今年よかったもの(2020年)
少し遠出のできる年になればよい、と去年の記事には書いたのだけど、遠出どころか外出さえもままならない事態となってしまい、予定とは逆の方向にがんばった1年となった。こんなにも自宅にいた年は今までになかった。まあでも「例年と違うことがしたい」ということではあったので、ある意味で達せられたと言えなくもない。自分ではなく世界のほうが動いてしまったというわけだ。
ELEMENTARY ホームズ&ワトソン in NY
言わずと知れた海外ドラマ。Amazonプライムビデオで今年始めてシーズン1から見始め、そんなに続けて見ているわけでもないのだが飽きずにシーズン5まで来てしまった。解決方法がわりと無茶なのはアメリカだからか。
マザーウォーター
小林聡美もたいまさこ系の映画。Huluで見る。家族関係がほとんど語られないまま、ある赤ちゃんが町のいろいろな人たちに託され、つながっていく。状況の不思議さのわりに大きな出来事が起こるわけでもなく、ゆっくり見られるのがよかった。
繕い裁つ人(映画)
原作マンガが好きで映画も見る。これもHulu。服も中谷美紀もきれい。
TRICK
Huluに入っていて、ちゃんと見たことがなかったので一番最初のシリーズを見て、その後Amazonプライムビデオにも来たので2まで見る。画面が4:3で粗いが、はじめのシリーズのエンディングを実家のテレビで見た覚えがあって懐かしかった。ストーリーもくだらなおもしろくてよい。ものすごくいまさらだが。
銀河英雄伝説
これもまたいまさら。Amazonプライムビデオに入ったのを機に初めて見始め、第3期を見ているところ。ガンダムとは違う感じで登場人物が多い。戦争ものだから当然とはいえよく死によく殺す描写には時代を感じた。ヤン・ウェンリーとラインハルトの人物像にはさすがの魅力がある。
鬼滅の刃 / 吾峠呼世晴
Amazonプライムビデオでアニメを見たあと続きからマンガを読んで完結。もはやメジャーになりすぎてなんともいえないが最後までおもしろかったのは確か。
わいるどらいふっ! 身近な生きもの観察図鑑 / 一日一種
5月くらいから暇すぎて近所の公園に鳥を見に行くようになってから読んだマンガ。鳥以外にもいろいろ載っている。4コマで楽しいし、服装や双眼鏡などのコラムも参考になった。
https://www.yamakei.co.jp/products/2819062920.html
琥珀の夢で酔いましょう / 依田温×村野真朱×杉村啓
これも暇すぎる時期に読んで、家でまた少しビールを飲むようになるきっかけになった。いろいろなクラフトビールの楽しみ方が描かれている。自分のビールの好みを知ることができた。3巻まで読む。
http://mag-garden-store.com/view/item/000000002027?category_page_id=ct1779
キミのお金はどこに消えるのか / 井上純一
今年は例の10万円のような助成金などの話題も多く、自ずからお金というものに興味を持たざるを得ない1年だった。これはマンガで経済のことや今の財政の問題点などを教えてくれる良書。消費税や国債についてなど、勘違いしていたことも多かった。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321803001108/
違国日記 / ヤマシタトモコ
両親をなくしたティーンネイジャーの姪を引き取る30代女性のストーリー。ものすごくよくて、出ている6巻まで全部読んだ。ひとりでもひとりでなくてもよいこと。わかりあってもわかりあえなくてもよいこと。
https://www.shodensha.co.jp/ikokunikki/
ブランチライン / 池辺葵
「繕い裁つ人」の作者の新作。4姉妹を中心にそれぞれの仕事や生活を描く。"普通"の家族の形は当たり前のものではない。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784396768058
うたうおばけ / くどうれいん
随筆集。友だちが多くてずるい、違う、うらやましい。楽しい文章で、影響されて自分のnoteにも少し長い文を書くようになる。自分はもともと文章を書くのが好きだったということを思い出させてくれた。
http://www.kankanbou.com/books/essay/0398
ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集 / 斉藤倫、高野文子
詩集というタイトルだけど基本的には対話篇で、いろいろな詩人の作品を紹介してくれる。遊びに来てくれる少年がいるのは楽しい。
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=5884
たやすみなさい / 岡野大嗣
第2歌集。表紙がきれいでずっと眺めていたい。寝る前に聞く音楽みたいな一冊。
http://www.kankanbou.com/books/tanka/gendai/0380
図書館の水源郷 / 図書館
夏のお供。2015年発売なのだが全く気付いていなかった。Spotifyで知る。
ドルフィノ / フレネシ
こちらも2013年発売で同じく全く気付いていなかった。フレネシが楽曲をサブスクリプションに入れてくれたおかげで知ることができ、ずっと聞く。
https://natalie.mu/music/news/102722
ヤマハ TSX-B237
使っていたミニコンポのCDトレイに異常が発生して買い替えた。木目調が部屋になじみ、音質も十分。ヤマハを使うのは初めて。長持ちしてほしい。
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/desktop_audio/tsx-b237/index.html
Surface Go 2
例の10万円をもらって余裕があったのでWindowsタブレットを買い替えた。初めて使うSurfaceは予想以上に質感が良く、キーボードを買わなくても自立するスタンドが付いているのが自分に合っていた。Microsoft製だからアップデートでもそれほど悩まなくていいはず。長く使いたい。
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/surface-go-2/8pt3s2vjmdr6?activetab=pivot%3aoverviewtab
シャープ KI-LS40
3年前に買ったダイキンの空気清浄機は性能は十分だったのだが今の部屋には大きすぎたため、スリムなものに買い替えた。シャープの株主セールで安かったというのもある。給水容器がバスケットみたいな取っ手付きで水を汲みやすい。加湿性能はややもの足りないが、機体付近であれば問題ないと思う。設置スペースはほぼ半分になった。助かる。
https://jp.sharp/kuusei/products/kils40/
HARIO モバイルミルスティック
手挽きミルをモーターで回すための棒である。本当にただそれだけの機能しかないのでもう少し安ければうれしかったけど、そういうものを誰か作ってくれないかなと思っていたので、「ぼくのかんがえたさいきょうのミル」を実現してくれたお礼を込めて購入。疲れていたり手を痛めている時に使うことを想定していたのだが使ってみるとめちゃめちゃ楽なので毎回これを使っており、もはや手で挽いていない。同じ速さで回るから粒が揃いやすいのもいいところだと思う。
ドミノ・ピザ
一人暮らしの自分にとってピザの出前は"""夢"""だったのだが、ドミノ・ピザだけは一人用のメニューをさほど高くない値段で配送してくれることに気付いた。外食がためらわれることも増えたので、来年もたまに使いたい。
水曜日のネコ
家でビールを飲むようになっていろいろ試したが、結局苦味のないこれが一番自分に合っていた(分類的には発泡酒)。すっきりしたホワイトエールでおいしい。
https://yonasato.com/ec/product/suiyoubino_neko/
コナブリューイング BIG WAVE ゴールデンエール
成城石井で見つけたゴールデンエール。色のわりに飲みやすく、フルーティでおいしい。実店舗だと1缶ずつ買える。
https://www.seijoishii.com/d/83225
ニトリ 防ダニ・温度調整掛ふとん
眠るときの体温調整がうまく行かずに寝付けないことが多いので、温度調整機能付きのふとんというのを買ってみた。仕組みがよくわからないけどいまのところの結果は良好。真冬も毛布を足せば越えられそう。
https://www.nitori-net.jp/ec/product/7543961s/
BEAMS PLUS ジャカード ツイード バルカラーコート GRAY HB
コートがほしくなり、ビームスオンラインストアのアウトレットで買う。手持ちがシンプルなものばかりになってきたので柄ものを。色はほぼモノトーンなので許されると思う。許せ。気に入ってしまったんだ。
https://www.beams.co.jp/item/beamsplus/coat/11190427803/
マザーハウス イチョウ ロング ウォレット オリーブ
以前テレビで見てから使ってみたかったマザーハウス。財布の買い替え時期になってようやく買えた。カード入れは多すぎた気もするけど、グラデーションの色合いや手触りはとてもよい。
https://shop.mother-house.jp/item/MG50473.html
来年どういう状況になるのかわからないからどうしたいとも言えないのだが、なにか小さな新しいことをできればいいかな、それだけで。
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