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赤牛ハンバーグ徹底検証・・・

 赤牛と言えば、熊本県の名物の一つ。肉質はさっぱりにて、健康食材として一般化していると言っても過言ではない。地産地消を牽引する熊本ホテルキャッスルであるが、その1階にあるダイニングキッチン九曜杏では、この名物赤牛肉を使ったハンバーグを提供している。

 ナイフを入れると、透明な肉汁が中からドッと流れ出す。ハンバーグに使われているの肉の比率は、赤牛六割、豚肉4割のようで、非常に食べやすく、バランスの良い、癖のないハンバーグとなっている。

 通常はドミグラスソースで召し上がるお客が多いと聞いている。筆者は、ポン酢やニンニク醤油とワサビ、おろし大根を注文し、和風に転じて食すことにしている。

 この赤牛ハンバーグは、以前は、小さな鉄製フライパンの上で「ジュージュー音」を立てながらサーブされていた。しかし、細かい油が飛んだり、匂いがレストランホールに充満するので、最近は、プレートスタイルでサーブされることで、美しくゴージャスな料理にグレードアップしたようだ。

 また、シズル感を連想させる音が無くなり、テーブル周りが静かになった。サービススタッフにとっては、お客もスタッフも火傷の心配なく、お客にとっても、口に入れる瞬間の温度がやや低くなるので、落ち着いて食せるのではなかろうか。

 赤牛はたいへん健康に肉として評判が良いので、熊本に足を運ばれた折には、ステーキハウスやホテルレストランにて、「赤牛のステーキかハンバーグありませんか!?」と尋ねて頂ければと。是非、旅の土産話として、ご賞味頂きたい。


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