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西田親生のAI実験室

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テキスト生成AIや画像生成AIなどのAI実験室として、その活用法を提供するマガジンとして書き綴ります。 ▼西田親生のZOOMセミナー「Well Done」 https://n… もっと読む
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2023年6月の記事一覧

ツールを「刀は武士の魂」のように大切にする人は、必ず結果を出す。

 最近よく耳にするのが、「公式サイトは友達に無料で作ってもらった」、「SNSは社員任せで把握していない」、「何百万円もかけて公式サイトを構築しているが詳細は知らない」と、玄関の表札のように重要なオフィシャルWebサイトを軽視している経営者は、残念ながら多い。だから、ネット事業で成功しないのである。  そもそも価値観の問題ではあるが、Z世代の人であれば、公式Webサイトや多くのSNSとの連動、そして、効率の良い情報発信の手法については、十二分に理解している。しかし、昭和、平成

弱点や不得手なもの、苦手なものを隠す必要はない。

 仕事でも勉強でも趣味でも、筆者を含めて、大抵の人たちには弱点や得手不得手、そして苦手なものがある。体裁ばかりを気にする人は、弱点や不得手なもの、そして苦手なものを隠したがり、如何にも自分が万能であるかのような素振りを見せがちだ。  例えば、入社面接試験においては、自分の十八番ばかりを強調し熱弁するのも結構だが、恥ずかしながらの弱点や苦手なものでも語れば、その場に笑いを齎し、その弱点が伸び代として期待される可能性も無きにしも非ず。  よって、虚偽の上に虚偽を被せて、スーパ

豹変・・・「後妻業」にご用心!

 筆者は男ばかりの家庭に育ち、女性は母だけであった。温厚で日々にこやかな表情の母。怒り心頭の母の姿を見たことはない。よって、笑顔から鬼のような形相へと「豹変」する様を目の当たりにしたことはなかった。  たまたま、Midjourneyを利用して記事を書こうとしたところ、頭の中に浮かんできた言葉が「豹変」であった。  趣味が良いとは言えないが、笑顔が素敵な愛らしい女性の笑顔の写真と、鬼の形相の女性の写真を比較して、「豹変」というものがどれほどのものかと???  笑顔の女性た

噂話(gossip)を信じちゃいけないよ!

 この世の中には、想定外に噂話(gossip)大好き人間がいる。あちこちに足を向け、噂話の対象となる人物のこともよく知らずして、有る事無い事を吹聴して回る。また、陰湿もSMSなどで悪い噂を大量に流す人もいる。  大変ご苦労なことだと思うが、脇が甘く単純な人たちは、その根も葉もない噂話を鵜呑みする人も多い。だから、噂話大好き人間による拡散活動が止まないのだろうと。  噂話は、その場にいない人をターゲットにしており、誹謗中傷や揶揄を面白おかしいストーリーとして組み立てられてい

DSLR vs Midjourney

 ヒョウモンチョウがルドベキア・ヒルタの花の蜜を吸っているところの写真を撮った。逆光で撮りたかったが、あちらこちらへ飛び回るので、光の方向が定まらず、断念した。  オフィスに戻り、MacBook Proを開き、画像生成AIの代表格であるMidjourneyを使用した場合、どのような画像が生まれるのか試してみることにした。  (1)は、英語のプロンプトを書き上げ、そのまま/imagineでジェネレート。プロンプトには、横向きで花の蜜を吸っている内容を挿入していたが無視された

パターは、強めに打たねば入らない!? 

 2019年全英女子オープンで優勝した日本人女子プロ渋野日向子の最後の一打。強めのパティングで勝負を決めたあの瞬間を、ゴルフファンであれば、誰しも昨日のように鮮明に覚えているに違いない。  本日語りたいのは、パターはきっちり100%の強さで打つのが良いのか、それとも若干オーバーするのを怖がらずに、やや強めに打つのが良いのかという、素朴な疑問である。  日本人の男子プロ松山英樹が、アジア圏のプロとして初のマスターズチャンピョンとなったのが2021年。女子も男子も、樋口久子プ

若手ジャーナリストの為の「Well Done Crossmedia 研究会」がスタート!

 7月から、若手ジャーナリストの為の「Well Done Crossmedia 研究会」がスタートする。ZOOMを使用し、毎週木曜日(90分の講義/月4回)の研究会となるが、最先端メディアやトレンドついて、双方の意見交換の場として進めて行く。 1)ICT総論各論 2)AI研究(テキスト生成AI&画像生成AI) 3)DSLR研究(使用機材:Nikon) 4)デバイス連動と複合的アプリ活用法(使用機材:Mac) 5)気軽にネイティブ英会話  十数年前に、当社サテライトオフィス

掌の中の小さな命・・・

 孔子公園(熊本県菊池市)の駐車場に車を預け、取材に出ようとした瞬間に、駐車場の地面でツバメがバタついていた。よく見ると、飛べない幼鳥のようだ。   咄嗟に車から降り、その幼鳥を保護することにした。しかし、幼鳥はバタバタと羽を地面に叩きつけながら逃げて行く。  空から一羽の親鳥が降り立った。幼鳥のすぐ横に立っているが、手も足も出ない状態である。もう一羽の親鳥は上空を低空で飛びながら、危機的状況を知らせたいのか、猛烈に鳴いていた。  そうしている内に、高齢者が運転するグレ

蜜蜂とマリゴールド(generated by Midjourney)

 画像生成AIの実験は終わったつもりだった。しかし、一週間かなり突っ込んでいたために、何となくDiscordをクリックし、「雨上がりの早朝の蜜蜂とマリゴールド」の映像を生成してしまった。  プロンプトは「蜜蜂とマリゴールド」がサブジェクトであり、その他条件としては、「朝の花壇」、「雨上がり」、「花の上の水滴と逆光」などである。  生成された画像は、筆者がイメージしたものに近いが、ミツバチが西洋蜜蜂であり、やや胴長である。ジェネレートしたかったのは、日本蜜蜂の丸っこいもふも

画像生成AI「Midjourney」で写真を使い、新たに画像生成する方法。

 写真上は、随分昔に撮影したものである。熊本県上天草市にある海のリゾート「松島観光ホテル岬亭」からの眺望であり、穏やかな海と小島が眼前に広がる。  オリジナル写真は色が褪せており、コロナ禍であったために取材に足を運ぶことができなかったので、今回、その写真を元に「Midjourney」で新たに画像生成させることにした。  先ず、大元の写真を準備する。その写真を「Midjourney」にアップロードして、保管された先のURLをメモ(デジタルメモ)しておく。  それから、「M

画像生成AI実験(終了)Midjourney#20

 話題の画像生成AI「Midjourney」に着手したのは、一週間前の2023年6月10日であった。以下の通り、僅か一週間であるが、筆者なりにジェネレートさせた画像の中で「傑作」と思うものを数点ご紹介したい。  先日までは、AIとなれば、テキスト生成AI「ChatGPT」の活用法を考えたり、全天球型背景画像生成AI「Sky box AI」を試す日々が続いた。  今回、「Midjourney」に出逢ってからというもの、写真を趣味にしていることもあって、Professiona

画像生成AI実験(45)Midjourney#19

 今回の「Midjourney」のテーマは、「ドングリを食べるリス」。  プロンプトでは、ドングリを頬張りすぎて、顔の左右の頬が膨れている、間抜けな瞬間を期待したけれども、その願いは届かなかった。  しかし、画質に関しては、super hight resolutionとプロンプトを書き込んだので、予想以上に美しい画像生成ができた。特に、逆光で耳の毛細血管が透けているのには驚かされた。  前回作った「猫の時計屋さん」を凌ぐ画質の高さに見惚れてしまった。もし、筆者が日頃使用

画像生成AI実験(44)Midjourney#18

 今回の「Midjourney」のテーマは、「不味い餌に静かなる抵抗のラブラドール」。  もっとドロンとした目と涙が滲む状態を表現したかったが、そこまでのディテールは画像生成できなかった。  毛並みや色、そして全体的な雰囲気や落胆しているラブラドールの表情は出ている。  場所は台所。ラブラドールのおとなしくも無言の抵抗は、思いの外、絵になっていると自画自賛。

画像生成AI実験(43)Midjourney#17

 今回の「Midjourney」のテーマは、立体「鳥獣戯画」。  日本最古の漫画、漫画の原点と言われる「鳥獣戯画」のカエルの擬人的且つ立体的に表現させようと、プロンプトに四苦八苦。  出来上がったのが、土砂降りの雨に驚き喚くカエルたち。傘をさしているをプロンプトに書き込んではいたが、上手い具合に生成できなかった。  次は、原画「鳥獣戯画」を具に観察し、擬人的且つ立体的に、生きているものを生成できればと。