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聴き上手、聴き下手、話し上手、話し下手、読み上手、読み下手、書き上手、書き下手・・・

 人は十人十色。標題の通り、自分がどのタイプで、他人がどのタイプかアバウトには判りそうだが、正確に把握、判断することはできない。

 他人の話に耳を傾けて聴いてくれる人は、聴き上手。話の内容をしっかりと理解し、的確な提言、苦言を呈してくれる。

 人それぞれの性格によるが、他人の話を数秒で拒むような聴き下手な人もいる。他人の話を最初から最後までじっくり聴かなければ、相手の真意を把握することはできない。

 書簡であれば、読み上手な人は一言一句漏らさず眼を通し、最良の答えを引き出してくれる。慌て者に多い読み下手な人は、提案されている内容を曲解したり誤解したり、的外れな手紙が届くこともある。

 姿が見えない電話でも、相手が「聴く」のスタンスなのか、単に「聞く」スタンスなのか、電話向こうから伝わってくる言葉やそのトーンにより、どの程度のものかは判断できる。同様に、書簡内容を吟味することで、どれだけ推敲して書き綴られた文章なのかを分析することもできる。

 人とのコミュニケーションにおいて、必ず耳を傾けて「聴く」を実践することが重要だ。また、書簡もまた、じっくり読み返し、相手の心を真摯に受け止めることが不可欠となる。日頃から、このような対応をしていると、互いの「誤解」や「すれ違い」は激減することになる。

 最後に、聴き下手な人は、落ち着いて相手の話に耳を傾け、互いに文章にて補完する手間を掛けることも必要である。話し下手や書き下手な人は、ChatGPTに書き綴った文章の評価を願い、校正することができる。時には、ChatGPTの方が適切なアドバイスをしてくれるに違いない。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。