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積善之余慶

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負のスパイラルを吹き飛ばし、常に好循環。自分らしい、大切な人生を送るための『秘策』を一緒に語り合いたいですね。そんな、気持ちです。 https://www.dandl.co.jp…
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#西田親生のグルメ論

日々、お陰様。

 年の瀬となり、いつものように国内はソワソワしている。若くして起業して三十三年になるが、この年末のソワソワ感については我関せずが、筆者のスタンスである。別にソワソワすることもなく、年末だから、年始だからと言って、商業イベントに心を奪われる必要性を感じないのである。  それより、お歳暮をお贈りして頂く方々の気遣いがすこぶる有難くもあり、気になって仕方がない。「日々、お陰様。」の心を持って、恩返しをしなければならないが、それを考えると、少々焦ってしまう。  今年も、静岡名産、

「お食事処 ひろ瀬」を訪ねる。

 久しぶりに、熊本県北部の山鹿市にある「お食事処 ひろ瀬」でランチをすることにした。熊本市内から山鹿市まで、車で45分くらいかかったろうか。結構、車の往来が多かった。  今回は、出発前に電話をして、テイクアウトの予約をしておいた。実は、毎度のことながら、写真下の巻寿司と稲荷寿司はほとんど売り切れてしまうのである。  到着して否や、和風ちゃんぽんをオーダー。写真ではボリューム感が伝わらないが、いくら食べても、麺も野菜も減ることがなく、かなりボリューミナスなものだった。しかし

田舎農家の豪快なご接待・・・

 最近、田舎の方の親戚とは全く会うこともなくなってしまった。昔を思い起こせば、田舎に行くと、いろんな発見があった。  新聞社時代に、山手の田舎の農家だったが、仕事で足を運ぶことがあった。玄関に迎えに出てくれたのは、八十前後のおばあちゃん。とても笑顔が素敵な方だった。  座敷へ通され、座布団の上で正座して待っていると、湯気が立つ、出来立てほやほやの蒸饅頭を皿に山盛り持ってきてくれた。  「若いから、全部食べれるでしょ!?」と。  昼過ぎであり、昼ごはんを食べる暇もなかっ

地道に歩む食事処に優るものはない。

 本日、久しぶりにご紹介するのは、「日本料理えのきぞの」である。筆者にとっては隠れ家的存在であり、粋な食事処として時折利用させて頂く。  以前は熊本市内の大江地区にあったが、2018年9月19日に現在の新屋敷へ移転。前身は名の通った料理学校であり、そこで教鞭をとっていた三代目の榎園豊成氏が一念発起して世に出したのが「日本料理えのきぞの」になる。  祖父は昭和の夜明けに東京上野の精養軒に勤務しており、全国の料理人憧れのハイカラ・レストランにて修行を積んでいた。その百年に及ぶ

上五島で出逢った天然物に腰を抜かす。

 30年ほど前に、上五島(長崎県旧奈良尾町)へ上陸した時のこと。船で島の周遊をしていると、70cmを超える天然真鯛を釣り上げた人と目が合った。その釣り人は筆者へ満面の笑みにて、大物を両手に抱え、天に向かって突き上げた。「こんなの初めて釣りました!」と大声で叫んだ。  あのような巨大天然真鯛は見たことがない。それから、筆者も船から手釣りにて天然石鯛を狙い、1時間ほどで小ぶりだが三匹釣り上げた。もっと大物を釣り上げたかったが、そろそろ夕餉の時間となるので、宿に戻り、女将に頼んで

成功者の行動力は、半端ではない。・・・『思い立ったが吉日』

 11月末日の事だった。某店の取材依頼があり、久しぶりの博多入り。早朝まで準備を行い、取材車を運転し、九州自動車道、そして福岡都市高速を通り、現地入りした。  取材についての詳細打ち合わせがない割には、思いの外、早い時間で終了した。それから更に、ホテルオークラ福岡地下駐車場に潜り、車を預けた。  案内された先は、食事処の名店であった。会議室へ案内され、同店の社長と通販ご担当との初顔合わせ。僅かな時間であったが、ご担当の質問攻めに遭いながらも、すこぶる充実した時間が過ぎた。

脈絡のない不思議な夢。・・・インターホーンの音で夢から覚める!

 料理の取材依頼があり、準備万端にて、現地に到着した。取材依頼の間を取り持ったのは、当社代理店の人物であった。  山小屋風の建物のレストラン。到着するや否や、テーブルに寿司オードブルのような、大きなオーバル皿に料理が盛ってある。 店主:「この一皿しかないんですが、よろしくお願いします!」  かなりの数の料理が出てくると期待していたが、何やら、代理店の人物が急用があるらしく、その一品になってしまったようだ。あれこれ画角や構図を考え、撮影は終了した。  外の出ると、代理店

SmartNewsに紹介される!?・・・

 昨日、『note』から、(1)「一日に、好青年二人と出逢う・・・若者の『素直さ』に、明るい未来を垣間見る。」、(2)「『えのきぞの』・・・土鍋炊き立てご飯で決まり!」の2本が、『SmartNews』に紹介されたとの通知があった。  日頃からスマホで利用しているのが、『SmartNews』のアプリで、特に、国内外情勢を読むことが多い。しかし、海外メディア日本語版の誤字脱字が多過ぎるのには閉口するものの、このアプリは大変重宝している。  その『SmartNews』に何故紹介

イギリスから友来たる。・・・娘の一言に、腰抜かす!

 数年前に、突然Messengerに電話が掛かってきた。イギリスの友人からである。念願の日本旅行で熊本にも立ち寄りたいので、是非会いたいとの事。  あまり沢山食べれないけれども、日本食が希望だと言う。そこで、熊本ホテルキャッスルのマネージャーに連絡を取り、同ホテル1階奥座敷『細川』を予約することにした。  日本人であれば何も心配することなく、さっさとメニューを考えるが、果たして刺身などを9歳の娘が食せるかどうかが問題だ。しかし、折角、東京から南下して熊本へ来るので、熊本の