Save Ukraine!(ウクライナを救え!)III
コロナ禍で世界がパニック状態に陥る中で、ロシアという国がコロナパニックを更に掻き乱す。人道回廊とは、民間人を生捕りにして、プロパガンダに利用するだけの話。世界的な恫喝専門店ロシア流の常套手段である。難癖、威嚇、虚言、脅し、罠と、毎回同じパターンで拳を振り上げ、暴力に出る。
世界中の人たちが、皆、迷惑どころか、世界崩壊を危惧している。ジャーナリズムを否定し、言論統制に走り、全て都合の悪いことには、虚言を連発し蓋をする。プーチンが記者会見する時の、周囲の関係者は勿論だが、記者たちの表情は「呆れてものが言えない!」といった感じで、目が死んでいる。
二十一世紀となり、これほどの時代錯誤のストーリーに直面するとは思わなかった。クラシック音楽にしろ、バレーにしろ、すこぶる素晴らしい文化を継承している国であるのに、文化の香りもしない孤独な独裁者の思い込み、履き違えにより、全てがダメダメになってしまった。
このように狂ったロシアが目立つばかりで、中国のオリンピック、パラリンピックが台無しになった。中国も世界各国に対してイメージアップの絶好のタイミングであったにも関わらず、小心者&ビビリ屋で捻くれ者の独裁者により、平和の祭典が空爆されたことになる。とんでもない話である。
ただ、本日足を運んだ孔子公園では、春の香りが漂い始めていた。地震、コロナ、洪水、火災などの災害に見舞われたとしても、小さな自然でも規則正しく動いている。よって、我々日本人は、幸運にも四季の素晴らしさを楽しむことができる。ロシアが狂おうが、自然は狂わない。(温暖化を除く)
寒暖の差がある日が続き、小糠雨でどんよりとした空気が一気に吹き飛んだ。本日など、日差しが眩しく、可愛い花たちが語り掛けてくる。このような四季という季節の移り変わりや花々の癒しなど、独裁者は興味もないのだろうか。苛つく心を癒してくれる自然を素直に甘受すれば良いものを・・・。
実は、新聞社時代の若き頃に、ロシア料理店「バラライカ」にて、或る女性とデートしたことがあった。その時、ロシアンティー、ピロシキ、ボルシチなどのロシア料理について語り合った想い出がある。京都でも、歌手の加藤登紀子さんがオーナーのロシアンレストランへも足を運んだこともある。
同じく京都の知恩院檀家総代のお誘いで、タイニーなロシアンレストランに招待され、拘り料理を楽しんだことがあった。また、熊本市内では、鶴屋百貨店のデパ地下に人気のピロシキ店がある。折角、魅力ある食文化が存在する国であるが、常軌を逸した独裁者の挙動は、「残念無念」としか言いようがない。
世界中の人たちへ物申す立場では無いが、一言許して頂ければ、「この時代に、無益なる戦争と殺戮を止めてくれ!」と声を大に物申したい。ウクライナ危機におけるロシア独裁者の蛮行は、大自然の前では無意味、無価値ということだ。
最後に、「国破れて山河あり」とならぬよう祈りたい。戦争は世界全体が荒廃するばかりで、多くの人々が惨殺され、遺恨しか残らない。そこで「山河」が残っていても、戦争前の平穏無事なる時代には戻すには、これから何十年、何百年も掛かってしまうことになる。
Save Ukraine!(ウクライナを救え!)