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『あか牛ハンバーガー』・・・2年半ほど前に描いた新作ハンバーガー。それがヒントになっているのなら、嬉しさ百倍!

 ダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)のテイクアウトについて、岩本憲治食堂部長よりサジェッションがあった。それは、『あか牛ハンバーガー』(1,200円/税込)であった。

 瞬間的に、二年半ほど前に同ホテル中間管理職やスタッフのスキルアップ教育に携わっていた頃に、教育素材として描いたイラストが、どこかにあったはずだ。

 早速データを調べると、2019年11月16日(土曜日)19:51に、『新たなハンバーガーの試み』と題して、メイン食材を6種ほど列記したデータが残っていた。(以下イラスト参照)

 当時の同レストランマネージャーや料理長たちへは、出力して手渡していたと記憶しているが、それはそれとして全く問題はない。ただ、今回の『あか牛ハンバーガー』が、筆者のアイデアから少しでもヒントを得ているのでれば、嬉しさ百倍となる訳だ。

 前置きが長くなったので、ここらで遅ればせながら、テイクアウト用の『あか牛ハンバーガー』の中身を検証してみたい。

テイクアウト用の『あか牛ハンバーガー』

 最初に感じたことは、『あか牛のハンバーガー』がどっしりと重いことである。ジューシーで食感肉肉しく、香辛料も十分練り込んであり、すこぶる食欲を唆る。

 しかし、一番驚いたのは、熊本名物『辛子蓮根』が薄輪切り2枚、『あか牛ハンバーガー』とバンズの間に挟み込んであった。なるほど、『辛子蓮根』の和辛子(味噌入り)が、マスタードの代役をしており、その食感がアクセントにもなっているようだ。

 ハンバーガーの定番である野菜は、トマト、玉ねぎ、レタスが挟み込まれており、見るからに、腹一杯になりそうである。それに、フライドポテトも付いているので、満足度の高いランチボックスと言える。

 お味の程は、一言、「旨い〜♪」とエコーが欲しいほど、旨い。『あか牛』のハンバーガー自体も分厚く、『あか牛』の挽肉は癖はないが、その存在感は半端ではない。しっかりと肉を引き千切って食しているような感覚となる。

 同ホテルには、コロナ対策としテイクアウト用に多数品揃えしているようだが、利用客全体に浸透(情報共有)しているとは思えない。特に、高齢者の方々は、同ホテル公式サイトを見ることはなく、テイクアウトというイメージが湧かない人も多いからだ。

 これが口コミとなれば、もっと、テイクアウトメニューは重宝されるのではないか。このグルメに煩い筆者が声を大にして言うのだから、間違いはない。

 因みに、以下のイラストに描いている蓮根は、細川家の家紋『細川九曜紋』をイメージとして添えている。よって、今回、『辛子蓮根』を隠し味的にアクセントとして使っているところが、素晴らしかった

2年半前に描いていた『ハンバーガー』 by Chikao Nishida

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