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『欧米への妬み』が『蛮行』に至っている。

 『ウクライナ・クライシス』の半年を振り返り、また、独裁者たちの言動なりを紐解くと、明らかに整合性のない、黄泉の国からの使者に取り憑かれたような、時代錯誤、被害妄想、責任転嫁、虐殺の流れになっている。

 ロシアの独裁者自らが『ナチ』をこよなく愛し、夢幻のような『帝国』、『皇帝』を描き、妄想に浸っている。冷静に考えれば、歪み切った思考回路が爆発し、『欧米への妬み』が『蛮行』に至っているに過ぎない。

 それを、ウクライナという主権国家やその国民への殺戮へと動いているのだから、どう逆立ちしても、理解に苦しむばかりである。狂犬病の犬を数千万頭、世界中に野放ししているようなものだ。

 いくら大国の元首と雖も、同じ一人の人間であり、その人物のみの歪み切った思想により、自国民を騙し、エリート族へは暗殺で口封じ、他国へは侵略を続けるという『蛮行』が、世間一般に認められるはずがない。

 一般的な会社であれば、「今の時代に、何を惚けた事をしてるんだ!それこそ、パワハラとかセクハラと言うんだよ!」と叱責されてしまうだけの話である。平穏無事なる一つの国家に対して、『ナチ』、『ネオナチ』なんぞ、甚だ、失笑ものでしかない。

 ロシア周辺国々で、自由を勝ち取った主権国家のどの国が、ロシアを攻めているのか。どの国が脅威となっているのか。その国が『NATO』に参入して、ロシア侵略を狙っているとでもいうのか。ナンセンスである。

 全ての自由主義国家は、国民の平穏無事なる幸せな国づくりに徹している。勿論、チョロチョロと国自体を私物化している『ナチ』的存在の元首もいるが、それらの国々は自由主義国家には属していない。

 嘘に嘘を塗り重ねる『プロパガンダ』なんぞ、時代遅れでしかない。稚拙なガキの言い訳だ。常に行き当たりばったりで、都合が悪ければ、己の部下の首をどんどん切っては捨て、捨てては切って行く。信頼関係など何処にもない。

 戦国時代ではあるまいし、ロシアの独裁者がまともならば、また、周囲から信頼のおける大人物であるのならば、このような事態になるはずがない。全ての民主主義国家からは、白い目で見られてるだけの話である。

 殺戮を繰り返せば繰り返すほど、その独裁国家は国旗と同様に、殺された多くの人々の真っ赤な無念の血に染まり、現代歴史に汚点を残すばかり。侵略で殺された人々のその呪いたるや、『ジェノサイド』に手を染めた輩の子々孫々にまで永遠に続くはずだ。いや、そう願っている。

 ロシア国家の官僚たちや国民は、『ウクライナ・クライシス』が自国のための好手と思っているのか。自国民皆が手を取り合って、『幸福感』を味わっているのだろうか。言論統制に気づき、反旗を翻すが『正義』ではなかろうかと。

 『ナチ』を押し進めるロシアの独裁者とその周辺の官僚、軍人全てが、地球滅亡の危機を齎している。コロナ禍で世界が混迷している最中に、このような侵略戦争を引き起こしたロシアは、罪深き低民度の国になってしまったようだ。

 民主主義国家も及び腰なところがあり、また、グレーゾーンに位置する国家の元首たちも、柳のように風に揺れ、右へ倒れたり、また左へと。結局、元首自ら率先垂範にて、国民の『幸』のために東奔西走している元首はごく僅かである。酷い話だ。

 このような私利私欲に駆られた元首の国は、主権国家として認める必要もない。国連が侵略国家は主権国家として認めずとなれば、自動的に『拒否権』も剥奪できる。

 『ジェノサイド』や『言論統制』などで、自国および他国へ『不幸』を齎すような国家には、一切、『拒否権』を与える必要もなければ、G20などに出席する資格もない。

 国家元首は、国外逃亡しても身の確保はできない仕組みだが、『ナチ』を行動に移した残虐なる人物へは、国連発動で『地球転覆罪』として、身の確保ができるような世界になれば宜しかろうと。

 残念ながら、国連が機能しないのは、つぎはぎだらけの、戦勝国、特に大国に都合の良い組織であるからだ。

 第二次世界大戦終結から77年。ここらで国連を完全にリセットするか、別枠の国家連合体を新たに構築する方が賢明である。日本は、敗戦国として、どれだけ金銭やその他ノウハウを提供し続けてきたのかを考えるだけで、激昂ものとなる。

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