無限寝かしつけ

長女・姫(ヒメ)が1歳10か月の頃の、ある日の寝かしつけ。

歯みがきもお風呂も着替えも済んで、お気に入りのDVD観賞も終わって、19:30に母と寝室へ。父はリビングで待機。

姫「ミッキーのおはなしみる」
→ドリームスイッチ(ディズニーの絵本を天井に映し出すオモチャのプロジェクター)でいつものお話を流す。

姫「チッチでる」
母「おしっこ？さっきしたよね？ほんとうにでるの？じゃあお父さんにトイレ連れてってもらいな」
→父とトイレに行くが何も出ず、戻ってくる。

姫「おみずのみたい」
母「おみず…お父さんおみずちょうだいっていっといで」
→父に水を飲ませてもらって戻ってくる。

姫「つめわれた。テープ(絆創膏のこと)はる」
母「爪…ああ、うん、割れてるね」
→リビングで爪切って絆創膏貼って、寝室に戻る。

母、ちょっとうとうとし始める。

姫「…ちゃった。ぬげちゃった…。」

浅い眠りから呼び戻され、母が目を開けると、左隣で寝ていたはずの姫、右側の床に全裸で座っている。パジャマも肌着もオムツも脱いで、完全なる全裸。

母「はぁっ!?えっ？なに？なんで脱いでるの？てか脱げたんじゃなくて脱いだんでしょ！え？自分で全部脱いだの？すごいね!?ちょ、ちょっとお父さん！来て！」

父も来る。

姫「ぬげちゃった」

父と母、爆笑。
服を着せて、寝かし付け再開。

姫「えほんよむ」と寝室を出ていく。
母はもう諦めて止めもしない。
姫なぜか父に「おみずのむ」と言って水を飲ませてもらっている。
絵本を1冊持って戻ってくる。1回だけ読む。

姫「つめわれた」
母「うん、割れてるね。でも大丈夫だよ、テープ貼ってあるからね。」

姫「ジュースのみたい」
母「いや、ジュースは飲めないわ。さっきからお水飲んでるでしょ？」
姫「ジュースのみたい！もってきて！」ついに泣き出す。
リビングに行くが、父の謎の説得で戻ってくる。

姫「ありのままのみる」
→ドリームスイッチでアナ雪をかけるが、やっぱり「おみずのみたい」と言い続けるので、母と水を飲みに行き、「おいしー！」と満足して寝室に戻る。

アナ雪の続きを見ながら、やっと寝落ちしたのは21:20のことでしたとさ。おしまい。

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