Incredible angle ☆想定外の煌めき☆
ある日のこと、一人のご婦人が、ちかみつの元を訪れました。
2021年6月15日午後12時20分
ご婦人
「ちかみつさん!実は昨日ね、主人と一緒に、二回目の注射を打ってきたんです。それが今回はさすがにしんどくて、しんどくて・・・腕が上がらないんです!困りました~。」
ちかみつ
「そうなのですか!」
ご婦人
「そうなんです!昨日はずっと寝込んでいたんです!」
ちかみつ
「少々お待ちください!確認してみますね。」
☆ちかみつスキャン☆
ご婦人の体内の、副反応的な後遺症の有無を素粒子スキャンにより確認
35%の副反応的なプラズマエネルギーを検出完了!
ちかみつ
「ちかみつ自身による素粒子変換で、副反応プラズマを抹消するか、あるいは・・・もっと別のアプローチがふさわしいのか・・・」
ちかみつ
「妖精による解毒を試みてみようかな!神仙術である『森の輪舞曲(ロンド)』をここで使用するのが、果たしてふさわしいのか!?」
ちかみつスキャン
1.ちかみつによる素粒子変換 効果 25%
2.妖精による解毒を試みる 効果 75%
ちかみつ
「シミュレーション上のことではあるけど、2番はこれほどの効果が出るとは!」
ちかみつは棚の上の気配を感じて、そこにすでに《だるまさん》がいるのを再確認した。
ちかみつ
「今日は、いったい何体いるのだろう!1.2.3.・・・244体だ!」
20日ほど前の5月25日に同じく数えた《だるまさん》は、291体だった。47体は山の中で何かをしている。雨がしっかりと降っているときは、全員がここには集まらずに、山の中で何かに集中して作業している気配のようであった。
ちかみつ
「いまから、棚の上に待機している《だるまさん》に注射の副反応をケアしてもらいますね。それではいきますよ!」
ご婦人
「はい!わかりました・・・・・」
ご婦人
「あ~これこれこれ、今ですね!ちかみつさん、腕が引っ張られています。なんでしょう?これは!ぎゅ~っと引き上げられて、また元に戻る!また引き上げられて、元に戻る!すごい力です。背中の筋肉まで力が入っています。」
ちかみつ
「そうなのですか?同時にこちらから、残留副反応の量を継続確認してみます。ゆっくりと減っていますね。そのまま状態をキープしてみてくださいね。まだもう少しですね!」
ご婦人
「はい!まだ、ぎゅ~っと引き上げられてます。これは何なんですか?もう!不思議すぎます。」
ちかみつ
「妖精です!これを誰かが横で話を聞いていたら、正気を保てないかもしれませんね。理解できないので!」
ご婦人
「はい!私もこの世界はまったく、縁もゆかりもなかったものですから、こんな経験は初めてです。ほんとに~。こんなことがあるんですか?」
ちかみつ
「継続的にスキャンしていたのですが、残留副反応プラズマがようやく消えました!いかがですか?」
ご婦人
「もうピタッと!いま何もいなくなりました。こんな経験は初めてです。不思議すぎます!」
2021年6月16日午後15時25分
ご婦人
「ちかみつさん、突然お電話して申し訳ありません。実は今日、センセーショナルなことが起こったんです!聞いてください!」
つづく
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