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積善之余慶

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負のスパイラルを吹き飛ばし、常に好循環。自分らしい、大切な人生を送るための『秘策』を一緒に語り合いたいですね。そんな、気持ちです。 https://www.dandl.co.jp…
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2023年10月の記事一覧

こんなに多くの人たちが生きている・・・

 熊本市内の花岡山山頂に車で上り、熊本市内を一望したことがあった。  熊本市は政令都市として、九州では福岡市、北九州市に次ぐ3番目に大きな都市である。山頂から見た熊本市は、こんなにも多くのビルがニョキニョキと建っているのかと、目を疑ったことがあった。  望遠レンズで、市内北側、東側、南側、そして阿蘇方面を撮影したが、大なり小なりのオフィスビル、マンション、アパート、そして間を埋めるように一戸建ての家々が無限に連鎖している。  眼下の熊本駅も最近の都市開発により大型商業施

これが、昔の水道管!?

 清らからな湧水で知られる、八景水谷公園(熊本市北区)。同公園の湧水は、昔から熊本市の第一号上水道の水源として利用されてきた。  同園内にある水の科学館に入り、すぐ右手には黒っぽい不思議な形状のものが展示してある。何と、昔の木製水道管(大正13年の水道管)だという。木をくり抜いた木管であり、外側を金属でぐるぐる巻きにしてある。  現代の水道管とは全く異なる素材にて、手間暇かけて水道管を作っていたに違いない。  熊本市内の水道水が、阿蘇山からの伏流水であることをご存知であ

積善之余慶・・・金毘羅宮の階段

 「積善之余慶」という言葉を好むが、日々、それを実行するのは至難の業。しかし、この言葉を大切にするのは、人として必要なことである。  以下は、手前味噌で大変申し訳ないが、若き頃(新聞社時代)に、四国V字ルート(高松→高知→松山)途中で金刀比羅宮への階段を上ることになった。  ところが、一人の後期高齢者のお婆さんが、「バスに独り残るのは嫌です。上りたい!」と言ってガイドの指示を聞かない。足が悪いので、気持ちは分かるが、周囲の連れの人たちもどうしようもなかった。  よって、

マーキュリーに魅せられた幼少期・・・

 幼い頃に憧れたのは、バイクと車である。初めて見るバイクや車は、何時間もぐるぐる回り眺めていても、全く飽きることはなかった。  当時、父の竹馬の友のお医者さんが、ブルーメタリックのマーキュリー(Mercury Park Lane)を保有していた。  田舎では、自家用車が自宅にあれば羨望の眼差しで見られるほど、現在のように高級車が普及していない時代である。  突然、夏休みとなり、我が家とお医者さんのご家族と、家族旅行に出掛けることに。  車2台で、某高級ホテルへ行くこと

「知恵卵」を割れば、人生が好転する。

 面倒臭がり屋は、折角持ち合わせている「知恵卵」を割ろうとはしない。実に勿体ない話だが、そのまま心のどこかに仕舞っている。  「知恵卵」から何が生まれるのかは、人それぞれ。ただ、仕舞っておいて眺めているだけでは、何も起こらず、何も変わらず。  正直申し上げて、筆者もかなりの面倒くさがり屋であることに間違いはない。分かっていても、「思い立つが吉日」として俊敏に動かない。  起業してからは、思い立つ前に動くように心掛けてきたが、折角持ち合わせている「知恵卵」なので、現在でも