「ストーリー性のない授業なんぞ役立たず!」と、嫌っていた学生時代を振り返る。
学生時代、理数や英語は強いが、国語や社会に関心がなかった。言い訳にもならないけれども、当時の国語や社会などにストーリー性を見出せなかった自分が居たようだ。
記憶の箱にひたすら詰め込む学習法が一般的であり、それを点数にして、出来不出来の差別化を図っていた時代であるから仕方ない。各教科の枠以外は、全く評価にも値しないのである。
文豪の名作にしても、その一部を切り取り、その著書の紹介があり、作者の心を読むなど、筆者にはどうしてもその手法が気に入らなかった。「作者が伝えたか