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カタカムナと玄語

日本に古来より残っているフトマニ(森羅万象の万物創造の原理)、ここから言語、文字、信仰、農業、製鉄等等、あらゆる文明が生み出されていきました。それを研究していたのが江戸時代の思想家、自然哲学者である国東出身の三浦梅園で、彼の残した玄語は、剣と鏡と印の御靈の構造を図に解いたものとなります。この三浦梅園は源氏の流れを汲んでおり、その一族が遠く国東に移り住みました。梅園はその末裔と言われています。
私たちが学んでいるカタカムナと三浦梅園の残した玄語には密接な関わりがあると考えられています。確かに、カタカムナ図象符と玄語は形が似ています。

さて、フトマニによって、カタカムナ図象符ができ、言靈の法則が作られ、このカタカムナと言靈の法則を併せることによって天の声、天之御中主の声が投影されて出てきます。

繰り返しになりますが、カタカムナと言靈を併せて開くと天の声が発生します。つまり天之御中主の声が投影して出てくるのです。天の氣が降りて初めて人類がカタカムナを開けるのであって、カタカムナは紐解いて読み解くといった類のものではありません。

つまり、主従関係があるということです。ここで主は天之御中主(万物の創造主)。そこからフラクタルに人類に降りてくるものをフトマニによって読み解いていくという捉え方です。日本にはこの読み解きの構造がかつてあり、これが日本が文明の発祥の地であるという証拠となります。多くの日本人はまだそのことを分かっていません。

現在世界は、カタカムナを学ぶ人も含めてこの根本原理を無くしてしまったために混沌としています。この世はフラクタルですから、現実世界でも混乱や戦乱が起こっています。荒唐無稽に思えると思いますが、カタカムナを学ぶ意義はここにあるのです。

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