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スイスでの初歯医者

スイスに来て10ヶ月経過するある日奥歯に違和感と軽い痛みを感じました。日本では半年に1回は定期健診していましたが、スイスでの歯の検診や治療は保険外で歯の保険はあるが高額のため入っている人のほうが少ないことは聞いていました。日本一時帰国した際に治療を受ける人も多いとか…。Twitterで調べても検診だけで300フラン(日本円で4万近い)請求されたと書いている人もおり、検診&治療なんてどんだけの金額になるのか歯の状況よりも請求のことばかり不安になりました。しかし、歯の痛みの日に日に増し、少しぐらついているかもと思うくらいで義理兄に勧められた歯医者に予約をいれました。

当日は日本同様に初診表に記入をして、個室に案内されました。個室はとてもきれいで天井にはテレビまで設置されており気を紛らわすためでしょうか。

歯科助手に状況を説明し、レントゲンを撮ってみたら日本で治療した銀歯は改たに虫歯になっており、さらには親知らずが銀歯を押し上げており状態は最悪でした。歯医者からの提案は2つ ①親知らずを残し奥歯を抜歯 ②奥歯の虫歯を治した後にボルト(インプラントみたいなもの?)を入れる治療をする  親知らずを残すなんて聞いたこともなかったけど、②を選択したことろで治療費がかさむ。いくつか不安要素を相談し私も歯医者の意見も①が最善策だという結論になりました。

決まったらあっという間で部分麻酔したあとにすぐに抜歯をなりました。痛みのそれほどでもなく、次週に再度確認予約をして終了。

問題の治療費について、スイスは後から請求書は送られてきて振込をするのは通常ですが、自分がカードを使ってその場で支払いたい旨を伝えると可能ということで治療と薬を合わせ250フラン(日本円で約3万)。日本の保険適応から考えれば高額医療費ですが、全額負担となるスイス市場からすると適正価格だしむしろこの価格で収まっただけでも有難い。ということでした。

歯は大切にしないとはわかっていたものの、移住での緊張やストレスからきたものあるのかもしれません。日本の医療保険制度のすばらしさに痛感するとともにスイスでの歯医者はとても適格に判断してくれるし、治療を長引くようなことはあまりしたことを知りました。あと歯のケアはしっかりしよう。と改め考えさせられたスイスでの歯医者初体験でした。

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