから、けんけんがくがくとなりました。
水の勉強を経験しているので、「じゃあ用務員さんに聞きに行こう!」となるのですが、なんと用務員さんがお休みされていたのです。
たまたまいらした教頭先生に、ごみ倉庫の存在を教えていただき、ごみ倉庫の見学となりました。
用務員がいらっしゃらなくて、締め切ったごみ倉庫を開けて中に入ったところ、子どもたちは大騒ぎになります。
そんな中で、倉庫の中にあるものを調べ、感想をまとめたところで本時は終わりました。
今回は、社会科「ごみの処理と利用」第一時の様子を書きました。
お読みいただき、ありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。
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