見出し画像

犯罪者の『加害者&被害者摺り替え』と稚拙な『パッチワーク戦略』

 犯罪を繰り返す独裁国家やその独裁者は、『加害者&被害者摺り替え』を行いながら、無害な他国を地球上から抹殺しようとしている。

 犯罪国家の『虚言』は、こうだ。「西側の核の脅威が迫り、自国は危機的状況下にある。よって、自国及び自国民を守るために、致し方なく特別軍事作戦により、有害なるテロ国家を殲滅する!」、である。初手から、『虚言』のオンパレードであり、堂々と『加害者&被害者摺り替え』をしている。

 理解し難い『虚言』、『屁理屈』としか言いようがないが、『大義』がない為に、都合が悪くなれば、行き当たりばったりの『パッチワーク戦略』にて、虚偽情報(プロパガンダ)で煙幕を張り、執拗に侵略、殺戮を重ねて行く。

 結局は、以前の記事でも触れた通り、犯罪国家は当然『加害者』であるが、自らは『被害者』を装い殺戮を繰り返し、地球上を掻き回している。しかし、その他多くの国々の反応を見ると、『正義正論』を貫く国もあれば、『商売繁盛』を最優先に『正義』に背を向け、犯罪国家の『蛮行』を黙認している国もある。『人命』よりも『銭』を重要視する訳だ。

 この屁理屈が罷り通るのが国際社会であるのならば、国連の存在価値はない。何のために国連軍があるのか。何のための国連決議なのか。法的強制力はないと言っているが、国連運営の為に多国がどれだけ多額の負担を強いられているのか、理解に苦しむ。

 犯罪国家に対して、それを牽引する独裁者に対して、何の法的強制力もないのならば、その『蛮行』を阻止することもできず、ただ指を咥えて、犯罪国家の『暴挙』を眺めているだけの話となる。

 政治的に穏便なる接渉の言葉の綾ばかり。犯罪国家の元首の神経を刺激しないように、国名や元首の名前さえ明確に伝えず、漠然とした危惧の念を伝えるに止まっている。これを、『及び腰』と言う。犯罪国家の思う壺となっているに違いない。彼らは、『博打』と言うゲームを楽しんでいるに過ぎないのである。『悪行三昧』であっても、お縄にならないのだから。

 このように、国連がいい加減な組織形態ならば、世界平和を維持できるはずもなく、追い剥ぎや強盗殺人鬼の存在を黙認しているだけで、世界中の人々が平穏無事に過ごせる場所も無くなってしまう。

 『偽旗作戦』と確証があるのならば、堂々と「偽旗作戦で犯罪国家が『蛮行』を繰り返している!」と国連正式会見で明言すればよいものを、皆が、SNSを使って、あーでもないこーでもないと、無意味なメッセージを繰り返している。何の解決策にもならない。

 時折、仲介役として数カ国の元首が登場するが、皆、パフォーマンスばかり。自国の利益追求が第一義であり、ジェノサイドなどの『戦争犯罪』を阻止するようには動いていない。犯罪国家及びその元首を会話の道へと唱えるが、大罪を犯している鬼畜との対話が成り立つはずがない。『虚言』の塗り絵を見るだけの話だ。

 民主国家群が束になって、犯罪国家を『テロ国家』に指定し、その元首及びその取り巻きを全て『指名手配』すれば良い。よって、犯罪者たちは国際会議への参加もままならず、国連の常任理事国としての資格剥奪など厳格なる措置を講じなければ、今回のような侵略戦争は繰り返されるばかりとなる。元々国連は、第二次世界大戦の戦勝国に有利な組織となっているのだから、『拒否権』の存在にて何ら解決できぬように、完全に形骸化している。

 現在の犯罪国家による侵略戦争の状況は、刑務所に入るべき犯罪者を相手にして、拘束もできないまま、犯罪者の一方的で身勝手な『蛮行』を黙視し、『虚言』に耳を傾けているに過ぎない。よって、犯罪国家もその独裁者も言いたい放題、遣りたい放題で、及び腰の西側に対して、薄ら笑いをしているのみとなる。

 犯罪国家及びその元首の『加害者&被害者摺り替え』を、絶対に認めるものではなく、言葉だけの『非難』だけに留まらず、『屁理屈パッチワーク戦略』を徹底的に潰し、無力化する必要がある。

 歴史を紐解けば、今回の侵略戦争で犯罪国家が敗戦となれば、第二次世界大戦と同様に、日本であれば『東京裁判』に掛けられなければならぬ。『大国』、『戦勝国』として特別扱いをする必要もなく、とことん、罪なき人たちを惨殺した大罪を、公開裁判により徹底追及しなければならない。

 侵略戦争の火種を作った犯罪国家は、遅かれ早かれ、国家崩壊に繋がり、分裂される運命なのかも知れない。最終的には、犯罪国家で日頃から押しつぶされてきた、懸命なる国民の手に委ねられているのではなかろうか。

 筆者は『国際政治学者』でもないので、何とも言えないが、今回の犯罪国家による侵略戦争を、『対岸の火事』として悠長に傍観すべきではないを考えている。それは、『明日は我が身』であるからだ。

※ここで特定の国名、独裁者名を伏せたのは、それを書き込むと、最上部に『○○に関する記述』と出てくるので、それを回避するために、敢えて国名、独裁者名を省いている。

犯罪者は何でも喰いまくる!

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。