月イチ平日温泉 vol.5 令和になっても昭和スポットを巡ります。武蔵小山温泉「清水湯」

武蔵小山といえば、屋根付きの大きな商店街で有名ですが、実は銭湯の料金で、駅近な温泉があるのは案外知られていません。しかも「あぁ〜品川方面だから黒湯でしょ」と思ったあなた! ここの清水湯は、なんと2種類の温泉が楽しめちゃうんです!!

商店街からちょっと路地に入って、住宅街。その中に「天然温泉」と書かれた大きな登りを発見! そう、ここが大正13年から始まった武蔵小山温泉「清水湯」なのです。

vol.5 武蔵小山温泉「清水湯」

外観は歴史ある建物感がありますが、靴を下駄箱に入れて、中に入ると現代風な発券機がお出迎え。料金はこの発券機で支払います。私は手ぶらできてしまったので、おふろセット(120円)を別途購入。常連さんは、しっかりタオル等は持参されていたので、「行くぞ!」って方なら準備しておくのがおすすめ。また、「岩盤浴」「サウナ」は別料金ですのでやりたい方もこの時買ってくださいな♪

チケットをカウンターに渡して、いざ女湯へ。

女湯のなかには広いロッカーと狭いロッカーがあるので、荷物が多いなら大きい方を狙いましょう。平日の夕方だったので、おばさま方で混雑していましたが、19時以降とかならもうちょっと空くんじゃないかな? 夕方がピークなような気がしました。観光客もいないような場所なので、その辺も注意した方がいいかも。私がPCの入ったリュックでよっこらせって感じでやっているのも「なーに? あの人?」って感じに見られるのでw みんな身軽にくる銭湯と思った方がいいです!

内湯には、サウナの隣に水風呂、そして電気風呂。露天には、品川近辺名物の黒湯と、上がったところに別名「鉄の湯」とも呼ばれる黄金の湯がございました。ちなみにアメニティは何もないので、ご注意くださいね♪

黄金の湯に遣っていると「私、今日は太極拳してきたのよ」っておばあちゃんとしばらくお話させてもらってました。すごい元気で25年近くジムに通っているんだとか。明日もダンスがあるって言ってたし、毎日清水湯には入っているそうで、パワフル以外の何者でもない!笑

こういうコミュニケーションができるのも銭湯の良さよね。令和でも忘れずに残していきたいと思いました。

お風呂から上がって、髪を乾かすドライヤーは無料で使えます。しかーし! なんと1分10円でナノイードライヤーが使えるっ! 私は使いました(笑)。

ロビーも広めだし、2階にはお休み所があるので、マッサージチェアをやりたい! という人はお2階へ。私もやったのですが、これがまぁ〜痛かった!!!w 今まで結構高級なチェアにお世話してもらってたもんだから、ちょっとレトロなチェアになったらもうね、脚とか「ひぃ〜〜!」って声出そうになるくらいキッツイの(笑)。ご注意くださいw

温泉の泉質
黒湯:重炭酸ソーダ泉
私にはだいぶおなじみの「黒湯」。露天のお風呂は下からボコボコと湧き出てくる感じなので、入っていて気持ちい〜ぃ! 疲れが取れていく感じがします。

黄金の湯:塩化物ナトリウム強塩温泉
こちらは「海水温泉」で療養泉にも認定されています。確かにしょっぱい感じはあったのですが、武蔵小山でこれに浸かれるってだけでレア感! 5分ほどでポカポカしてくるいいお湯でした〜♪

おすすめの入り方は、しっかり体を洗った後「黄金の湯」→「黒湯」と繰り返す入り方だそうです。また黒湯でしっとりしたものを洗い流すのはもったいないので、そのまま出る感じがおすすめだそうですよ。

今回の費用
入浴料:460円(大人料金)
おふろセット(タオル1枚&シャンプーリンス&ボディソープ):120円
ナノイードライヤー(1分):10円
マッサージチェア(5分):100円
合計 690円

今回はとにかくコスパ最強な温泉でした。というか銭湯ですね。

お休みを取っていくというよりも、贅沢な日常使いができる温泉ですね。清水湯さんもホームページで、

誰でも家計に負担のかからない銭湯料金で温泉を楽しんでい ただきたい、そして、いい生活習慣はいい健康習慣との思いで、誰でも毎日、健康温泉習慣を楽しむことができる、そんな銭湯を皆様にご提供した い。日々の温泉入浴がお客様の活力の源泉になり、健康の泉(いずみ)になれるような、親しみやすい身近な銭湯として、2つの天然温泉を庶民的 な銭湯価格でご堪能ください。

と書いていたので、そのように使うのがベストですな。

ぜひ日常使いの温泉、楽しんで見てください!

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