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2020年 今年の私は脱皮を沢山した。

三島に関わる人達Advente Calender 2020
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12月17日担当、近松歩です。精一杯がんばります!


タイトルの通り、
今年の私は脱皮を沢山した。


きっかけは転職、そして下心です。


去年までの私は、自分はそここそ「充実している人間」だと思っていました。

本職としての事務仕事の他に、

・NPO法人みしまびとの活動

・フラ(フラダンス)歴11年、2019年にインストラクターとして三島クラスをスタート

・着物の着付師の仕事

仕事に趣味に忙しい毎日を送っていました。

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ところが、新しいことにチャレンジするという面では、
「面倒くさそう」「お金かかるし」「私には無理」「運動神経ないから」など、
ネガティブ志向に着ぶくれしていたし、
1日の大半の時間を費やす本職の事務仕事は退屈でたまらなかった。

そんな時に「みしま未来研究所」の常勤の施設スタッフにならないかと話をもらったのです。


転職

安定からチャレンジへ脱皮

「みしま未来研究所」はNPO法人みしまびとが運営をする施設です。
レンタルスペース、コワーキングスペース、カフェ、広場と、幼稚園だった建物をリノベーションしてコミュニティスペースとして再活用。
私は以前よりボランティアでこちらのリノベーションやお店番に関わっていました。
その施設の常勤スタッフ!しかも1人で!

今まで関わっていたみしまびとの活動にさらに関われるなんて楽しそう!

でも…

私には無理かも、大変そうな仕事だし、やることいっぱいありそう、今の仕事のほうが条件がいい…
持ち前のネガティブ志向で着ぶくれて、動き出せない私がいました。

そんな私に、熱心に誘いをかけてくれた人がいました。
一緒にがんばろうと言ってくれた人がいました。
やってもやらなくてもいいんだよと言ってくれた人がいました。
悩みを聞いて道しるべを示してくれた人がいました。
黙って見守ってくれる人がいました。
みんな涙が出るほどやさしい人たちです。

「このまま退屈だと感じる仕事を続けた3年後の私と、みしま未来研究所で働いた3年後の私、どちらの私になりたいか」
そんな言葉をきっかけに。

私は7年務めた職場を辞めて、「みしま未来研究所」の常勤スタッフとなることにしました。

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「私って」の自己評価からの脱皮

前の職場に退職を伝えたとき、私は怒られると思っていました。
「ただでさえ人がいないのに」「誰か変わりはいないのか」そんな言葉を受けると想像していました。

なのに私は応援されて、惜しまれて退職することになりました。
やりたいことに進んでいく私を、みんな笑顔で送り出してくれたのです。
上司からは、近々私に新しい部署を任せるつもりだったと、言われました。

自分はここでも必要とされていたのかと、ようやく気づけた最後の日でした。

もう少し早く気づけていたら、退屈と感じていた日々も何か変わっていたのかもしれない。
自分をネガティブな色眼鏡で見るのはもう辞めようと、思いました。

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「いつかやってみたい」はここでやれるよ!

「みしま未来研究所」は不思議な場所です。

平日は大半の人が一人で訪れます。
そしてたまに、
重なったり、何か起こったりします。

やりたいことが上手くいかない女性が、師匠と呼べる人に出会ったり。
何か楽しいことがやりたい大学生が交流イベントを企画したり。
仕事に疲れた男性が遊びに行こうと誘われたり。
ふらっと立ち寄って、ビール1本分ほかのお客さまとお話して帰る人がいたり。

私もここで、友だちを増やしたり、ささやかな「いつかやりたかったこと」をいくつも達成しました。

今も私は自分を「充実している人間」だと思っています。でもそれは毎日予定が埋まっているから充実ではなく、沢山の人と出会い色んな出来事を体験している充実です。

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ここで書くのを辞めようともしたのだけど、
まだ脱皮2枚分しかお話ができていません。
実は仕事だけでなくプライベートでも私は脱皮を続けたので、そちらも触れておこうと思います。
あまり中身はないので、細い目でさらーっと読んでいただければ幸いです。

下心

要は、着ぶくれした私が脱皮をしていく大きな原動力となったのは、気になる人と一緒に遊びたいという「下心」だったのです。

以下は私のネガティブ固定概念が、下心により剥がれていく様子となります。さあ、細い目の準備をどうぞ!

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雪山なんて行くものではない。寒いし。

ずっと、それこそ10年以上そう断言して行っていませんでした。

なのに今年1月、私はスノーボードをやるために雪山に行きました。
理由はもう言いません。スノボが好きな人だったのです。

行ったらとっても楽しくて、楽しくて、楽しかった!
開けてはいけないカーテンの向こうに、
新しいおもちゃを見つけた姪(1歳とてもかわいい)と同じくらい、歓喜し、わくわくしたのです。

新しい友だちも増え、冬の間ゲレンデに通い詰めることになりました。

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難しそうだし。腕力ないし。

昔全然乗れなかった記憶があり、もう2度と経験することがないだろうと思っていたマリンスポーツがありました。
ウィンドサーフィンです。
みしま未来研究所の常連さん(今はよき友人です)に誘われ、チャレンジ!
意外と海の上を進むことができ、それがとても気持ちよくて、調子に乗って夏は何度か遊びに行きました。

なぜチャレンジしようと思ったかは、もう言いませんが。

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海なんて眺めるもので、入るものではない。

ウィンドサーフィンで海には行くものの、ボードから海に落ちるのは怖い。
泳げないし、海の底に大きなタコやジョーズがいたらどうしよう。
そんなこと思った1ヵ月後には行っていました。
シュノーケリング。
下心はいとも簡単に前言を撤回します。

海の底は美しかったです。

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え?馬に乗るの?私が?無理無理。

そんなこともう言ってられない。
脱皮が癖になってしまった私は馬にも乗りました。
手綱を操作し、山道を歩かせてもらい、馬の背から山の景色を見た瞬間は、よこしまな気持ちが吹き飛びました。

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滝に落ちるなんて信じられない。

そして私、ついに滝から落ちました。

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ここに書いたことはほんの一部分です。
キャンプやサーフィン、新しい生活様式的イベント企画など、今年の私は本当に思いもしなかった沢山の経験をしました。

ネガティブな言い訳から1枚1枚脱皮した私はとても軽くなり、チャレンジを楽しむようになりました。
下心とは関係なく、新しい友だちが増え、そこから更に楽しみが増えました。

このアドベントカレンダーもその1つです。
去年の私だったら「私には向いていない」と絶対参加していなかったはず。
いざ参加をしたら、自分を振り返るいい機会となっただけでなく、仲間の想いを知ることができ、まだ出会っていない素敵な人々と繋がることができました。


トータル25年以上三島に住んでて、脱皮を沢山したのは今年が初めてですが、振り返れば、全て三島で出会い、三島で起きたこと

自分の心次第で無にも有にもなるこのワンダーランドな三島と、三島で出会えた仲間と友だちと、ここまで読んでくれたあなたに感謝!

2021年も引き続き、
私は脱皮を繰り返し進化していきます!







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