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西田親生のAI実験室

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テキスト生成AIや画像生成AIなどのAI実験室として、その活用法を提供するマガジンとして書き綴ります。 ▼西田親生のZOOMセミナー「Well Done」 https://n… もっと読む
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2024年3月の記事一覧

真偽が混沌と共存する世界では、虚偽が支配を強めている。

 プロパガンダに満ちた国家において、独裁者やその側近、そして不義の政策は、プロパガンダを不可欠なツールとして使用し、これをウィルスのように活用している。  プロパガンダは、真実と虚偽が一体となった世界観を創造し、無実の国民の心理に侵入し、従属を正当化している。操り人形師が恐怖を植え付け、人形を操ることで、虚偽によるマインドコントロールを強行し、奴隷状態に落とし込んでいる。  自由を謳歌する国々においても、虚偽は無数に横行しているが、これらは多くの場合、民衆の生命を直接奪う

現代における最強ツールは、「note」+「ChatGPT」。

「note」を用いて散らかった思考を整理し、さらに「ChatGPT」との連携により自らをグレードアップするのが、ルーチンワークとなっている。  死語となった「ニューメディア」や「インタラクティブ・マルチメディア」の時代から現代に至るまで、メディアの黎明期からその進化を見届けてきた。その経験から、これから先の生成AI世界がどのように変化し、進化していくかが透けて見えるのである。  ビジネスライクに言えば、企業のデスクワークは数十年にわたり大きく変わらず、主な変化は作業が紙と

思わせぶりは罪なこと

 人と会話を交わしていると、好意なのか演出なのか分からないが、相手に期待を持たせるような美辞麗句を並べ立てる人がいる。いわゆる、思わせぶりの前座のところである。  思わせぶりの言葉を真に受けると、誰しも期待が大きく膨らむに違いない。仕事において新たなプロジェクトの立ち上げであったり、プライベートでは旅行予定だったりと、小さいながらも夢が広がる。  ところが、思わせぶりを常習としている人は、自分自身を善人として演技するために、恣意的なリップサービスであったり、事実とは真逆の

誤字脱字が増える要因・・・

 生成AIのChatGPTやMidjourneyについては、書き上げたエッセイの評価を行い、写真がない場合に、そのエッセイを生成AIに読ませて、AIがイメージする画像をタイトル画像として使用することにしている。  ところが、本日も読者の方から誤字の指摘があったように、最近、誤字脱字が増えつつあることに気付かされた。  要因はよく分かっている。  まず、視力低下が大きな障害となる。職業柄、デスクワークでパソコン画面を見る時間が長く、乱視がひどく、凝視していると小さな文字が

DALL-Eが描く、水木しげるの世界。

 妖怪漫画の大家と言えば、今は亡き、水木しげる。皆さんご存知の「ゲゲゲの鬼太郎」の作家である。  それをChatGPT DALL-Eへ告げて生成させても、筆者が求める画像とは全く異なる画像を生成してくるのであった。  モノクロームで生成させたので、迫力もあり、不気味な空気感が何とも言えないが、どうしてもアジア一括りのような、生成AIのディープラーニングを疑ってしまう。  しかし、鉛筆画でここまで描けと言われれば、簡単には描けないので、文句を言ってはいけないのだろうけれど

一度、彫られた面は元に戻ることはない。

 ある日突然、全く人格が変わったような顔つきとなり、豹変する人がいる。本人は朝から見る顔はいつも通り変わらぬと感じるだろうが、実は、別人のような風貌になっている。  喋り方も、リアクションも、以前とは全く別人である。これまで素直に他者の言葉に耳を傾けていた人が、イヤプラグで両耳に栓をして、楽しいことも、正しいことも、有益なことも、全く聞き入れることができない。  歳を重ねて、目つきが悪い仏頂面の人もいる。長年積もり積もった笑顔なき状態が、能面師がノミを使い般若の面(メン)

ザ・夜食 ナポリタンに痺れる

 最近、ようやく食欲が湧いてきたように思える。昨年1年間でかなり痩せたので心配していたが、オニオンバターなどの脂質摂取を抑えたことが主な要因であることが判り、ホッとしている。  急激に痩せると体のどこかに異常があるのかと心配しがちだが、体力が減退することはなく、身体は健康そのものである。しかし、栄養が偏ると免疫力が弱まる可能性もあるので、少々、体重を戻すことにした。  食べることで、以前の胃袋の大きさに戻りつつある。よって、軽めの夜食では物足りず、今夜はナポリタンを楽しむ

ChatGPT「顔隠しジェネレーター」実験

 ChatGPT 4.0「顔隠しジェネレーター」の実験を行った。画像サンプルは、全てDALL-Eで生成したものである。  顔隠しの方法は、スマイルマークとモザイク、ぼかしの3種類。使い方は、顔隠しの方法から1つを選び、その後に原画をアップしてジェネレートするのを待つだけとなる。  今回、一度に4枚の原画をアップしたが、何と、大仏だけは顔認識ができなかったようで、同じ画像が生成された。  この「顔隠しジェネレーター」については、モザイク処理は、画面いっぱいの顔となればバレ

花々を目の前にして・・・

 花咲く春は、とても気持ちが明るくなる。極寒に体が固まっていた体が、じわじわと溶けてほぐれていく。  花の命は短いけれども、春は西洋的な花の爛漫を描き。反面、冬は幻の染 辻ヶ花の椿のように、落ちる寸前の刹那を描く。  啓蟄(けいちつ)とは春の到来を知らせるものであり、まさしく虫たちが季節の変わり目を知らせてくれる。虫の知らせという不吉な言葉もあるが、啓蟄の語源を調べると、漢字の素晴らしさが伝わってくる。  桜も満開の時期が近づく。随分前に筆者主催の異業種交流会の研修ツア

マルチタスクを操る、マルチ人間育成術。

 パソコンと言えば、筆者にとってはMac以外何もない。敢えて、Mac以外に必要な機材を挙げれば、インターネットサーバー(DNS、WEB、MAIL)であろうか。MacはMac OSで走り、サーバーはLINUX OSで走る。  新聞社当時を振り返ると、全てのスタッフはDOS系のパソコンを使用していたが、筆者のみMacintosh(Mac)を使用していた。  モニター画面ガチガチのキャラクタ表示のDOS系に対して、自由自在に表示できるビットマップディスプレイを目の前に、既に、ト

距離感が難しいSNS・・・(独り言)

 熱心な「note」の読者の方の中で、何度もネガティブなコメントを記入される方がいらっしゃる。それも、頻繁にチャット感覚でコメントが入り、挙げ句の果てにはネガティブな相談事のようになっている。  筆者はICTやホテル文化&食文化などの企業戦略コンサルタントを本業としており、コメント欄は相談箱ではないと考えている。あまりに突っ込んだ、それもネガティブな個人的な相談事となると、どうしても一歩、二歩引いてしまう。  加えて、個人的な恨み辛みなどが混入され、憎しみに満ち溢れたコメ

業務報告は文字化が常識・・・

 仕事上で業務報告は指示されずとも、文字化して伝えるのが常識である。それを、電話やSNS電話にて口頭で伝えても、価値もなく、意味もない。  何故なら、後々、新たなプロジェクトを立ち上げる場合に、時系列で経緯を検証することで、正確に把握ができ、修正も容易となる。  また、口頭で伝えるだけで文字化しない人間は、行き当たりばったりの「虚偽報告」となりがちなので、あらゆるところに支障が出てくる可能がある。  「虚偽」は遅かれ早かれ炙り出されるのであるが、「虚偽」で逃げる人間の常

38,000回の「スキ」に感謝

 わずか6日間で、「スキ」が1,000件も増えている。  筆者の思いつきエッセイで大変申し訳ないが、閃けば書かずにいられない性格なので、多い時は、1日あたり10本以上のエッセイやコラムを書いていた。  あまりに多すぎても、読者の方には煩わしさしか伝わらないのではないかとの心配もあり、現在は多くても5本程度に抑えている。  ネタは尽きることはないが、もっと、読者の方々が唸るような、首を縦に何度も振って頂くようなエッセイを書ければと思うばかり。  現在「note」専用に使

怖いもの知らずの20代、人生を切り拓く最強の武器。

 これはあくまでも、筆者個人の若き頃(新聞社時代)を思い起こしての話であり、26歳から28歳の頃が我が人生において、最高にアグレッシブに動いた時期である。  企画担当であり、約1年間を、過去10年分の先輩諸氏が残した企画書を紐解き、全て読み切った。クラシック音楽業界、歌舞伎などの伝統芸能、ハイテク業界など、カルチャー色に埋まってしまった感がある。  地方紙といえども、県内部数では朝刊40万部、夕刊15万部と、県内新聞の六十数%のシェアを誇り、全国地方紙でもベスト3に入って