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私の青春、10代を捧げたw-inds.

私の青春、私の10代の思い出を語るなら、間違いなくBGMはw-inds.だ。そして私のアイドルオタクの第一歩は、間違いなく彼らから始まった。

何故突然w-inds.の話をするかと言うと、彼らが20周年を迎えるということで、ファンが各々プレイリストを作って公開しましょうというイベントがあるとのお知らせメッセージが届いたからである。

私もプレイリストを作ってみたので、披露しようと思い、このnoteを書くことにした。

今でこそお茶の間ファンとしてゆるりと応援しているけれど、20年前初めて彼らの歌を聴いた瞬間、私はアイドルオタクとしての一歩を踏み出したのだ。

2001年3月14日、私10歳。通っていたスイミングスクールで仲良しの子がCDを買いに行くとウキウキしていた。「かっこいい男の子のCDが今日出るから!」

初めて聴いたForever Memories。イントロの音から心を掴まれた。10年しか生きていない当時の私でも、甘酸っぱい、切ない、何かそんな感じがした。そしてAメロの最初でぶったまげた。男の子のグループではなかったか?!

それから何度も何度も聞いた。カセットテープだったら擦り切れていたに違いない。たった2曲しか入っていないシングルCDだというのに、平気で5時間くらい聴いていた。そのうちインストをスキップするのが面倒になり、MDにコピーして、父に頼み込んで買ってもらったMDウォークマンで飽きるほど聴いた。飽きなかった。

私は音楽でも食べ物でも飽きない方だが、こんなにも飽きないものかと家族を呆れさせた。朝起きてすぐに聴き、帰宅してすぐに聴き、眠りに落ちるまでずっとw-inds.を流していた。(いつも永遠リピートにしていたので、私が寝た後に父がそっと止めてくれていた)

家族や友達がw-inds.の最後の.(ドット)を忘れようもんなら厳しく注意し、最初のwは小文字だよ、と教えてまわったり、とにかく私は彼らにハマっていた。

ファーストアルバムが発売され、これもまたひたすら聴きまくった。次のアルバムが出るまでひたすら毎日聴いていたと思う。

小学4年の私には歌詞に出てくる英語は難しかったし、歌詞の意味もよくわからないこともあったが、とにかくプラスチック(無地)の下敷きに歌詞を書きまくり、授業中もこっそりと眺めていた。

w-inds.のメンバーが載った下敷きも持っていたが、「慶太くんが汚れるから、慶太くんを下敷きにして字を書きたくない!」という理由で、学校に持参するものの使いはせず、今でも袋に入った綺麗なままである。

缶のペンケースもw-inds.だったし、定規もw-inds.だった。安っぽいシャーペンもw-inds.だった。使いすぎてシャーペンの塗装が剥がれてしまい、いつの間にか顔の部分が白くなっていてかなりショックを受けたり、そんな小学生時代を送っていた。

中学生になると、歌詞の意味にも少しずつ共感できるようになったし、YouTubeも登場して父のPCで映像を見たりするようになった。

特に、JUNONという雑誌は本当に買いまくった。Jャニーズなんかに比べるとそんなにTVの露出がなかったので、JUNONの記事は隅から隅まで読んでやるぞという凄まじい気合いで読んでいた。

高校、大学へと進学し、歳を重ねるにつれて、私は洋楽を聴くようになり、Kポップにハマり、ジャニオタにもなり、好きなアーティストは変われどもオタク度は増していった。

その第一歩は間違いなくw-inds.だったのである。

前置きが長くなったが、そんな私の青春時代であるw-inds.のプレイリストを作ったので紹介する。全20曲。

1. Forever Memories
1曲目はこれしかないだろう。伝説のデビュー曲である。この曲から全てが始まった。
2. Love Train
3rdアルバムの1曲目に収録されている曲。とにかくこのイントロが大好きで、始まりの5秒でもう胸がときめく。慶太くんの伸び伸びとした声が曲にマッチしすぎている。
3. SUPER LOVER〜I need you tonight〜
スパラバ。MVがギラついていてとても好き。体が自然と踊り出すマジック。ダンスを覚えようとひたすら家で踊りまくり、フローリングのワックスが剥がれる!と母に怒られたのもいい思い出である。2番が始まる時の「アアア, I know♪」のところが大好物。
4. LIGHT
5thアルバム「THANKS」に収録されている曲。初期のw-inds.は葉山拓亮さんの曲が多かったんだけれども、3rdアルバムあたりからなくなってしまい残念に思っていたところ、5thに収録され歓喜!葉山さんっぽさもあり、でも少し大人っぽくなった感じ。歌詞も背中押してくれる感じで好き。
5. New World
正直、この曲が出た時、私はKポップにハマっており、東方神起やらSHINeeやらをよく聴いていた。そんな時にこの曲を聴き、えぇ?!今のw-inds.これ?!超ヤバイ…ビッベンかと思った…とw-inds.のイメージを一新させてくれた曲。あの驚きは忘れられない。ダンスも爆イケだから見て。
6. Get Down
New Worldからカッコいい曲のゾーンが続きます。慶太くんのセルフプロデュース曲。はいはい〜w-inds.様が通りますよ〜という感じ。サウンドがまさにw-inds.!曲調の変化があるのが好き。最近はインラでも楽曲の制作過程など見せてくれたり、本当にアーティストだよなぁ。
7. Let's get it on
イントロが眩しい。眩しすぎる。シンセサイザー!ひたすら爆音で聴きたい。早くてカラオケでは難しいけれど、とにかくノリノリになれる曲。跳べる。好き。
8. Dirty Talk
これも慶太くんのセルフプロデュース曲。ニュージャックスウィング!オシャレだよなぁ…。都会的というか、余裕があるというか、慶太くんっぽい曲って感じ。好き。
9. We Don't Need Talk to Anymore
上に引き続き慶太くんセルフプロデュース曲。毎度毎度、才能の塊ガンガン見せつけられて驚く。にしてもすごい高音。一時期はすごくつらそうに高音歌ってて心配だなぁなんて思ってたけど(余計なお世話)、最近はそんなの微塵も感じさせないの凄すぎじゃん…空飛べそうな高音です。
10. Baby Maybe
さっきまでの雰囲気とは打って変わって甘酸っぱさ全開!!2ndアルバムに収録されてる1曲。夢を叶えるために離れ離れになってしまう、ちょっと寂しい別れの曲。最後の終わり方が好き。段々フェードアウトしていく感じ。
11. Night Flight〜夜間飛行〜
大好きすぎて下敷きに歌詞を書いていた曲。Love is message のカップリング。上のBaby Maybeの続きと知ってさらに好きになった。自分の部屋で夜によく聴いてた。当時は夢小説とか読んでたなぁ〜と恥ずかしい思いも込み上げてくる曲(笑)
12. Deny
Baby Maybe→夜間飛行→Denyの3部作と言われている。夢を追いかけ甘酸っぱい別れを経験して、彼女のことを忘れられず引きずってもやもやしていたのが、これで新しい恋をして新しい一歩踏み出す〜みたいな流れ。当時はMDにこの順番で入れ直して聴いていた。懐かしすぎる。
13. This Time 〜願い〜
2ndアルバムに収録されている1曲。かなり好き。イントロから切なさが込み上げてくる。コーラスも最高なので、目を閉じてイヤホンでじっくりと聴きたい。1番のサビを歌い終わって、無音っぽくなるところがとてもいい。空気の澄んだ寒い日に、綺麗な湖のほとりで聴きたい。
14. Paradox
3rdシングル。w-inds.ってForever Memoriesでデビューして、Feel the Fate、Paradoxと全力疾走!!ってイメージなんだけど、この曲で、甘酸っぱい曲だけじゃなくてカッコいいダンスまでこなせるぜ!って見せつけた感じする。イントロ無しでいきなり曲始まるのカッコよすぎだし、水バシャバシャしながら踊るMV死ぬほど真似してた。Paradoxの意味がわからず辞書を引いたけどその意味もよくわからなかった。「葛藤」「過程」などなど、とにかく何度も私に辞書を引かせた曲。
15. キレイだ
作詞作曲スキマスイッチさん。このMVもギラついていて好き。階段でダンスするシーンを何回も練習し、自宅の玄関で踊りまくっていた。龍一くんがDJ役でコード抜いちゃうところ好き。
16. In Love With The Music
疾走感溢れすぎてヤバイ。永遠に走れそうな気さえする。曲がとにかくオシャレ。今すぐ「w-inds. In Love With The Music」とググってください。GYAOのライブ映像が出てきますので見てください。こんな踊りまくりながら、この声量で歌うなんてありえる?
17. DoU
2020年1月に発売のシングル。慶太くんセルフプロデュース作。なんとも言えない中毒性ある。本当に常々思うのが、w-inds.って毎回進化して行ってるよなぁ…。バクテリアからヒトになるレベル。凄まじい。3人でのw-inds.の最後のシングルになってしまったのが残念だけど、これからも進化していくw-inds.に期待しかない。
18. Endless Moment
好きすぎる曲。1番好きかもしれない。メロディーも最高だし、ハリのある慶太くんの声が曲にマッチしすぎてるし、ブレスの音まで勢いを感じられて良い。エンディングというか、アンコールというか、締めに歌ってほしい。最後らへんのCan you make endless moment to step, to shine, to love〜wow〜yeah〜♪のところがお気に入りすぎて何度歌ったかわからない。当時小学生だった私は、慶太くんって英語すらすら言えてすごい!ペラペラじゃん!と大真面目に思っていた。
19. Top of the World
私の中で、アンコールで歌ってほしい曲ナンバーワン。2ndアルバムの収録曲。ジーンズにゆるっとしたTシャツを着て、ラフな感じで歌ってほしい。ラップが多いので、龍一くんと涼平くんの声もたくさん聴けるのもうれしい。いつまでも僕らのメインストリート、不変に続いてくのさ♪僕らだけの栄光 Top of the World〜♪歌詞も素敵。超平和な曲。
20. Suger
慶太くんよ、この曲を楽曲提供せずにアルバムに収録してくれてありがとうございます。(何かのインタビューで、結構前から作ってて誰かに楽曲提供してもよかったとか言っていた) w-inds.にバラード歌わせたら優勝。切ないメロディーに慶太くんの甘い声が合わさって心地いい。後半の涼平くんの透き通った声、龍一くんの深みのあるビターな声…w-inds.のいいところ詰め込みまくったラストにふさわしい名曲。

以上、私が選んだ20曲。興味があればApple Musicのリンクを貼っておくので聴いてみてほしい。

https://music.apple.com/jp/playlist/w-inds-beautiful-20th/pl.u-0Jryt75dLEV

さて、どうだっただろうか。ファンでは無い方にも是非聴いていただきたいプレイリストになったと思う。Forever Memoriesなんて、誰が聴いても懐かしすぎて爆発する名曲である。

これまでの20年間の曲から、20曲を選ぶのはなかなか難しかった。初期の葉山さんソング、バラード高音しっとり系、EDM、都会的オシャレソング、アルバム曲、カップリング…どれも良すぎる。

セトリも我ながらかなり満足である。イメージ通りというか、自分的にしっくりくるプレイリストになった。

w-inds.のプレイリストと聞いて、Forever Memoriesから始まって、最後にEndless MomentとTop of the Worldを持ってくるイメージは秒でできていたし、Baby Maybeからの3部作も絶対入れるぞと心に決めていた。

最初にキャッチーな曲→カッコよくて踊れる曲〜段々オシャレに〜→3部作→バラードから段々明るく→締め→アンコール、というイメージで考えてみた。

ageha、ハナムケ、Be As One、Players、I still love you、W.O.L.、Winter story、Love you anymore、Addicted to love など挙げればキリがないが、入れようかやめようかと最後まで迷った曲も今から聴くとするか。

たくさんのファンの方々が作ったプレイリストも、それぞれ個性があって面白いだろう。色んな想いのこもったプレイリストを聴きながら、楽しい20周年にしよう。

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