孔子公園の春の花々との再会・・・
コロナ禍のマスクから解放されて春休みとなり、熊本市内及びその周辺は、コロナ上陸3年前に戻ったように、交通量が一気に増えた。よって、取材先の孔子公園(熊本県菊池市)まで行くのに、従来の2倍ほど時間が掛かった。
ようやく園に到着した。駐車場のいつもの箇所に車を預け、車内でお気に入りのポンパドール(鶴屋百貨店アンテナショップFoody One)のパンを頬張り、簡単なランチを済ませた。一眼レフカメラやメディアをチェックし、それを片手に同園奥へと向かった。
気温も上昇し、太陽光が眩しい。園内あちこちの花壇で花々を撮るのに、いちいち木陰を探しながらシャッターを切らざるを得なかった。よって、僅か20分ほどであろうか、元気よく咲いている水仙やチューリップ、パンジーなどを次から次へと切り撮った。特に水仙の種類が多く美しく、本日の主役となっていた。
花壇は太陽光が強いために、花々が渇き気味となっていた。「雨上がりまたは早朝であれば、生々した花々の表情をより美しく撮影できるのだが!」と、ぶつぶつ独り言を呟く筆者であった。
残念ながら、時期がやや遅かったのか、桜や椿はかなり散っており、良い表情を捉えることができなかった。特に、椿に至っては、幻の染と言われる「辻ヶ花」の椿のような、落ちる寸前の枯れた絵面になってしまった。
先週までダラダラと雨が続き、嘘のように、本日一気に気温が上昇した。自然なるものはすこぶる不思議なもので、全ての生き物が俄かに蠢き始める。頭上では多くの虫たちが飛び回り、昨日までオフィスに籠り気味であった筆者にとっては、本日の孔子公園は別世界に見えた。
因みに、孔子公園には道の駅が併設されており、駐車場はすこぶる広く、大型トラックなども利用可能となっている。特にトイレは抜群に美しく、県内外からの観光客や散歩の常連さんが集まる人気スポットになっている。
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