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西田親生のAI実験室

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テキスト生成AIや画像生成AIなどのAI実験室として、その活用法を提供するマガジンとして書き綴ります。 ▼西田親生のZOOMセミナー「Well Done」 https://n… もっと読む
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#画像生成AI

時代は、変わる。

 世の中は、今や生成AIブーム。世の中を変えてしまう生成AIの大御所たる「ChatGPT」に関しては、それを操れなければ、先々、「しまった」、「損した」という人が必ず出てくるに違いない。  その根拠は、生成AIを操れるならば、次世代への波に上手く乗れるのだが、インターネット黎明期と同様に背を向けて仕舞えば、逆に、生成AIに操られてしまう時が必ずやってくるからだ。それでも構わないとなれば、それは多様化の時代であり全く問題はない。

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アナログとデジタルの狭間で揺れる著作権の未来

 アナログな世界を考えると、写真、絵画、書、陶芸、ファッション、バッグやネクタイなどのデザイン、ポスターに掲載されるロゴマークやキャッチコピーなど、人の手によって制作されたもの自体に著作権が生じ、盗作や類似したものは許されず、著作権法によって保護される。  デジタルな世界においても、デジタルアートや写真、ロゴデザイン、アプリケーションソフト、OS、半導体設計図、都市計画図、建築構造設計図など、すべてに著作権が認められ、同様に著作権法により保護されている。  昨年より世界を

ChatGPTのアプリダウンロード完了・・・

 ChatGPTのMac用アプリがリリースされたので、早速、MacBook ProとMacBook Airへのインストール作業を完了した。  さて、アプリをダブルクリック。しかし、「Coming soon」とあるので、まだ使えないようである。ちょっと残念。  しかし、iPhoneで利用するChatGPTアプリと同様にパソコンでもアプリが動けば、もっと夢は広がる。  特に、Voice Chatは重宝しているので、他の仕事でキーボード叩いていても、会話でChatGPTが動き

ChatGPTの集中研究に切り替える・・・

 これまで、Midjourneyやその他の生成AIをtext to imageの実証実験として活用してきたが、筆者の仕事柄、これからはChatGPTオンリーに絞り、集中研究することにした。  text to text、text to image、text to movieと本年末を目処に、遥かに進化するであろうChatGPTでもあり、生成AIの牽引役として膨張しつつあり、それだけでも十分研究対象となり得る。また、他の生成AIの登録解除をしても、全く支障はないと判断したのであ

DALL-Eが描く、「今日の水彩画」・・・着物美人。

 昨日までは、「今日の鉛筆画」シリーズを不定期にアップしていたが、本日から「今日の水彩画」の画像生成実験としてご紹介することに。  筆者の拙い解説文は不要であろうかと思い、以下、ChatGPT DALL-Eが生成した「着物美人」をご覧いただければと。  しかし、「着物美人」が生粋の日本人に見えないのだが・・・。

DALL-Eが描く、「今日の鉛筆画」。

 今回のテーマは、各国(仮想国)のプリンセス。本日、2つ目の「今日の鉛筆画」である。  筆者は日本人であるので、やはり、日本人贔屓となり、トップ画面に選ばせてもらった。  ChatGPT DALL-Eの画像生成能力は長けているが、やや偏りや癖もあるので、プロンプトにて、微に入り細に入り、自分の思い描くものをテキスト化して、伝える必要がある。  今回のテーマは「プリンセス」であるが、鉛筆画に凝ってしまったので、このベクトルは変えず、読者の方々が飽きるまで(既に、飽きられて

DALL-Eで絵本を作る試み・・・

 これは、ChatGPT DALL-Eのプロンプトのgen_idを取得したり、JSON形式でプロンプトを出力させて、背景などを可能な限り変更しない状態のまま、主人公の表情や動きを変えるために行う専門的な方法を選ばず、ただ、日本語だけで主人公の動きをシミュレートできるかの実験を試みた。  要は、英語のプロンプトを無視して、「背景の壁や藁、親鳥などのプロンプトを固定して変更してはならない」といった日本語で牽制しながら、こちらが要望する画像についての日本語説明がDALL-Eに伝わ

DALL-Eの実力・・・なかなかのもの

 「2月22日は、猫の日!?」の結びとして、子猫がヒヨコの頭を撫で撫でして「よしよし♪」といった画像生成をChatGPT DALL-Eで実験することにした。  結果は、思った通りの構図と雰囲気が生成できて、正直なところ驚いている。Midjourneyもタジタジとなるような画像になった。Midjourneyと全く同じプロンプトで生成させたが、何の違和感もなく出来上がったようだ。  二人ともモフモフ感があり、互いの好奇心を全開させたものに発展させて行きたいと思うが、今回のCh

ChatGPTが生成する日本のお札と硬貨

 ある方が、ChatGPTにてお札や硬貨を生成されていたので、実験的に生成AIがディープラーニングした結果として、日本のお札や硬貨をどのように認識しているのかを知りたくてプロンプトを書き込み、画像生成を行った。  生成されたお札や硬貨の画像は以下の通り。本物のお札や硬貨の複製は厳禁となるが、画像を見て違和感しか伝わってこなかった。何となくのイメージは分からないではないが、特に硬貨のデザインはいい加減である。  お札に関しても、強い違和感がある。漢字はどこの国の文字なのか判

ChatGPTと鏡の特性・・・

 いつも生成AIを利用する時に、鏡をマテリアルの一つと含めた場合、生成AIへ「鏡の特性」をしっかりと学習させても、正確にシミュレートできないで、とんでもない画像を生成してしまうことがある。  そこにはプロンプト自体にも問題があるかも知れないが、どうしても、鏡の前に立つ動物と鏡に映る動物の距離や高さ、遠近感などが全く計測されず、安直に画像生成することもしばしば。  今回の「鏡の特性」をテーマとした実験で、まあまあ使用できるのは、トップ画面の「猫と鏡」くらいであろうかと。

温泉宿の女性モデル生成・・・

 ChatGPTも他の生成AIと同様に、この手の画像生成についてはモラル制限がしっかりしている。もちろん、そうあって欲しい。  昨年は、温泉宿のモデルとしてMidjourneyで画像生成した経緯もあり、今回は、ChatGPTがどこまで自然な雰囲気のモデルが作れるかが課題である。  プロンプトの中に、日本人女性モデルの理想像について、微に入り細に入り書き込まなければ、吊り目で日本人らしからぬ骨格の女性が現れたり、急に欧米の女性に切り変わったりもする。  日本の温泉は衣類を

バーチャル・バレンタインデーに世界最高のチョコレート!?

 来週、バレンタインデーがやってくる。よって、ChatGPTに頼んで、世界最高のチョコレートをハートの箱に詰めてもらった。  ありそうでなさそうな、ゴージャスなチョコレートだが、もし、これを本当に作るとしたら、売値はいくらになるのだろうか。  箱詰めが大変そうで、数限定で販売するしかなかろうと。一応、全てのチョコレートの出来栄えを観察したのだが、手抜きのない仕上がりである。  バーチャル・バレンタインデーに、世界最高のチョコレートをご賞味あれ。

生成AIを操るには、脚本家になればいい!

 生成AIに必要不可欠なのは、プロンプトである。ただ、昔のように専門的なプログラムをインプットするものもありはするが、万人が利用するAIとなれば、如何に素敵な脚本を書けるかにかかってくる。  筆者なりの結論であるが、「突出した脚本家たれ!」ということだ。  そこには、日常生活からビジネス領域、さらには自然物から人工物、現存するものからこの世に存在しないものまでのイメージを、的確に表現できるボキャブラリーが必要になってくる。  生成した画像を安直に満足するのではなく、一人

ChatGPTで、日本の焼き物に挑戦。

 日本を代表する焼き物には、益子焼、美濃焼、九谷焼、常滑焼、信楽焼、伊万里焼、有田焼、波佐見焼、瀬戸焼などがある。  今回、ChatGPTのプラグインであるDALL-Eに、準備していたテキストだけを提供して、「日本の焼き物」の画像生成に挑戦してもらった。  これはあくまでも、画像生成AIの再現力と芸術的な創造力を試すものであり、それぞれの焼き物の歴史と伝統を無視して、冒涜するものではない。  それぞれの焼き物とは酷似したり、または、全く別物のような画像が生成されているの