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フトマニについて

カタカムナの中心図象は三つあります。その中で、フトマニは左右対称の形をしています。これは、手を合わせる姿、安定の姿とも言われています。二等辺三角形の安定した姿が潜象と現象にある、ということを表しています。そして、その周りに球があります。

真ん中は争わない、普通の十字が書かれています。後半に出てくるフトマニのサトリはもっとも大きなカタカムナのサトリの一つです。自分たちの力で自立して生きていける姿でもあります。

一方、宇宙の摂理はヤタノカガミで表されます。理想の完成された姿です。フトマニは真ん中にあって、変化のある時、中心図象に使われています。
また、フトマニは笏の原型とも言われている。これは戦いませんという意思表示そのものでもあります。

各歌の内容に関係する図象が真ん中に来ているのですが、11首にフトマニが使われているのは、イハフトヤがあるからです。

現象物の最初にあったものは対向発生します。しかも互換重合します。これらが両方あって進めるのです。それが鞠になって定着するのです。

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