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積善之余慶

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負のスパイラルを吹き飛ばし、常に好循環。自分らしい、大切な人生を送るための『秘策』を一緒に語り合いたいですね。そんな、気持ちです。 https://www.dandl.co.jp…
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2024年3月の記事一覧

一度、彫られた面は元に戻ることはない。

 ある日突然、全く人格が変わったような顔つきとなり、豹変する人がいる。本人は朝から見る顔はいつも通り変わらぬと感じるだろうが、実は、別人のような風貌になっている。  喋り方も、リアクションも、以前とは全く別人である。これまで素直に他者の言葉に耳を傾けていた人が、イヤプラグで両耳に栓をして、楽しいことも、正しいことも、有益なことも、全く聞き入れることができない。  歳を重ねて、目つきが悪い仏頂面の人もいる。長年積もり積もった笑顔なき状態が、能面師がノミを使い般若の面(メン)

暗い気持ちで、暗い表情で、営業できるはずがない。

 気持ちが落ち込み、暗い気持ちとなり、暗い表情で営業ができるのかと言えば、否である。そんなオーラを運んでくるような人とは会いたくもない。  営業で持ち込んでもらうには、信頼性の高い情報や将来的に明るく夢あるものを運んできて欲しい。  例えば、とても素晴らしい商品であっても、暗いオーラで運んでくるとなれば、その価値が伝わる前に「No, thanks!」と言われるのがオチである。  だからと言って、根暗な人は営業に向かないかと言えば、それは、逃げ口上であり、責任逃れにしか聞

天使の囁きに耳を傾けよ

 我々の心は、天使と悪魔が共に棲む複雑な場所である。これらは比喩的に、我々の内なる善(善玉菌)と悪(悪玉菌)、良心と誘惑を表している。殆どの人たちは、これら二つの囁きに日々耳を傾け、自身の選択に感化されている。  天使の囁きは、しばしば我々に誠実さと思いやり、他者への配慮を促す。この囁きは、困難な時でも正しい行いを選ぶことの重要性を示唆し、我々を高い道徳的基準へと導くのである。それに反して、悪魔の囁きは短絡的な喜びや自己中心的な選択を示すが、長期的な満足や幸福をもたらすこと