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THE SECONDが超楽しかった

今年始まった「THE SECOND」というお笑い賞レースの決勝が今日(日付変わって昨日)フジテレビで放送されて、もちろんコーラを片手にリアタイしたんですけど…

最高でした!!!!!

THE SECONDとは、結成16年以上かつ全国ネットの賞レースで優勝経験のないコンビが出場できる漫才の賞レースです。
開催も突然発表されて、予選等も割とバタバタと進んで行ったイメージでした。

どんな所が最高だったか、列挙しようと思います。
※わたくし個人の感想です

ネタ時間が6分

漫才の賞レースでは「M-1グランプリ」が一番有名かと思うのですが、M-1決勝のネタ時間は4分です。
たった2分長いだけ?と思われるかもしれませんが、この2分のおかげで見応え超アップ&家でお笑いライブを観ているような感覚でした。
(それなりに実績のある芸人さん達が出演するお笑いライブだと持ち時間が5~7分くらいが多い気がします、知らんけど)

一般観客審査員による投票

観客投票で順位をつけるライブ(通称バトルライブ)は賛否両論あり、私自身も「あー結局ビジュアルがイケてて人気がある人が勝ち上がるのね(性悪)」なんて思ったこともあります。
バトルライブが好きかと聞かれたら、「正直あんまり好きじゃない」です。
なのでこの審査方法を聞いた時には、うーん…と思ったのですが、観終わった今は良かったと思います。

一番ビックリしたのは、審査員にコメントを求めていたこと。
え!?一般人に生放送でコメントさせるの!?鬼!と最初はギョッとしたのですが、この制度によって「ひとりの審査員の点数の重さ」がひしひしと伝わってきたし、審査員の方にも責任感を与えたのではないかと思います。
コメントしている方の顔を映さないのも、配慮を感じられて良かったです。

私にはとてもあんなことできない!
審査員を務めた皆様、本当にすごい!
お疲れ様でございました!!!

そして他の賞レースのように、いわゆる「偉い人」が審査員席にズラっと並んでいることもないので、ピリついた雰囲気が少なかったのもプラスに働いたと思います。

メンバーがいい(結局そこ)

私はお笑いが好きになって約20年。
結成16年以上ということは、私が子供の頃にテレビにかじりついて観ていたコンビも出られる、ということです。
「子供の頃からお笑いが好きな30代」の皆さん、たまらなくなかったですか?笑

私にとってそれに該当するのは、テンダラーやスピードワゴンあたり。
もしかしたらこの後録画やTVerで観る方もいるかもしれないので詳しくは書きませんが、「わ!この件はオンバトでもやってた!」とか、「10年くらいこの件観てるけど、それでも毎回面白いのすごいな~」とか、色んなことを思い出してエモくなる瞬間が多々。

もちろんそれ以外のコンビもすごかった。
私は三四郎が大好きなのですが、1本目は完全に「お笑いが好きな観客審査員」をターゲットにした漫才をやって作戦勝ち!って感じでした。
だからこそ、私は涙が出るほど笑ってしまったけど、これをお笑いを大して好きじゃない人が観たら面白いと思うのかな?とも気になりました。
三四郎はM-1に出られなくなってから漫才がのびのびしてさらに面白くなったと私は感じていて、その漫才でご本人たちも念願のファイナリストになったのがとても嬉しいです。

そして準優勝のマシンガンズ。
漫才を観るのは超久しぶりだったのですが、スーツを着てセンターマイクの前で漫才をするおふたりは、歳を重ねて色気が増してて(エロい意味ではない。でもこれ以外の言葉が見つからないので敢えてこう表現します)ひゅーう!!となりました。
コンビ名の通り、時間いっぱい2人で機関銃のように喋り倒すスタイルの漫才師は最近あまりいない気がするんだけど、私はとても好きです。

是非、来年以降もよろしくお願いします

ロゴに2023って入ってるってことは、来年以降もありますよね…?(圧)
たまたまチャンスが巡ってこなかっただけで、売れてないけど劇場に立ち続けててめちゃくちゃ面白い漫才師がたくさんいるのは周知の事実。
例えば今回のファイナリストで、テレビにもコンスタントに出演していて一般的な知名度があると言えるのはスピードワゴン・三四郎くらいだと思うけれど、他のファイナリストも平場(漫才以外の、MCとのトークコーナー等)がめちゃくちゃ面白いことが全国ネットで放送されたのも嬉しかったです。

以上、めちゃくちゃ楽しんだオタクの戯言でした。
これから録画を見返そうか迷ってるけど、そんなことしたら朝になっちゃうな!

🙇‍♀️サポートしてもらえたらとっても嬉しいです🙇‍♀️