22.8.21の読書

川上未映子『夏物語』文藝春秋、2021年
28-32%(ヨドバシDoly版)

ずっと読もうと思っていたこの小説を、読書を趣味にした今年の、この夏のうちに読んでしまおうということで7月からちょっとずつ進めているが、他の本も読みながらなのでまだ3分の1くらいか。9月中なら夏だろうからそのくらいでなんとかしたいと思いつつ、夏の物語ではあるが夏子の物語でもあったので、無理しなくてもいいのかもしれない。でも第一部はまさに盛夏でのできごとで、この時期に読めてよかったとは思う。夏のうちに読んでおきたい本があとひとつ、笹井宏之『八月のフルート奏者』があるのだが、8月はもう終わってしまうのではないか。


『ダ・ヴィンチ』2022年9月号、KADOKAWA
p.170-187

そんなにテレビに興味があるわけではないのに弘中綾香の連載「アンクールな人生」はずっと読んでいて、弘中綾香ってどの人だろうと思っていた頃もあったのだが、いまは完全にわかるどころか「あざとくて何が悪いの?」をいつも見ている。今月は就職活動の話で、ちゃんと就活していてえらかった。


コナリミサト『珈琲いかがでしょう』3、マッグガーデン、2016年
p.99-164

コーヒーのマンガを読んでいたつもりだったのだがバイオレンスマンガになっていた。自分が脅されている状況でも「本当はいい人」と言ってくる垣根さんのメンタルがやばい。"普通の人"という立ち位置のはずなのに。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?